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INTERVIEW

Japanese

MONICA URANGLASS

MONICA URANGLASS

Member:68(Vo、SYN、PRO)

Interviewer:遠藤孝行

80'sダンス・ミュージックとニュー・レイヴ・サウンドをキャッチーなメロディに乗せ、今注目を集める日本の新世代ロック・バンドMONICA URANGLASS。ここ数年日本のロック・シーンが盛り上がりを見せる中、彼らの独自の感性と遊び心はシーンの中で際立つ存在になりつつある。デビュー・アルバム「The Temptation X」を3月にリリースし、都内のライヴハウスやさらにはオールナイトのクラブでもオーディエンスを沸かせている。「気軽にマイペースに」と語る彼らだが、言葉の端々にはバンドとしての力強い意思を感じた。デビュー・アルバム、そして今のロック・シーンについて話をうかがった。

-前身バンドの解散を経てのバンド結成という事ですが、簡単にいきさつを教えて下さい。

それぞれ、バンドをやりつつ、イベントでDJをやったりしていました。
もう少し70年代パンクよりな・・・ガレージとか。そのバンドが解散してそのまま3人は幼なじみだったんで結成しました。

-現メンバーの3人になってから今のサウンドになったそうですが、これはメンバーの誰かの主導によるもの?それとも3人の共通するコンセプトなんでしょうか?

コンセプトとかは特にないんですけど、なんとなくみんなのやりたい感じを実現させていったらこういうサウンドになりました。サウンドというより、どんなジャンルであれ、ツボは似ていると思います。

-今回がデビュー1stフル・アルバムとなりますが、苦労した点など感想を教えて下さい。

そんなになかったです。スタッフのおかげで楽しく作ることができました。あ、うそ!みんなは俺の曲のあがりが遅いからちょっとヒヤヒヤしてたかも。

-今回の1stアルバムを作るに当たって参考にした、あるいは影響を受けたアーティストなどいますか?

挙げたらキリがないんですけど・・・レコーディング中にタイムリーで聞いていたのはM.I.AとN.E.R.D、あとSANTOGOLDにTHE WHIPにBATTLES、あとTHE STREETSとかMODE SELEKTORとか・・・・色々!

-理想の1stアルバム、または一番好きな1stアルバムを教えて下さい。

えー!?いっぱいある(笑)今思いつくのはTHE DAMNEDとKASABIANかな。

-今回のアルバムを聴いて「Generation X」をはじめよりキャッチーでポップになった印象を受けます。そこは意識した部分でしょうか?

もともとそういう意識は持っていたのですが、なぜだろう?・・・時間が多くあった分、色々曲の性格なんかを皆で考えたのがよかったのかもしれないです。

-「ロック+トランス=ロッカトランス」という言葉で自分達の音楽を表していますが、この言葉ができた経緯を教えて下さい。

特に意味はないんですが(笑)ただ、みんなに自分たちのことを簡単に認識してもらうためにバンドの特色という部分で雑多な・・・雑食なイメージは持って欲しかったというか。そんなことをメンバー間で話している時になんとなく生まれた言葉です。

-日本のバンドより海外のバンド、たとえばKLAXONSなどのニューレイヴといわれるバンドを引き合いに出される事が多いかと思うんですが、それについてどう思いますか?

特には何にも思いませんね。日本のアーティストにもたくさん影響を受けているし。KLAXONSはもちろん大好きだけど!