Japanese
ART-SCHOOL
2010年07月号掲載
Member:木下理樹(Vo&Gt)
Interviewer:道明 利友
-通常は耳に聞こえない部分でも、それがあると無いとでは音の雰囲気が全然変わるっていう話を、昔聞いたことがあります。
そう! 立体感が全然違うんですよ。それがあると無いとじゃ、全然。結局は、俺の頭の中で鳴ってる音を再現したかっただけだから……。色々言ってはきたけど、結局はそこまでロジカルに考えてたわけじゃないかもしれないけど。むしろ直感的に、この音が好きだからこういう感じにしたいとか、そういう感覚じゃないかとは思うんですけど。それにこだわったら、“濃いもの”ができるんじゃないのかなって……。これが最後かもしれないって、こだわって、後悔のないアルバムにしたかったんですよね。
-もちろん、今の音楽の世界では、ミュージシャンそれぞれがこだわりを持って作品を作っているはずで……。その色々なスタイルがある中で、こういうART-SCHOOLみたいな音楽も日本にはあるんだっていうことが伝わったらいいなと思います。それこそ、“これが最後かもしれない”からこそ、強いこだわりを持って作品を作ってるっていうことも。
そうですね。俺も、本当に……。死ぬ気で作ったから、これを。だから、響けばいいなって思ってますけどね。
-そのサウンドはもちろん、歌詞も聴き手にはズシッと“響く”と思うんですけど……。今回の歌詞に対しては、木下くん自身ではどんな印象を持ってますか?
今回は、なんか……。例えば、宗教観というか、死生観というか。死ぬこと、生きること、そして、自分はどこへ向かえばいいんだろうとか。そういう、揺らいでる気持ちがどの曲にも出てる気はするんですけどね。
-あぁ……。“どこへ向かえば……”っていうのは、まさに言葉として出てますね。「ecole」は、“今しかない、でも僕ら何処に向かえばいいんだ”。「Anesthesia」は、“腐った羽を抱いてどこまで飛べばいい?”。
うん……。すごくね、色んな人に心配されてます(笑)。“大丈夫ですか?”って一言目から入る人、いますからね。
-(笑)インタビューの幕開けがそれってスゴいなぁ……。でも、「Waiting for the light」は、“照らす光も無くて、何処に向かうかなんて分かるはずもないけれど、だけど━━”っていう結び方をしていて。何処に向かえばいいか分からないけど、その先の光を探してるみたいなニュアンスも汲み取れるんです。
あぁ……。うん。
-それこそ、明日の自分がどうなってるかなんて、今の時代だれも分からないじゃないですか。そういう中でみんな光を探してるはずっていう、同じ気持ちの共有みたいなものもできるんじゃないかと思うんですよ。
うん、うん。まさに、“LOVELESS”な時代っていうか……。“愛なき時代”、“愛なき世界”だし、僕自身が迷ってるからたしかなことは言えないけど……。でも、それでも何か提示したいなって。歌詞が(聴き手に)入ってくるのって、メロ含めて、音像を含めてのことだと俺は思うから……。歌詞だけとったら、この作品ってめちゃめちゃ救いがないと思うんですよ。けど、メロディーは絶対ポップに作ってると思うから、そういう意味では安心感があるっていうか。僕が好きなTHE CUREにしても、歌詞はめちゃめちゃ暗いじゃないですか。でも、メロディーはすごくポップだし、綺麗だよね。そういう音楽に、僕も救われてきたから……。自分はそういう音楽が生理的に好きで、影響も受けてきたっていうのが出てるだけだと思うんです。
-そうですね。言葉と音がひとつになって、心を打つっていうか……。ときには歌詞がなくて、音だけもで心が救われる感じになるのが音楽の素晴らしさだと思いますし。
包み込まれるような気持ちになったりとかね。RADIOHEADの「Creep」なんかも、そういう音楽の分かりやすい例というか。僕もそこで包まれたような気持ちになったっていうのが音楽体験としてあるから、それはずっと消えないんじゃないかな。逆に、ドロッとした歌詞をドロッとした音で聴かせる音楽は、僕は苦手なんですよね。たとえ歌詞がネガティブでも、聴いてて包み込まれるメロディーとか、音像で救われるとか……。そういう、“音楽の力”を僕はずっと信じてやってるんじゃないかと思うんですけどね。
LIVE INFO
- 2025.02.23
-
リアクション ザ ブッタ
Vaundy
ビレッジマンズストア
OKAMOTO'S
THE YELLOW MONKEY
Hedigan's
RAY×BELLRING少女ハート
w.o.d.
SCOOBIE DO
AIRFLIP
WtB
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
DIALOGUE+
moon drop
BIGMAMA
Czecho No Republic
GREEN DAY
tacica
Appare!
⾬模様のソラリス
阿部真央 / wacci / アルカラ ほか
コレサワ
片平里菜
- 2025.02.24
-
4s4ki
OKAMOTO'S
アイナ・ジ・エンド
ラックライフ
くるり
w.o.d.
SCOOBIE DO
Panorama Panama Town
女王蜂
moon drop
THE BACK HORN
kobore
WANIMA × MONGOL800
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
東京初期衝動
go!go!vanillas
Appare!
ZEDD
大原櫻子
SAKANAMON / 藍坊主 / SPRINGMAN / omeme tenten
KiSS KiSS × 豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
SpecialThanks
フレデリック
"ブクロック!フェスティバル2025"
Nothing's Carved In Stone
indigo la End
tricot
- 2025.02.25
-
NEW ORDER
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
THE ORAL CIGARETTES
GREEN DAY
サカナクション
秀吉
the paddles
- 2025.02.26
-
ZEDD
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
UNISON SQUARE GARDEN
anewhite / 3markets[ ] / ガラクタ
TOOBOE × Chevon
ザ・シスターズハイ
GREEN DAY
米津玄師
サカナクション
- 2025.02.27
-
WANIMA × MONGOL800
片平里菜
マカロニえんぴつ
ザ・ダービーズ / THE NOiSE
UNISON SQUARE GARDEN
NOT WONK
SILENT SIREN
NEW ORDER
米津玄師
- 2025.02.28
-
miwa
WANIMA × MONGOL800
打首獄門同好会
FUNKIST
マカロニえんぴつ
GLIM SPANKY
そこに鳴る
ANABANTFULLS
ラックライフ
女王蜂
オレンジスパイニクラブ
Dear Chambers
礼賛
RAY
カズミナナ / Lay / sEina / 栞寧
- 2025.03.01
-
ストレイテナー
サカナクション
Vaundy
moon drop
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
片平里菜
THE BACK HORN
Czecho No Republic
4s4ki
FUNKIST
リアクション ザ ブッタ
tacica
miwa
藍坊主
TENDOUJI
This is LAST
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
w.o.d.
さとうもか
MAN WITH A MISSION
ザ・ダービーズ
osage
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
Lym
YOGEE NEW WAVES
大原櫻子
"見放題東京2025"
映秀。
くるり
kobore
shallm
- 2025.03.02
-
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Vaundy
サカナクション
moon drop
片平里菜
GLIM SPANKY
FUNKIST
猪狩翔一(tacica)
go!go!vanillas
秀吉
ゲスの極み乙女×ブランデー戦記
かすみん(おこさまぷれ~と。)
9mm Parabellum Bullet
さとうもか
MAN WITH A MISSION
藍坊主
WONK
w.o.d.
空白ごっこ × クレナズム × Hakubi
佐々木亮介(a flood of circle)/ 荒井岳史(the band apart)/ hotspring ほか
BRADIO
眉村ちあき
LACCO TOWER
Hedigan's
くるり
I Don't Like Mondays.
Halujio
フラワーカンパニーズ
センチミリメンタル
- 2025.03.04
-
片平里菜
三四少女
礼賛
輪廻 / マリンブルーデージー / CARAMEL CANDiD / サブマリンオルカ号
ZOCX
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
サティフォ(ONIGAWARA)
- 2025.03.05
-
Apes
アイナ・ジ・エンド
Yogee New Waves
マカロニえんぴつ
Cody・Lee(李) / 浪漫革命 / SKRYU
SIX LOUNGE
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.06
-
片平里菜
Yogee New Waves
マリンブルーデージー
三浦透子
アイナ・ジ・エンド
a flood of circle
マカロニえんぴつ
荒谷翔大 × 鈴木真海子(chelmico)
SAKANAMON
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.07
-
フラワーカンパニーズ
四星球
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
kobore
礼賛
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
SCANDAL
THE BACK HORN
OKAMOTO'S
w.o.d.
ズーカラデル
ザ・ダービーズ
YAJICO GIRL
リュックと添い寝ごはん
レイラ
- 2025.03.08
-
Lucky Kilimanjaro
never young beach
四星球
リアクション ザ ブッタ
a flood of circle
サカナクション
GRAPEVINE
SUPER BEAVER / 東京スカパラダイスオーケストラ / WurtS ほか
片平里菜
WONK
MAN WITH A MISSION
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
礼賛
osage
GLIM SPANKY
秀吉
SCANDAL
おいしくるメロンパン
OKAMOTO'S
w.o.d.
mzsrz
BLUE ENCOUNT / 崎山蒼志 / CHiCO ほか
PIGGS
FINLANDS
sumika
緑黄色社会
Nornis
go!go!vanillas
Aimer
- 2025.03.09
-
さとうもか
四星球
a flood of circle
サカナクション
マカロニえんぴつ / Saucy Dog / ヤングスキニー ほか
osage
君島大空
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
KALMA
kobore
リアクション ザ ブッタ
4s4ki
THE BACK HORN
GLIM SPANKY
OKAMOTO'S
ズーカラデル
FUNKIST
Co shu Nie / 七海うらら ほか
FINLANDS
SCOOBIE DO
Base Ball Bear / 橋本絵莉子
miwa
藤巻亮太
go!go!vanillas
Aimer
- 2025.03.10
-
Panorama Panama Town
Jack White
秋山黄色
SCOOBIE DO
三浦透子
RELEASE INFO
- 2025.02.25
- 2025.02.26
- 2025.02.27
- 2025.02.28
- 2025.03.01
- 2025.03.04
- 2025.03.05
- 2025.03.07
- 2025.03.12
- 2025.03.14
- 2025.03.19
- 2025.03.26
- 2025.03.28
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.04
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
フラワーカンパニーズ
Skream! 2025年02月号