Japanese
GOOD BYE APRIL
2016年03月号掲載
Member:倉品 翔(Vo/Gt/Key) 吉田 卓史(Gt) 延本 文音(Ba) つのけん(Dr)
Interviewer:山口 智男
-そんな4人が集まって、倉品さんが作詞作曲した曲を、どうやって形にしていくんですか?
倉品:作詞は延本と半々でやってるんです。いろいろな作り方があるんですけど、僕が弾き語りした曲を4人でアレンジしながら最後に歌詞をつけるというパターンが多いですね。もしくは僕がデモの段階まで作って持っていくこともあります。それは曲によりけりなんですけど。
延本:セッションで作ることも結構多いんですよ。スタジオでジャムってる間にいい流れが出てきて、そこにメロディを乗せて、"これ、曲にできた"ってこともあります。
倉品:ただ、今回はサウンド面でも今までとちょっと変えなきゃいけないと思っていたので、自分で曲をあらかじめ作りこんで、それを4人で広げていくことが多かったですね。2~3年前はセッションで作った曲がリード曲になっていたんですけど。
延本:ライヴをしながら、キメがあるかっこいい曲が足りないと思ったときは、それぞれにリフを持ってきたり、ハネのあるリズムを持ってきたり。やっぱり、いい歌ばかりの落ち着いたバンドだと、ライヴで眠くなっちゃうかなって思うんで、もうちょっと刺激的な遊べる曲があった方がいいよねと。リフやリズムで遊んでいるうちにそこに自然にコードが乗って......ということもあるんですよ。
-だからなのか。洋楽っぽいところもあるし、J-POPっぽいところもあるし、僕くらいの世代の人が聴いてもすごく懐かしいところがある。曲もリズミカルだったり、しっとりしていたりして幅広い。どういうバックグラウンドの人たちなんだろうって。ちょっと不思議だったんですよ。
倉品:欲張ってやってますね(笑)。僕はイギリスのバンドが好きなんです。OASIS、RADIOHEAD、TRAVIS、あとはアイスランドのバンドですけど、SIGUR RÓSが好きなんですよ。とことんあっちの空気感が好きで。そういう感じの曲も作るんですけど、バンドでセッションをしてると、アメリカっぽいリズムやリフから曲が広がるんです。
吉田:僕ら3人(吉田、延本、つのけん)はアメリカ寄りなんで。
倉品:でも、それが全然なしじゃない。それがいい曲になれば、ありなんですよ。
-そこに歌とメロディが乗ると、誰の真似でもない"GOOD BYE APRIL"の曲になると?
倉品:そう思ってやってます。僕がひとりで曲を作ってると、どうしても手癖の範疇になってきてしまうんで。それはそれで自分で磨いていけばいいと思うんですけど、せっかくバンドをやってるんだから、それがすべてじゃなくてもいい――手癖で作った曲ってライヴでノれなかったり、気持ち良くなかったり、欠けちゃう要素が多少なりともあるんですよ。でもセッションで作った曲は僕がひとりで作れない要素を持っている。だからバンドとしてその両方を活かせてるんじゃないかって思っています。
-今回はサウンド面を変えようとおっしゃっていましたけど、1stフル・アルバムを作るにあたって、どんな作品にしたいと考えたんですか?
倉品:J-POPのど真ん中を狙いたいと思いながら曲を作ってきたんですけど、ギター・ロック系の音を出していると、そういうふうにしか伝わらないというか、まだまだピアノ~ギター・ロック系バンドにしか見られてないと思っていて。むしろ前作(2014年リリースのTOWER RECORDS限定盤『アイム・イン・ユー』)の方が、4人の音だけでどこまでやれるのかって、結構ロック・バンドっぽいことをやったんですよ。その結果、ギター・ロック・バンドにしか見られてないっていうフラストレーションがあって、でもそうじゃないんです。自分たちは山下達郎さんとか大滝詠一さんも好きだし、それぞれに王道J-POPで好きなものもたくさんあるのに、それがバンドの音に活かせてないと思ったんですよ。だから、今回はそれをとことん活かして、聴いた人にまでちゃんと伝わるものにしないといけないと思ってました。そのためには、バンド・サウンド以外の音も曲が必要としているなら何でも入れようというスタンスで、前回とは真逆のことをやりました。楽曲が良くなれば何でもいいと考えたんですよ。
延本:いつか合唱曲になるような曲を作りたいという私の中の目標が、坂本九さんの「心の瞳」(1985年リリースのシングル『懐しきlove-song』収録)で自分の中では究極の合唱曲だと思ってるんです。この曲は坂本九さんが歌っていたことをもうほとんどの人が知らないくらいなのに、未だに合唱曲として歌われている。それが美しい。そういうバンドに見られたいんです。今作はそういう足がかりになればいいと思いながら作りました。
倉品:TRAVISも、"バンドが残らなくても自分らの曲だけ残ってくれればいい"と言っているんですよ。まさにそれだなって思ったんです。自分を主張したくてステージに立っているんじゃなくて、自分が作った音楽を届けたいからそこにいるだけで、脚光を浴びるのは自分じゃなくて曲だっていう思いが僕の中にはずっとあるんですよ。
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