Japanese
BOOM BOOM SATELLITES
2013年01月号掲載
Member:中野雅之 (Ba/Prog) 川島道行 (Vo/Gt)
Interviewer:石角 友香
“極端な話、どうやって生きていこうかなと思うぐらいわからなくなっていた”(中野)。エレクトロニックでダンサブルなエレメントをロック・バンドとして消化し、聴くほどに多様な発見のある作品を作り続けてきたBOOM BOOM SATELLITES。だが、冒頭の発言のように、音楽制作の動機以前のところで空白期間があったという。オリジナルとしては約3年ぶりとなるニュー・アルバム『EMBRACE』に至るプロセスはどんなものだったのか。すでにアルバムからの新曲披露のプレ・ツアーも終え、全国ツアーのファイナルにはキャリア初の日本武道館公演も控える2人。試練を受け入れ、越えつつある今のムードを実感してもらえる対話になったと思う。
-『EMBRACE』からの新曲披露ライヴはいかがでしたか?
中野:新曲やるの、けっこうむずかしかったから、ツアー前の1コ目のハードルでしたけど、楽しかったですよ。
-ライヴ中の撮影もOKでしたけど、1曲目の「NINE」以降は撮ってる人は少なかったですね。
中野:“こんなもんだよね”ってところで、ツアーも全部OKにしちゃおうかな?って言ってて。でもそれを売ったりする人がいるからダメなの?あれは。
川島:うん。
中野:でも、別に売れないよ、俺たちの写真(笑)。
-それはわからないですよ?ああいう光景は海外のライヴでは慣れっこじゃないですか。
中野:そうですね。なんかどこかで、オフィシャルのカメラマンでパス持ってカメラ構えてたのにイスで思いっきり殴られた人がいたらしくて。“おまえ、何、撮ってんだよ!”って。窮屈な世界だなって思いますね。
-そういう妙な偏見に満ちた人がいることが?
中野:ライヴのマナーとかはナシにしてほしいっていうか。僕たち、もともとクラブ・イベントに出たり、ロック・フェスティバルに出たり、最初の頃からそうで。だんだんだんだんロック・バンドになってったから、減ってはきてるけど、オールナイトのクラブ・イベントに出る機会もまだあるんですね。で、ワンマンやると同じハコの中でダイバーと、目を瞑って踊りたい人という相容れないお客さんがいたりするから……いがみ合わずにみんなわがままでいいと思いますけどね、ライヴの会場なんで。
-そうですね。お互いを尊重した上で楽しむのがいちばんいいですよね。さて、肝心のアルバムについてお訊きしていくのですが、逡巡も希望もそのまま表現されているという印象を持ちました。
川島:ありのままであることは確かにそうだと思います。正直に、取り繕うことのないものが、人の心を打つんじゃないかと思っていたところはありますね。
-前作から次のフェーズへ移行するタイミングで震災が起きたんですよね。
中野:そうですね。それも運命かなって。僕が40年生きてきて、それでバンドがデビューして去年15年で、前のアルバムが出たのが約3年前で。そこでツアーまで終わって、1回完全に一区切りついたなっていうタイミングで、自分たちの拠点のアトリエとしてのスタジオをいろんな事情で手放さないといけなくなって。だから音楽的にも1回リセットして、何をやっていくのかとか、極端な話、どうやって生きていこうかな、ぐらいの感じの時に地震もきちゃったんで……ちょっと大変でしたね。
-生き方も迷っていたと。
中野:うん。何もかもが手探りすぎちゃって。もともと震災がなくても“これ以上、ホントに音楽続けたいんだっけ?”っていうタイミングだったと思うんですよ。続けるなら何かしらに理由が必要だし、人間的にもステップ・アップしてないと、バンドやるとか音楽を作るとか、理由がないなっていう時期があったんで。それに加えて震災があって、いろんなものが1回リセットされたり、振り出しに戻されたりもしたんで、相当……いい歳してわからなくなっちゃった感じはありますね。
-なるほど。
中野:なんかしなきゃいけないなと思うんだけど、例えばチャリティ的なところで音楽使いたくないなって、自分は思ったんで。で、そうなるとなおのこと今度、自分たちが発表する1曲がどんな意味を持ってるのか?っていうのがよけい重要になってくるから……まぁ、でも時間が解決したところもあるし……手探りで手繰り寄せていくことで、もう1回、音楽のステージに戻ってこれたようなところがあります。それで2011年は年末まで割と混沌としてて、年末に……特に何を出したわけでもないんですけど、東京と大阪だけ、ハコを押さえてワンマンをやったんですけど、その時に“これで今年は終わりで、次に行けばいいんじゃないかな”と思ったんです。
LIVE INFO
- 2025.11.24
-
リーガルリリー
ポルカドットスティングレイ
WurtS
brainchild's
ねぐせ。
キタニタツヤ
u named (radica)
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
go!go!vanillas
LiSA
Lucky Kilimanjaro
すなお
私立恵比寿中学
くるり
NANIMONO
ブランデー戦記
清 竜人
Conton Candy
凛として時雨
秋山黄色
The Biscats
9mm Parabellum Bullet
LACCO TOWER
No Buses
CNBLUE
miwa
山本彩
BIGMAMA
崎山蒼志
ExWHYZ
RADWIMPS
Ayumu Imazu
MEW
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
RELEASE INFO
- 2025.11.26
- 2025.11.27
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.14
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号










