Japanese
セックスマシーン
2016年04月号掲載
Member:森田 剛史(Vo/Key) 近藤 潔(Gt/Key/Cho) 日野 亮(Ba/Key/Cho) ケンオガタ(Dr/Key/Cho)
Interviewer:山口 智男
精力的にリリースとライヴを続けている神戸の4人組、セックスマシーン(通称:セクマシ)が5thシングル『新世界へ』をリリース。今回のセクマシは持ち前のセンス・オブ・ユーモアをぐっと抑え、奇をてらわずにストレート且つシリアスに迫る! 神戸の陽気なおっさんたちというキャッチフレーズ(?)も今回ばかりは使えないだろう。メンバーたちのルーツである70年代のロックを思わせるストレートなサウンドに乗せ、旅立ちを爽やかに歌い上げる3曲はまさに新境地。彼らのことを色眼鏡で見ていた人にこそ聴いてほしい。
-昨年7月、前回のアルバム『響けよ我が声、と俺は言った』(2015年リリースの4thアルバム)のレコ発ツアーの初日に大阪のumeda AKASOで行ったライヴは台風が直撃してしまったそうですが。
森田:そうなんですよ。当日、Twitterを見ていたら、"行きたいけど行けない"って大勢の人がつぶやいていて。
近藤:電車も止まってたし。
オガタ:高速道路も通行止めになっちゃったんで、バスの人もダメで。
森田:ライヴハウスに来てくれた人も自宅になかなか帰れなかったそうで、家に着いたのが深夜3時だった人もいたようです。僕らも車で行って、帰ったんですけど、木が倒れていたり、土砂崩れが起こっていたりで道路も通行止めになってしまって、いろいろ迂回して、大阪から神戸まで帰るのに4時間ぐらいかかりました。
オガタ:普通だったら1時間ほどで帰れる道なんですよね。
森田:そんな中、困難な状況を乗り越えてきてくれた人たちは熱かったですね。でも、ライヴハウスに来ることができなかった人もいたので、その日のうちに、もう一度やろうってライヴハウス側と相談しました。
日野:それが今年1月のツアー・ファイナル(人類ゲストボーカル化計画"~台風リベンジマッチ~")だったんです。そのライヴは7月のツアー初日の倍ぐらいのお客さんが来てくれました。
近藤:そんなに来たの(笑)!?
-その"台風リベンジマッチ"からの9曲が、今回のシングル『新世界へ』に付属されるDVDに収録されているわけですね?
森田:はい。そのライヴのときはカメラもぎょうさん入れました。
日野:関西の映像関連の専門学校にお手伝いしてもらって、そこの学生さんに計7台のカメラを回していただきました。おかげですごく臨場感溢れる映像になりました。
森田:ブートレグ世代なので(笑)、これまではあえてお客さんやスタッフが舞台の袖から1カメで撮ってるような映像を意識してたんです。それはそれで臨場感がありますし。でも今回は引きがあって、寄りがあって、メンバーを追いかけるカメラもあったので、仕上がりの違いに驚きました(笑)。プロっぽくなっていて、DVDを作ってよかったなと思いました(笑)。DVDもぜひ見ていただきたいです。
-話の順序が逆になってしまったんですけど、今作は資料でも"新境地"と謳っているように、冗談めかしたところや照れを抜きにしたところで、奇をてらわずに真正面からストレート且つシリアスに歌った3曲です。
森田:作るにあたって、まず"シングル曲って何だろう?"と考えたんですよ。僕が中学生や高校生のころとは意味合いも変わってきているとは思うんですけど、その1曲で我々のすべてを判断されるという意味で、"初対面の人に、「これ、僕がやってることです!」と聴かせて、恥ずかしくない"というか、過不足のないものじゃないといけないと思って、1曲に1ヶ月ぐらいずつ時間をかけました。もちろん口ずさめるものという大前提はあったんですけど、"シングルで求められることってこういうことでしょ?"って3ヶ月続けて持っていった曲が今回の3曲なんです。その結果、奇をてらわないものになりました。冗談を言ったり、例えばライヴの1曲目にけったいな曲をやったりすることは、もちろん自分の一部、それも結構大きな一部ではあるんですけど(笑)、それはバンドとファンの距離を縮めるものであっても、本質だとは自分では考えてなかったんだと思うんですよ。それよりも、そういう曲で緊張をほぐしてからやる曲が本当にやりたいことだったのかなと。わりと真面目なんですね、僕。気づかなかったですけど(笑)。
日野:森田が言ったように、おちゃらける部分はジャブなんですけど、でも、聴き手にはバンドのすべてと思われてるんじゃないかって。まぁ、それは一部の方だけなのかもしれないですけど。
-セクマシのファンはそういうところはわかっているんじゃないでしょうか?
森田:ライヴに来てくれる人はわかってくれてると思うんですけど、YouTubeがこれだけ世間を席巻すると、ビデオになっている曲がイメージを占める割合が大きくなってきて。僕ら、「サルでもわかるラブソング」(2005年リリースの1stアルバム『ふられ気分のロックンロール』収録曲)を結構昔に作りまして、ありがたいことに再生回数も多いんですけど、その曲のイメージがまだ強いんじゃないかなと。もちろん、自分たちが発信したものが、お客さんからどう見えても責任を持って、"そうなんです"って言わないといけないとは思ってるんですよ。そのうえでストレートに自分がシングルとしていいと思えるものというか、"この歌、好きだな"って思ってもらえるようにしようと今回は思いました。そうすると、あまりアレンジも凝らず、どうやったらメロディが映えるかってところに意識が向きました。昔から知ってるライヴハウスの人には"君らは年々まともになるな"って言われて、"いやいや、いろいろ隠された意図があるんですよ"ってお茶を濁しましたけど(笑)。言葉にすると普通なんですけど、"こういうメロディだからこういう曲になるよね"ってことを考えていったんです。
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