Japanese
本棚のモヨコ
2014年11月号掲載
Member:森 脩平 (Vo/Gt) 今野 (Gt/Cho) みどりちゃん (Dr/Cho) ゆちよ (Vo/Key) 宗詩郎 (Ba/Cho)
Interviewer:天野 史彬
1秒先の自分が笑っているか泣いているかなんてわからない――結局、僕らが立っているのはそんな不安定な地平だ。そしてロックンロールとは、そんな不安を楽しむ音楽だ。札幌出身の5人組、本棚のモヨコが1stアルバム『TOMORROW NEVER KNOWS』を完成させた。現実を退けるのではなく、現実を生き抜くための"夢"を描いたリアルなロックンロール。90年代オルタナ経由のざらついたギターに、レトロな質感を漂わせる鍵盤の音色。可愛らしいメロディに包まれながら、主人公はひねくれた声で歌う。"不安でも未完でも僕らは明日を楽しむから"――さぁ朝がきたぞ、目を覚ませ!夢をみろ!
-1stフル・アルバム『TOMORROW NEVER KNOWS』を聴かせていただいて、現実に夢を突き立てているような、切実なロックンロールが鳴っている作品だと思いました。まずは本誌初登場なので、バンド結成の経緯から教えていただけますか?
森:メンバーの男3人(森、宗詩郎、今野)は高校時代から同級生で、大学も一緒だったんですけど、そこでバンドを組んで。最初はもうひとりドラムもいて活動してたんですけど、そのバンドが解散しちゃったんです。でも僕はまだバンドをやりたかったので"本棚のモヨコ"っていう名前をつけて一から活動し始めて。そこで改めてメンバー募集をして女の子2人(ゆちよ、みどりちゃん)も加わって、この5人になった感じです。
-高校生のころはバンドはやらなかったんですか?
森:コピーぐらいはやってたんですけど、大学でちゃんと曲を作り始めたっていう感じです。もともと曲は作りたかったんですけど、高校生のころはまだ作れなかったし、作ったとしても形にできなくて。でも大学に入って、メンバーも揃ってちゃんと活動も始めたので、曲作りもやるようになりました。
-本棚のモヨコっていうバンド名はどこから?
森:ひと目見て"ん?"ってひっかかる名前にしたくて。あと、売れたい意識から検索をしたときにひっかかる名前にしようっていうズルい考えもあったんですけど(笑)。もともと、本棚が好きなんです。人の本棚を見るのとか、自分の本棚も暇なときは並べ替えたりしてたので、自分の好きなものって考えたときに"本棚"ってつけて。あと、"モヨコ"は適当です。
-安野モヨコ作品に影響を受けてるとかじゃないんですか?
森:安野モヨコさんの本、持ってないんですよ......。
-ははは(笑)。そうなんですね。
森:全然意識してなくて。どちらかと言えば、僕は筋肉少女帯が好きなんですけど、大槻ケンヂさんが昔、"大槻モヨコ"って名乗ってたのを知ってたので......まぁ、そこからってわけでもないんですけどね。なんとなく"モヨコ"っていう言葉が好きだったっていう感じです。
-なるほど。でも、本棚を見るのって楽しいですよね。本の並びとか見ると、その人の頭の中がわかる感じがして。
森:そうです、そうです(笑)。面白いですよね。
-本棚のモヨコとして男性メンバー3人で始めたのはどんなバンドだったんですか? 音楽性は今のモヨコに通じる部分はすでにあったんでしょうか?
森:いや、全然違いました。中学高校のころにメロコアとか青春パンクとかのインディーズ・ブームがあって。そこらへんをみんな聴いてたので、最初はパンクな感じの音楽をワーッとやってましたね。簡単だったんですよね、最初はみんな楽器もできないけど、パンクだったら単純だしコード進行も3つくらいでワーワー騒げるから。
-今の本棚のモヨコにはあまりメロコアやパンクの要素ってないですよね。今回のアルバムを聴いても、パンクよりはシューゲイザーとかガレージとか、もうちょっとオルタナティヴな要素を感じるんですが、今の音楽性に変化していったのはどういう経緯があったんですか?
森:前のバンドのときは、ブームがあって周りもそればっかりだったからっていう理由でパンクをやってたんですけど、でも自分で曲を作り始めると、どれもしっくりこないなって思ってて。"これは本当に俺のやりたいことなのかな?"って試行錯誤しながら1~2年活動してたんですけど、そのうちに本当に自分のやりたいことというか、性に合ってるものが見つかってきたんですよね。作る曲も、パンクというよりはポップな方向に行くようになって......その変化のせいで最初のバンドは終わっちゃったんですけど(笑)。で、また本棚のモヨコとして一から始めるときにはもう自分のやりたいことは固まってたし、"俺はこういう人間なんだなぁ"と思いながら曲を作り始めたら、それがしっくりきて。"あ、自分も納得いく曲が作れたな"って思えたら、そこから止まんなくなりました。僕の中のテーマが完成したら、あとは好きにやろうって感じでしたね。
-そのテーマって、具体的に言葉にすることはできますか?
森:う~ん、難しいな......もう、今の感じですね。本棚のモヨコとして作り始めてからは、全部満足いってて。
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