Japanese
HY
2017年04月号掲載
Member:名嘉 俊(Dr) 仲宗根 泉(Key/Vo)
Interviewer:荒金 良介
-いい話ですねぇ。泉さんが書いた曲(Track.7「ありがとう」)にも"幸せ"という言葉が入ってますよね。
仲宗根:そうですね。今回、私は曲がどんどん降りてくる感じでした。「ロックスター」(Track.4)は昔の曲で、1~2年ぐらい前かな。曲を練習してるときに、イントロが降りてきたんですよ。今回は自分たちと同年代というより、中高生に向けて曲を書きたいと思って。それは加藤ミリヤちゃんと一緒に「YOU...」(2014年リリースの29thシングル表題曲)を書いたときに、ラジオで若い人から恋愛相談みたいなものをもらって、それを参考にして曲を作ったんですよ。当時はHYにそれが還元されるとは思わなかったけど......今、自分は若い人に向けた恋愛をリアルに書きたいのかなと。それで、自分が中学生のころに好きだった人のことを思い出して書こうと。
-そういう意味では俊さんが書いた「BLUE」と曲のテーマは似てますよね?
名嘉:そうなんですよ。だから、「ロックスター」に助けられた部分もあって。映画のワンシーンみたいに曲を書きたいと思っていたから、泉が作った曲を聴いたら、自分よりもさらにフォーカスを当てた曲を書いていたので。しかも"ロックスター"という曲名なのに、最初は打ち込みの曲だったんですよ(笑)。結果的にバンドでやることになったんですけど。
仲宗根:「ロックスター」で初めてほかのメンバーにバラードを託したんですよ。いままでは自分の世界観が明確にありましたからね。でも「ロックスター」を打ち込みで聴かせたときに、スタッフに"R&Bじゃん"と指摘されて(笑)。ウチのメンバーはロックが得意だから、丸投げして好きにやってもらおうと。そしたらロックになりすぎちゃったから、女性のロック・スターみたいなイメージに変えてほしいと。
-そういう過程でできた曲なんですね。
名嘉:今作に辿り着くまでにいろんな人との巡り会いがあったから、自分が"CHANCE"というアルバム名を提案したんですよ。
仲宗根:人との出会いや、対人についての曲が多かったからね。"CHANCE"という言葉を調べたときに、"巡り会い"、"出会い"という言葉もあったから、これだなって。
名嘉:『CHANCE』にはこんな素敵な言葉が詰まってるんだよ、ということも伝えたくて。
-なるほど。それで「バタフライ」(Track.3)はいままでのHYになかった曲調ですね。シンセとアコギを組み合わせつつ、激しさもある曲調に仕上がってます。
名嘉:この曲には進化の最中という感じですね。作ったあとにもっと削ぎ落とせたなと思って。バンド・サウンドだけど、シンセが前に来ているし、そこにアコギを入れることでHYらしさを出そうと。次はそのアコギがなくなるんじゃないかな。どんどん変わっていくと思います。いま作ってる曲はさらにデジタルチックなものもありますからね。
-あと、三線を取り入れた「三月の陽炎」(Track.9)もすごくいい曲だなと。
名嘉:泉が書いた曲だけど、最初のアレンジからほとんど変えてなくて。
-俊さんのエモーショナルな歌声もいままでにないアプローチじゃないですか?
名嘉:それは泉の指導なんですよ。
仲宗根:俊の声の良さを知っていたから。友達から"英之の声もいいけど、俊もいいよね"って言われることもあったし。歌の音域や語尾の癖が俊と私は似てて、こういう歌い回しを俊が歌ったら、どうなるかなと思って。案の定、良かったですね。
名嘉:なぜ語尾が泉と似てると思います? 僕はカラオケで泉が書いた曲ばかり歌ってるんですよ。
-えっ、そうなんですか? 「366日」(2008年リリースの5thアルバム『HeartY』収録曲)とかを歌うんですか?
名嘉:もう、十八番ですよ! 泉よりも僕の方が十八番ですから。
-ははははは。
名嘉:Charaさん、MISIAさんの曲も歌いますけど、泉の曲が一番気持ちいいんですよ!
仲宗根:それ押しといてね? ちゃんと書いてよ(笑)。
-その成果がこの曲に表れたと。
仲宗根:俊の声の良さをもっとみんなに聴かせたくて、それが「三月の陽炎」という曲に当てはまったから良かったですね。
名嘉:こういうスロー・バラードを3人で歌うことも珍しいですからね。この曲もそうだけど、今回はアコースティックでも映える曲が多いかなと。
仲宗根:うん、メロディに力を入れたから。それがまた次作に活かされると思う。
名嘉:洋楽でもヒットしてる曲は音数が少なくて、声が前に出てるものも多いじゃないですか。それも参考にしました。
仲宗根:いいものを重ねなくても、評価されるから。尾崎豊の「I LOVE YOU」(1983年リリースの1stアルバム『十七歳の地図』収録曲)もそうじゃないですか。だから、自分たちの中にあるいい部分を突き詰めようと。
LIVE INFO
- 2025.12.19
-
(sic)boy
Helsinki Lambda Club
桃色ドロシー
ガラスの靴は落とさない
Nikoん
flumpool
吉井和哉
東京初期衝動
LiSA
BIGMAMA / THE BOYS&GIRLS / KALMA / オレンジスパイニクラブ / ハク。
SHERBETS
VII DAYS REASON
キノコホテル
羊文学
僕には通じない
Mrs. GREEN APPLE
BLUE ENCOUNT
- 2025.12.20
-
NANIMONO
PENGUIN RESEARCH
LACCO TOWER
RADWIMPS
ポルカドットスティングレイ
ぜんぶ君のせいだ。
The Cheserasera
flumpool
ハシリコミーズ
ZOCX
クジラ夜の街
ExWHYZ
浪漫革命
mudy on the 昨晩
"MERRY ROCK PARADE 2025"
ザ・クロマニヨンズ
Awesome City Club
SPECIAL OTHERS
LUCY
アイナ・ジ・エンド
め組
ACIDMAN
UVERworld
パピプペポは難しい
eastern youth
Mrs. GREEN APPLE
優里
- 2025.12.21
-
NANIMONO
The Biscats
桃色ドロシー
クジラ夜の街
RADWIMPS
LACCO TOWER
NEE
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
GLIM SPANKY
フラワーカンパニーズ
MOSHIMO
DURAN
(sic)boy
"MERRY ROCK PARADE 2025"
VII DAYS REASON
ザ・クロマニヨンズ
LiSA
Appare!
Newspeak
齋藤知輝(Academic BANANA)
Keishi Tanaka
鶴
清 竜人25
MONOEYES
暴動クラブ
UVERworld
OKAMOTO'S
優里
- 2025.12.22
-
DOES
東京スカパラダイスオーケストラ
フラワーカンパニーズ
Kroi
FINLANDS
アーバンギャルド × 氣志團
あいみょん
- 2025.12.26
-
(sic)boy
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
水曜日のカンパネラ
TOMOO
ポップしなないで
ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / 3markets[ ] / Cloudy ほか
坂本慎太郎
インナージャーニー
LACCO TOWER
UVERworld
RADWIMPS
RAY
- 2025.12.27
-
優里
東京スカパラダイスオーケストラ
MOS
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
ハシリコミーズ
Mirror,Mirror
ザ・クロマニヨンズ
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
the band apart × FRONTIER BACKYARD × ASPARAGUS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
ExWHYZ
Appare!
RADWIMPS
凛として時雨
- 2025.12.28
-
優里
水曜日のカンパネラ
MONO NO AWARE
LEGO BIG MORL
柄須賀 皇司(the paddles)
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KenKen
SPRISE
Nikoん
ザ・クロマニヨンズ
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
(sic)boy
YONA YONA WEEKENDERS
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
吉井和哉
Plastic Tree
- 2025.12.29
-
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KiSS KiSS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
"fractrec presents『OBSCURE TOWER 2025』"
Devil ANTHEM.
The Biscats
TOKYOてふてふ
- 2025.12.30
-
UVERworld
SIRUP / HY / Chara / 木村カエラ ほか
LiVS
RAY
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
KenKen
Another Diary
- 2025.12.31
-
UVERworld
ビレッジマンズストア / 夜の本気ダンス / THE BOYS&GIRLS / セックスマシーン!! ほか
SOIL&"PIMP"SESSIONS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
- 2026.01.03
-
NANIMONO
Poppin'Party
- 2026.01.05
-
UNDERWORLD
LiSA
RELEASE INFO
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.22
- 2025.12.24
- 2025.12.26
- 2025.12.27
- 2025.12.29
- 2026.01.01
- 2026.01.04
- 2026.01.06
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.12
- 2026.01.14
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ZOCX
Skream! 2025年12月号









