Japanese
本棚のモヨコ
2014年11月号掲載
Member:森 脩平 (Vo/Gt) 今野 (Gt/Cho) みどりちゃん (Dr/Cho) ゆちよ (Vo/Key) 宗詩郎 (Ba/Cho)
Interviewer:天野 史彬
-先ほど、みどりちゃんさんから森さんの作る曲は"友達がいない人にスッと入ってくる"というコメントがありましたけど、森さんはどうだったんですか?
森:まぁ、高校時代なんかは(友達が)いたと言っても今の男子メンバーぐらいでしたね(笑)。バンドは始めていたので、音楽が好きな人たちの中では"これがいいよ、あれがいいよ"って会話ができたんですけど......でも、大学入ってからは友達いなかったなぁ......。バンドしかなかったです。友達は欲しいんですよ。でも、できない......なんでですかね(笑)?壁があるって言われるんです。それは自分ではよくわからないんですよね......。中学のころもそんな感じだったんですよ。なので高校デビューしようと思って、高校1年の4月に自分をチャラく楽しく変えたんですけど、すぐもとに戻っちゃって(笑)。それからは前よりも暗くなっちゃって......。
-ははは(笑)。メンバーのみなさんから見て、森さんってどんな人ですか?
宗詩郎:大学では学部が違ったんですけど、たまに見かけたらヘッドフォンつけてこうやって(机に突っ伏して)ましたね。それは、"友達が欲しかった"って言う人の行動とは思えない(笑)。
ゆちよ:(森は)私と似てるところもあるんですけど、正反対の部分もあって。森くんってきっちり真面目なんです。部屋も綺麗だし、いつも怒られるというか、面倒見てくれます(笑)。
-へえ。でも、さっきの本棚を見るのが好きっていう話もそうですけど、森さんは人の頭の中を覗くのが好きなんじゃないですか?
森:そうですね、見ちゃいますね。そして深読みしようとしますね。どうしてこうなったのか?っていうのを何事も考えちゃって、自分の中で結論を出しちゃいます。
-それって上手くいくときもあれば、失敗するときもありそうですよね。上手くいけば人に気を使えるっていうことだけど、下手すれば独りよがりになるってことだから。
森:でも、そこまで自分に深く関わってきてくれる人もいないんですよ(笑)。だから、関わってきてくれたら、それだけで嬉しいですね。ずうずうしい人とかがいると、嬉しくて。こんなに俺に関わってくれるんだって。
-その意識はリスナーとの関係性にも繋がってそうですね。みどりちゃんさんから見ると森さんってどんな人ですか?
みどりちゃん:ずっと若い人だなって思います。私より5個ぐらい年上なんですけど、同じくらいに感じる(笑)。
森:いや、もっと下だね。大人になりきれない......。
-それはどうしてだと思いますか?
森:う~ん......というか、みんなが大人になっていくのが不思議でしょうがないです。どうしてみんな、そんなちゃんと変われるんだろう。ちゃんと進んでいけるのが羨ましいです。やり残してることもたくさんあるし、バンドやってるのもずっと変わらないし......変わらない。けど、変わりたいですね。大人になりたい。
-本棚のモヨコの曲の中には子供時代を思わせるモチーフもたくさん出てきますよね。今回のアルバムだとTrack.2「魔法の条件」とかTrack.3「夢のアニメ化」とか。リード・トラックであるTrack.12「朝色」のMVの舞台も学校だったし。
森:そうですね......やっぱりそれも、僕自身が大人になりきれてないからだと思います。結構いい年になっちゃったけど、高校時代のままここまで来てる感じがあって。全然懐かしくないんですよね。たぶん、30代くらいまでこのままだと思います。
-あと、歌詞の中やタイトルに一貫して"夢"という言葉が多く出てきますよね。森さんにとって"夢"ってどういうものですか?
森:う~ん......対象にしやすいものかな。意識は全然してないんですけど、曲ができると歌詞に"夢"っていう言葉がいっぱい入っちゃってて。タイトルもあとから見ると"夢"だらけだったりするし。そんなつもりないんですけどね。今作っているのでも、未だに"夢"って入った曲作っちゃってますね。
-"夢"という言葉から、多くの人は2通りのイメージを持つと思うんですよ。寝てみる"夢"と、"~になりたい"みたいな願望を示す"夢"と。森さんにとっての"夢"はどちらの方が重要ですか?
森:どっちもです。どっちも好きですね。寝てみる夢は意味わかんないし。あれって、何言われても納得できないんですよね。深い眠りにつくと現実じゃありえないようなことをしたりしてるから、現実と夢と、どっちが正しいんだろうと思ったりするし......僕、ロマンがあるんですよね(笑)。なんなんですかね?
-いや、でもわかります。"夢"って、どちらの意味にせよ現実と地続きでありながら現実でないっていう特殊なものだと思うんですけど、森さんは音楽の中に現実とは違うものを求めている部分はあると思いますか?
森:あると思います。(音楽は)夢と一緒だと思います。曲の中は無限大なので何でもできるし、何やってもいいし。僕の中で曲の中っていうのは現実とは別の空間で、そこに僕が入っていって、その中で僕としての意見をワーッと言っていったものをまとめたものが本棚のモヨコの曲で。その曲を使って聴いてくれる人と関われるのが楽しいです。普段友達がいないっていうのもあるけど、そこでいろんな人と関わりたい。曲のちょっとした部分に共感してくれたり、"ここの歌詞がわかる"って言ってくれるっていうことは、お互いで気づき合えたっていうことだと思うんですよ。直接関わりがなくてもCDが出ることで全然僕の知らない人が聴いてくれて、僕に共感してくれるのは嬉しいです。"あ、関われた!"って思います。
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