Japanese
イツエ
2015年02月号掲載
Member:瑞葵 (Vo) 久慈 陽一朗 (Gt) 馬場 義也 (Ba) 吉田 大祐 (Dr)
Interviewer:沖 さやこ
-本当にそれは変化した部分ですよね。今までのイツエはクールで、リスナーとは違う位置からしっかり世界観を作り上げて見せるイメージがあったのですが、『今夜絶対』というアルバムは聴き手に歩み寄っている。さらに歌が活きた曲たちになっていると思います。
瑞葵:そうですね、やっぱり独りよがりじゃだめかなって。ハタチや21歳のころに書いた歌詞もすごく好きなんですけど、それからいろんな経験をしてきて......。歳を取ると涙もろくなると言うじゃないですか。それは歳のせいと言うよりは、その間に何年も何年もいろんな経験をしてきたからこそだと思うんです。だからここで歌詞が何も変わっていなかったら、わたしは成長していないということだと思うんですよね。こういう歌詞が書けたのは喜びでもあります。......怖かったんですけどね。"イメージと違うんだけどって言われちゃったらどうしよう"と思ったし。でもそれでもいいかなって。
-特に20代前半は、女子から女性へ移り変わる、変化の大きい時期ですからね。楽器隊の皆さんが感じる、瑞葵さんの変化はどのようなところでしょう?
吉田:今日このインタビューの前にスタジオに入ってたんですけど、一発目の歌い出しから歌い方が全然違うなと思って。それには毎回びっくりさせられますね。
瑞葵:うそ! 気付いた!? 今新しい歌を研究してて、今日それを試したんだけど......よくわかったね!? ......やるじゃん(笑)。
全員:はははは(笑)。
馬場:僕はレコーディングですべてのパートに大体立ち合っているんで、メンバーの中でも瑞葵の歌声を聴く回数が多いんです。これまでずっと、そのときそのときの瑞葵の、NGテイクもOKテイクもたくさん聴いてきて――こう思ってる人はきっと多いと思うんですけど、瑞葵の声が1番気持ちよく響くキーがあるんです。今回は、その声の気持ちいいポイントが増えてきたと思います。
-ああ、確かに。それはすごく思いました。
瑞葵:へぇ~!
馬場:高い声は感情的になるじゃないですか。変な話、裏返るぐらいが人間味があって僕は好きだったりするんです。昔は裏返りそうだけどまだちょっと余裕がある、ぎりぎりの高い声が出た瞬間にふっと出る等身大の瑞葵らしさの境目が1番気持ちよかったんですね。それが今回は低い部分や裏声の部分、いろんなところに気持ちいい箇所が出てきたんです。だから彼女の歌をチェックしているとき楽しくなってくるんですよね。ひとりでレコーディングしたものを聴きながら"ここもいい、ここもいい! いいとこいっぱいあるなあ!"って感動して。そのわくわくを感じることが多くなってきました。スタジオやステージではなかなかわからないので、レコーディングでじっくりと聴くことで良さを感じました。
久慈:ライヴでは、勇気を持って歌っているなと強く感じます。やっぱり、真ん中に立つ人は選ばれた人だと思うんです。恐らくそれは勇気を持っている人で、勇気を出している人。......イツエの前のバンドで真ん中に立ってライヴをしたことがあるんですけど、そのときに"あ、俺は真ん中に立つ人間じゃない""ここに立つ人間は決まっている"と思ったんです。
瑞葵:私は結構ビビリなので(笑)。昔は人と目を合わせて喋るのも苦手なくらいだったんです。......でもやっぱり、吹っ切れたのかな。
馬場:昔は車の中で寝るときも、無意識のうちに顔を隠して寝てたよね。でも最近はマスクをしてるのもあるかもしれないけど、上を向いておでこ全開で寝てたりして(笑)。そういう小さいところにも、自信は出てるかもしれませんね。
-イツエのスタートは2008年に、同じバンドで活動していた馬場さんと吉田さんがツアー先で瑞葵さんと出会って、偶然知った彼女の歌声に魅せられて馬場さんが結成の準備を始めたことがきっかけですよね。もともと友達からスタートしたバンドではなくて、おまけに紅一点という環境で、そこまで自分を出せるようになったのは大きいことですし、環境が整ったということだとも思います。
瑞葵:ああ、確かに。
-なのでこの『今夜絶対』も、みなさんが今までイツエという畑に敷き詰めた土を、4人で耕したような作品だと思いました。そういう柔軟性ややわらかさを感じたんです。
馬場:やっぱりお客さんのお陰なんですよね。もともと最初みんな、イツエで拳を上げさせることは望んでなくて。でもお客さんが歩み寄ってくれたことによって、こちらが心を開かされたというか。......目の前にいる人がこんなに本気で向かってきているのに壁作ってたら意味ないなと思ったのがこの2年間なので。お客さんに向き合わされた――それってすごくいいことだと思うんですよね。こっちが発信して、聴き手も"負けないぞ"と発信する。お互いが乗っかっていくような環境だったので、今回のアルバムは本当にその感じや、ライヴで大事な抑揚が出ていると思います。
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