Japanese
sympathy
2014年08月号掲載
Member:今井 夏紀 (Ba) 田口 華也奈 (Gt) 門舛 友架 (Dr) 柴田 優 (Vo/Gt)
Interviewer:天野 史彬
高知出身、大学進学したばかりの平均年齢19歳のガールズ・バンド、sympathy。今年4月に四国限定でリリースされ、この8月に全国リリースされることとなった彼女たちの1stミニ・アルバム『カーテンコールの街』には、制服を着ていた頃の少女たちが、そのあまりに短すぎる青春という季節の中で感じた喜びと痛みが詰まっている。抑え切れない破壊衝動と枕に沁み込む涙のような切なさを同居させたそのサウンドは、あらかじめ失われることを定められた"若さ"が宿す刹那を、永遠の中に閉じ込める。その狂おしいほどの煌きの根源を、メンバー全員メール・インタビューで掘り下げた。
-皆さんは高校生の頃にsympathyを結成されたと思うのですが、結成の経緯を教えてください。また、バンドを結成する際に男を入れず女子メンバーだけで組むことは、特別に意識していたことだったのでしょうか?
華也奈:私たちは高校のフォーク・ソング部の仲間なんですね。最初はバンドもまだ決まらず、パートに分けて練習してて。そしたら優が"バンドやろうよ!ベースはもう決まってる!"って、それが夏紀でした。それで私は、当時キーボード希望の友架を引き連れて(笑)。 友架:成り行きというか奇跡というか......って感じで集まったメンバーです(笑)。なので、女子だけっていうのもとくに意識はしてませんでした。 優:私もとくに意識はしてないんですけど、可愛い子が好きなので、逃がすかって感じで、華也奈には声かけましたね......。
-皆さんがバンドという表現形態を選んだのはどうしてだったのでしょうか? 皆さんはアニメ"けいおん!"が流行った世代だと思いますが、同時にボーカロイドの登場もあって、バンド以外の音楽活動のやり方も認知されていった世代なのではないかと思います。皆さんの周りでは、みんなどんな形で音楽をやっていましたか?
華也奈:私は小学生のときから音楽が好きで、大きくなったらバンドするぞ!って思ってて、高校生で大きくなったので始めました。 友架:華也奈は148cmですが......。私は"けいおん!"を観てからバンドに憧れてましたね。あと母がバンドをしてたので。実際やるつもりではなかったんですけど、部活に入ってみると、これが楽しくて。周りもバンド組んでる人が多かったですね。バンド組んでボカロの曲をしてるって感じでした。 夏紀:私は完全に父の影響で、音楽をバンドという形でやろうと思いました。小さい頃からよく父が寝る前とかにギターを弾きながらTHE BEATLESの曲を歌ってくれてて......。歌は下手なんですけどね(笑)。 優:私はボーカロイドと"けいおん!"大好きでした! だからバンドをやろうってなったわけではないんですけど、でも高校受験のときは、"けいおん!"を観て高校生とかバンドとかへの憧れを爆発させてエネルギーにしてましたね。
-以前、SISTERJETにインタビューしたときに、ギター・ヴォーカルのWATARU.Sさんが"最近は女の子の方が元気がいい。楽器を持って歩いてるのは女の子が多くて、男の子は部屋に閉じこもってる"と語っていました。皆さんは、このWATARUさんの意見に同意しますか? 皆さんから見て、同世代の男の子たちはどう見えてますか?
友架:賛成ですね。私たちが割と活発なので。元から女子はみんなで何かをするのが好きな生き物だと思ってます(笑)。同世代の男子はクールってイメージです。草食系が増えてるんですかね?
-音楽専門学校OSM主催のMUSIC CAMPに出場し地区大会代表に選出されていますが、このコンテストに出場したのはどうしてだったのでしょうか?
華也奈:これは学校の先輩がこんなのあるよって教えてくれて。ノルマ代もないし、場慣れにもなるし、経験値を得るために出ました。
-最初はコピー・バンドとして活動していたようですが、どのようなバンドのコピーをしていましたか? また、コピーしていたバンド以外にも、影響を受けた好きなミュージシャンがいたら教えてください。
華也奈:コピーしていたのはGO!GO!7188やチャットモンチー、あとちょっとだけ相対性理論。好き且つやりやすいバンド。メンバーみんな好きなアーティストはバラバラですが、やはり相対性理論と椎名林檎はみんな共通して好きなんじゃないですか? 優:コピーしてたバンドは、練習になる、それ且つ、好きな曲って感じなんじゃないかなって思ってます。私は高校生になる直前まで音楽に疎くて、両親が聴いてる音楽をただ聴くって感じだったので、高校生になって周りの影響受けまくりでしたね。華也奈の聴いてる音楽をかじってました(笑)。 夏紀:影響を受けたバンドや好きなバンドは本当にメンバーそれぞれバラバラなので、いい刺激になります。
-2013年からオリジナル楽曲でのライヴを行い、同年5月には初の音源『女子更正』をリリースしていますね。オリジナル曲を作ろうと思ったのはどうしてだったのでしょうか?
華也奈:卒業前に全曲オリジナルでライヴするのが私の中では目標で。お世話になってたライヴハウスの方に"次のライヴで全曲オリジナル作って演って"って言われ、"無理っしょー!!!"と思いつつ、なぜかできた、気がします(笑)。 友架:そうですね(笑)。きっかけをいただいてからはとにかくオリジナルでライヴをすることを目標に作りました。 優:成り行きです。
-また、その頃には地元・高知の音楽番組で特集を組まれたり、大手レコード会社から声もかかっていたと資料には書いてあるのですが、そこでレコード会社と契約したりせず"お受験"を優先して活動休止した理由はどうしてだったのですか?
優:声をかけていただいたというか、ライヴに来ていただいただけなんですけど。オリジナルでライヴすることを勧められて、楽しくなって作って、そのままレコーディングって感じです。 あと(大学進学を選んだのは)、音楽というか、このメンバーで好きなことやれたらいいなって思ってたんですけど、夢だけじゃ食っていけないことはみんな知ってるし、やりたいこともあったからです。大学はほぼ義務教育だと思ってたので。
-オリジナル曲において、作詞作曲はどなたが担っていて、曲作りはどのように行われるのでしょうか? また『女子更正』で初めてレコーディングと音源のリリースを経験されたと思うのですが、初めてのレコーディングとリリースは、自分たちにとってどんな体験でしたか?
夏紀:初めてのレコーディングは、1人1人じゃなくてみんなで一斉に演奏しながら録ったので、あまり緊張はしなかったです。実際CDが出来上がったときはもの凄く感激しました! まさか自分たちの音楽がこうやって形に残せる日がくるとは思ってなかったので(笑)。 友架:"わーすごーいアーティストみたーい"って感じでした(笑)。より多くの方に聴いていただけるということで緊張しつつもわくわくしてました。 華也奈:(曲は)主にGtとVoで作ってます。どちらかができた曲を持ち寄って、みんなで作り上げていくスタイルです。初のレコーディングは、誰か聴いてくれるのか......っていう不安もありつつ、自分たちの曲がCDになって、それを自分のiPodから聴けるってことが嬉しかった。 優:CDから"自分の声が聴こえる恥ずかしい!"って感じでした。
-2014年に活動再開後、ミニ・アルバム『カーテンコールの街』が4月に四国限定でリリースされましたね。本作がこの8月に全国発売されることになりましたが、この『カーテンコールの街』は皆さんにとってどんな意味合いの作品だったのでしょうか? 少し遅くなった高校の卒業制作? あるいは、sympathyにとっての新たな門出の1歩?
友架:私は最初、卒業制作のつもりだったのですが、結果的には新しい1歩になったと思います。 優:うん、これからやっていくことの1部だと思ってます。
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