Japanese
101A
2015年09月号掲載
Member:noah(Vo/Gt) the k(Ba/Prog) Sally(Dr)
Interviewer:山口 智男
グランジ、シューゲイザー、インダストリアルなどの影響を昇華した唯一無二のダーク&ファンタジックなサウンドが密かに人気を集めているロック・バンド、101AがSkream!に初登場。表現としてのアンダーグラウンドにこだわりながら、世界を股にかけ、ライヴ活動を行ってきた3人にこれまでの活動を振り返ってもらった。10月1日には、渋谷WWWでワンマン・ライヴ"flood floor 白の遠景"を開催。ワンマン・ライヴに込めた想いと、そこで先行リリースするトリプルAサイド・シングルについても話を訊いた。
-今回、はじめまして、という読者も少なくないと思いますので、結成の経緯や、その後どんなふうに活動してきたかを、まず教えてもらってもいいですか?
the k:僕が雑誌に載せたメンバー募集にnoahが応募してきて、101Aの前身の"decay"ってバンドが始まるんですけど、ライヴ活動やりながらなんとなくオーディションを受けてみたら、YMOの高橋幸宏さんが気に入ってくれて、インディー・レーベルからデビューしたんですよ。それからいろいろあって(笑)。最初は僕がギターで、noahがヴォーカルで、他にベースとドラムがいたんですけど、その2人が抜けてしまったんで、代わりを探さずに僕がベースをやるから、ギターを弾きなよって2人でずっとやってました。たまに僕がドラムを叩いて、ドラム&ギターだったり、打ち込みにギターとヴォーカルだったり、いろいろ形を変えながらやってきたんですけど、いろいろご縁があって、5人ぐらいサポートの方にドラムを叩いてもらいながら活動を続けて、ロンドンに行ったんです。日本じゃそんなに売れねえなって(笑)。そしたらロンドンでテロに遭っちゃったんですよ。ホテルを出たらドーンって爆発して、そのあたりが封鎖されちゃったんですけど、ライヴの予定が決まってたんで、とりあえず行かなきゃって(笑)。カムデンの先にケンティッシュ・タウンって街があるんですけど、そこにあるBull & Gateってライヴハウスまで、なんとか辿りついたら、結構動員もあって。
-ライヴは中止にならなかったんですか?
the k:出演をキャンセルしたバンドもいたんですけどね。僕ら含め2バンドしか来なかったけど、ちゃんとライヴをやったら、評価してくれて、"また来いよ"って言われたから3ヶ月後ぐらいに、また行ったんですよ(笑)。そしたら動員も増えて、"おまえら根性あるな"って。
noah:ホームページのマンスリー・スケジュールの表紙アーティストにしてもらえて。
the k:それがきっかけだったのかな。ベルギーからライヴをやってくれって話が来たんですよ。そのときはSallyも行ったんだよね。ベルギーとフランス。
Sally:うん、行きました。ロンドンも表紙アーティストにしてもらったときは行ってるんですよ。
noah:あ、でも、2回表紙にしてもらってるからSallyが行ったのは3回目なんですよ。
the k:そんなに行ったの(笑)!?
-最初、ロンドンに行ったのはきっかけがあったんですか?
noah:Bull & Gateは私が直接、メールでやりとりしてブッキングしました。
the k:1年ぐらいかけてね。僕らホント、インディーズもインディーズだったからノウハウもコネクションもなかったんですよ。そのあと、たまたま日本の若いアーティストの作品を海外に紹介したいっていう人に出会って、その人が"Rough Trade Records"に僕らのCDを持っていってくれて、直接、社長に聴いてもらったら、"頑張ってるね。うちの名前を使っていいからライヴハウスをブッキングしてこいよ"って。それから段々、話が増えていって、そのときはまだSallyはサポートだったんですけど、彼のドラムは僕らふたりとも好きだったから、"メンバーになりませんか?"って正式に入ってもらって、それから中国を回ろうって話になったんですよ。あ、その前に韓国に行ったんだ。渋谷CYCLONEでワンマンをやったとき、韓国人のお客さんがCDをたくさん買っていったんですよ。そしたら次の日、連絡があって、"韓国のテレビ局でディレクターをやってて、音楽番組を持ってるんだけど、出演してください"って言うから、韓国に行ったら、1時間の特集番組を組んでくれて。そこで出会った韓国のバンドが日本に来たとき、面倒を見てあげたら、"一緒に中国を回りませんか"って。で、まず台湾でCDをリリースして、何回ぐらい行ったかな、台湾。3回?
Sally:いや、2回じゃない?
the k:ワンマンもやったよね。最初はTHE STAR CLUBと矢沢洋子さんとKEYTALKとフェスに出たんですよ。それから中国に乗り込んでいったんですけど、休みなしに1週間ぐらいツアーしたんだよね。
Sally:香港、マカオ、深圳、珠海。
the k:そういうところを回っていうるちに、今度は中国で働いているセルビア人が僕らのライヴを見て、"セルビアでライヴやってくれ"って言うから、ウソかホントかわからないけど、いいよって答えたら、帰国後、連絡が来て、"今度日本に行くからMVを撮らせてくれ"って。
noah:映像のプロジェクトをやってる人だったんですよ。
the k:で、MVを撮ってもらって、彼のブッキングでセルビアに行って、2週間、毎日、ライヴやりました。すごいのが当日、会場に行かないと、その日、何バンド出るかわからない。あるときなんて、会場に着いて、持ち時間を聞いたら、"今日はワンマンです"って(笑)。
noah:"だから好きなだけやってください"って(笑)。
the k:そのツアーの最後が"Exit Festival"っていう25万人ぐらい集まるフェスで、僕らが出た日のトリがNick Caveで、僕らは3番目ぐらいのステージだったんですけど、僕らの前がPRONGで。
Sally:PRONGのドラマーの汗が尋常じゃなかった。ドラム・セットとセット周りがびちょびちょで、誰も拭いてくれない。"このままやるのか、うへぇ"って(笑)。
the k:PRONGのメンバー、楽屋にクシを借りにきたよね(笑)。使い古したクシだったんだけど、貸してあげたらすごい喜んでもらえた。
Sally:Thom YorkeのATOMS FOR PEACEとかTHE PRODIGYも出てましたね。
the k:あまりに巨大すぎて、会場内を回る気にならなかった。
noah:無理無理。昔の城跡をそのまま会場にしてるんですよ。
Sally:しかも島が丸ごと会場っていうね。
noah:大砲なんかが残ってて、みんなそこの上でライヴを観てる(笑)。
LIVE INFO
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.30
-
打首獄門同好会
Hedigan's
緑黄色社会
MONOEYES
Mirror,Mirror
ヨルシカ
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~YOU MAY DREAM~"
- 2025.10.02
-
オレンジスパイニクラブ
THE ORAL CIGARETTES
感覚ピエロ
緑黄色社会
打首獄門同好会
Hump Back
たかはしほのか(リーガルリリー)
キュウソネコカミ
大森靖子
SHE'S
- 2025.10.03
-
INORAN
アイナ・ジ・エンド
reGretGirl
キタニタツヤ
挫・人間
ナナヲアカリ
Aooo
MONOEYES
eastern youth
Laura day romance
Kroi
KING BROTHERS
moon drop
すなお / TELLECHO
藤森元生(SAKANAMON)
OKAMOTO'S
Omoinotake
鋭児
Amber's
ぜんぶ君のせいだ。
WtB
- 2025.10.04
-
Appare!
水曜日のカンパネラ
フレデリック
reGretGirl
KANA-BOON
wacci
優里
YONA YONA WEEKENDERS
Cody・Lee(李)
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
ART-SCHOOL
irienchy × no more
藤森元生(SAKANAMON)
ExWHYZ
w.o.d. / ガガガSP / モーモールルギャバン / ZAZEN BOYS / 浪漫革命 ほか
LiSA
LACCO TOWER
ASP
終活クラブ
a flood of circle
トンボコープ
WtB
TOKYOてふてふ
僕には通じない
Rei
cinema staff
brainchild's
"PIA MUSIC COMPLEX 2025"
Bye-Bye-Handの方程式
indigo la End
- 2025.10.05
-
岸田教団&THE明星ロケッツ
水曜日のカンパネラ
ビレッジマンズストア
Omoinotake
LONGMAN
ExWHYZ
INORAN
フレデリック
優里
TOKYOてふてふ
アイナ・ジ・エンド
PIGGS
挫・人間
I Don't Like Mondays.
Hump Back / FIVE NEW OLD / 儀間建太(愛はズボーン) / 髭 / 石野卓球 ほか
WtB
キタニタツヤ
ザ・ダービーズ
Rei
a flood of circle
秋山黄色
PEDRO
セックスマシーン!!
LACCO TOWER
chilldspot
YONA YONA WEEKENDERS
moon drop
the telephones
東京初期衝動
LEGO BIG MORL
シド
羽深創太(GIOVANNI)
Cody・Lee(李)
"PIA MUSIC COMPLEX 2025"
Bye-Bye-Handの方程式
TOOBOE
indigo la End
the cabs
Czecho No Republic
RELEASE INFO
- 2025.09.22
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号