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INTERVIEW

Japanese

ASCA

2018年03月号掲載

ASCA

インタビュアー:杉江 由紀

歌うことに対して純粋すぎるくらいにまっすぐな女性ヴォーカリスト。それがこのASCAだ。TVアニメ"グランクレスト戦記"のEDテーマとして絶賛オンエア中の「PLEDGE」が、ここにきてシングルとして発表されることになったなか、昨年11月のデビューからわずか数ヶ月で彼女がヴォーカリストとしての意識と表現力を高めてきたことは、今作の内容からも実によく伝わってくることだろう。カップリング曲「悠遠」では初の作詞にも挑戦するなど、日々積極的にアーティストとしての活動に磨きをかけているASCA。今後ライヴ活動にも力を入れていきたいと願っている彼女は、歌うことを天職とした歓びを今その全身で謳歌しているようだ。

-昨年11月にデビューし、このたび2ndシングル『PLEDGE』をリリースすることになったASCAさんは本誌初登場ということになりますので、まずは初歩的なことからうかがって参りたいと思います。もともとは、中学生時代にロック・バンドのヴォーカリストとして音楽キャリアをスタートされたそうですが、当時からプロになりたいという意識はお持ちだったのでしょうか?

気持ちの面だけで言えば、小学校3年生の段階ですでに"歌手になりたいな"とは思っていたんですけどね(笑)。そのあと、中学に入ってから音楽教室に通い始めたり、バンドをやったりということを具体的に始めました。

-だとすると、その当時のASCAさんが頭の中で描いていた"自分のなりたい理想の歌手像"とは、どのようなものだったのでしょうね。

私がそのころから憧れていたのは、女性のソロ・シンガーが多かったんですよね。それも、どちらかというと芯の強いイメージの女性アーティストたちが大好きだったんです。例えば、日本の方だとMISIAさんとか、絢香さんとか、家入レオさん。あとは、ソロないですけどドリカム(DREAMS COME TRUE)の吉田美和さんとか。だから、自分もいつかは力強くて自分にしか歌えない歌を大きな舞台で表現できるような歌手になりたいなと当時からずっと思ってきています。

-なお、その後のASCAさんは15歳のときに"第5回全日本アニソングランプリ"というコンテストにて、1万組の中からファイナリストになられた経験もお持ちです。これは、相当に熾烈な戦いを勝ち抜いたことになりますね。

まさか自分でも中学生のときに初めて出たコンテストであそこまで勝ち残れるとは思っていなかったので、あのときは本当にびっくりしました(笑)。予備予選から始まって、決勝のときには中3になっていたんだったかな? 同年代の人もいたし、もちろん年上の方たちもたくさんいて、あのコンテストに出たことは間違いなく私にとってすごくいい刺激になりましたね。まだ当時は中3でしたけど、決勝に進む13組の中に入ったときに周りのみなさんの必死で熱い想いの強さみたいなものをひしひしと肌で感じて、"あぁ、自分はこのままじゃきっとダメだな"ということも、正直言って感じてしまいました。でも、何より経験として大きかったのは決勝戦で一般のお客さんたちを目の前にして、ホールで実際に歌えたことだったかもしれません。

-中学生で、いきなりのホール歌唱デビューはすごいことです。

もちろん、あんなに大人数の前で歌ったのは生まれて初めてだったんですよ。ところが、私としてはそれが最高に楽しかったんです(笑)。

-緊張するでもなく、不安を感じるでもなく、いきなり楽しめてしまったというのは相当に肝っ玉が据わっていると言えそうです(笑)。

どういうわけか、アガったりとか焦ったりとかは全然なくて本当に楽しく歌えたんですよ。まぁ、まだまだ子供だったので状況がよく把握できていなかっただけの話かもしれないですけど(笑)。ただ、それでもそのときに改めて思ったんですよね。"あぁ、やっぱり自分はこういう広い場所でのびのびと歌いたいんだな"って。あのときに、私は自分の夢を再確認できました。


デビューしたことで、自分はここから歌を歌って生きていくんだという覚悟ができた


-そして、ASCAさんはその夢により明確な姿勢で向かうべく、昨年11月にシングル『KOE』にてメジャー・デビューをされました。まだそこから数ヶ月ほどではあるものの、デビュー後に何かしら精神面や意識の変化などは起きていたりするものですか?

いっぱいあります。まずは、やっと歌手としての新たな1歩を踏み出せたという気持ちが今はやっぱり大きいかなぁ。そして、自分の中の使命感が強くなりましたね。