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HAPPY NEW YEAR!! 2025年が終わり、2026年が幕を開けました。皆さんにとって2025年はどんな年でしたか? そして、どんな音楽と出会いましたか? Skream!では編集部&ライターによる毎年恒例のベスト・ディスクTOP5と総括に加え、12名がそれぞれ"これぞ2025年のトップだ!"と思う曲、アートワーク、ライヴ、アーティスト、ニューカマー、MVも選出。皆さんが様々な観点から2025年を振り返るきっかけになれば幸いです。2026年も素晴らしい音楽と出会えることを願い、良い1年を過ごしましょう!
石角 友香
BEST CHART 2025
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個人的2025年のトピックは、星野 源6年半ぶりのアルバム『Gen』およびツアー"Mad Hope"と"フジロック"。クソみたいな世間より自分が面白がれるものを突き詰めた先に、個人的だからこそジャンルの先入観なく共振しえた星野さんの音楽には多大な勇気を貰いました。そして大物がいなくても(VULFPECKに失礼な気もしますが)、音楽好きは観たいアクトが揃った今年のフジ。ラテン・ヒップホップだけどロックスター感バリバリのCA7RIEL & PACO AMOROSOをねじ込んだ慧眼、AAAやSILICA GEL等アジア勢のブッキングも冴えてました。アルバムの意義を再発見させてくれたローラズやmei eharaほか、単曲で選んだMei Semones等も実はアルバム推し。K-POPもデビューからセルフプロデュースのCORTISは存在が面白すぎ。あらゆる側面でニュー・エラ突入の予感が。
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サイトウ マサヒロ
BEST CHART 2025
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OASISやTHE SMASHING PUMPKINSの来日公演に熱狂したり、リヴァイヴァルが相次いだセル・アニメ映画のインクの重みに魅了されたりと、違う時代に青春を過ごしていたかもしれない自分の影を追い続けているような1年だった。東京ドームで「Don't Look Back In Anger」の大合唱に身を浸し涙を流しながら、"もしかするとこの国でロック・バンドの楽曲を5万人がシンガロングすることなんてもう未来永劫ないのかもしれない"と直感した。しかし、だからこそ諦念に飲み込まれることなく、近くで起きている小さな革命を1つだって見逃さずに生きていたいし、そうすることで初めて遠くで起きていることを想像できるようになるのだと思う。というわけで、ほぼ国内オルタナ(超広義)からセレクトしました!
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菅谷 透
BEST CHART 2025
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日頃のディグりの甘さを悔いながら毎年作成しているランキングですが、今回は例年以上に悩む結果となってしまいました。そんななかで、長尺でありながら何度でも作品に没入したくなったWE LOST THE SEAの最新作をベスト・ディスクに選出。"TURNSTILEは激ロックでは?"と感じた方もいるかもしれませんが、音楽性の幅をさらに拡張したアルバムを発表し、ハードコア・シーンを超えた人気を博したことを踏まえ、敢えてSkream!でベスト・アーティストに選んでいます。OASISを筆頭に大物アーティストの来日にも沸いた1年でしたが、個人的なベスト・ライヴには圧倒的なスペクタクルとパフォーマンスを見せたMUSEを挙げたいです。
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高橋 美穂
BEST CHART 2025
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2025年は私にとってBRAHMANの年だった。アルバムに今まで以上に震え、彼等が出演すると知り初の子連れで十数年ぶりに"フジロック"へ。さらに"尽未来祭"で久々の丸一日フェス取材もできて、私自身も"続けた先の景色"が見せてもらえたと思う。ほとんど執筆した作品だけれど、普段アルバム単位で聴くので、単曲というとパンチラインが印象的なポップ・ソングも多くなった。アルバムではストレイテナー、DOPING PANDA、locofrank等、同時代を生きてきたバンドのリリースも励みに。「クスシキ」は、ミュージック・ビデオでここまでできるのか! と親子で圧倒された。Paledusk、Kroi、Laura day romanceは今後ジャンルを越えて飛躍しそう。2026年も楽しい出会いや再会がありますように。
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中尾 佳奈
BEST CHART 2025
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個人的には"平成女児ブーム"にまんまと乗せられ、懐かしの平成に沸いた2025年。「イケナイ太陽」の令和版MVやGO!GO!7188のサブスク解禁、RADWIMPSのトリビュート盤に青春が蘇りあの頃を懐かしむばかりでしたが、ベスト・ディスクは若手寄りのラインナップで令和のバンドたちにもしっかり心掴まれています。つい3年連続で選出してしまう程大躍進を続ける離婚伝説は、今回ベスト・アーティストに。武道館公演は即完と今年の活躍にも期待です。クロミやパペットスンスンのアーティスト・デビューという面白い展開もあったなか、私の"推し"ポムポムプリンの新曲は、昨年「倍倍FIGHT!」のバズも炸裂した玉屋2060%による提供曲!"ポム"の過剰摂取で疲れも吹っ飛ぶ、玉屋節全開のキラーチューンをぜひMVで。
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西平 歩由
BEST CHART 2025
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27歳を目前にして、"27クラブ"なんてワードがふと頭をよぎり、言語化できない不安を抱えたまま過ごす日々。けれど、どんな状況でも音楽だけは変わらずそばにいてくれて、何気ない瞬間に呼吸を整えてくれる。年々、音楽の趣味が雑食気味になっているのは、感情のレパートリーが増えた証拠。気持ちの揺れや景色の変化に合わせて、そのとき一番しっくり来る音を探してきた結果なのだと、この企画を通じて実感しています。音楽がもたらしてくれる自由や解放感、そして心の居場所が誰かの都合や権力で奪われることのないよう、静かに願うばかりです。好きな音に耳を預けて、ふっと息をつける時間を、これからも大事にしていきたい。時には迷いながらでも、自分のペースで聴き続けて、また一歩ずつ前へ進んでいけたらと思います。
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フジジュン
BEST CHART 2025
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以下、ランク外。NHK"大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」"、地蔵温泉 十福の湯、藤本タツキ"チェンソーマン 第二部"、ChatGPT、NHK"激突メシあがれ〜自作グルメ頂上決戦〜"、大槻ケンヂ"小説集 筋肉少女帯小説化計画"、"空気階段 第8回単独公演「ダンス」"、ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)、背筋"近畿地方のある場所について"、"PUNK LIVES"のLAUGHIN'NOSE、江川達也"東京大学物語"、"ビッグ・ウェンズデー 2025"の有頂天、ミレービスケット、朝井リョウ"イン・ザ・メガチャーチ"、AIおばあちゃんYoutuber、"四星球放送局FESTIVAL"の樽美酒研二、小岩"鳥勢"、女監督ハルナ、"DOWNTOWN+"、矢沢永吉@東京ドーム、"爆裂都市伝説M.A.D"の成田大致、フジジュンとアルプスの"チンラジ"......と、2025年はこんなものに面白がらされました!
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藤村 太智
BEST CHART 2025
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多くのフィールドで、"20sの音"を鳴らすための伏線となるであろう作品群が面白がられた1年。そう2025年を総括したい。DijonやOklouをその筆頭と論じる向きもあるが、Quadecaの示したジャンルの撹拌と再構築の手法こそ、最重要の動向だったと感じている......というややこしい話をしたい気持ちは山々なのですが。あくまで個人的なリスニング体験としては、星野源の諦念と覚悟に励まされ、kurayamisakaを大いにエモがり、エクスペリメンタルな作品に腰を抜かしたり首を捻ったり。新譜/旧譜問わず敬遠していたジャンルにも食い付き、シーンへの解像度が上がった実感もある実り多き1年でしたが、それでもどうしたって1等賞は、Gallagher兄弟の前で5万人とシンガロングした「Champagne Supernova」。一生の宝物ができた2025年でした。
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丸井 汐里
BEST CHART 2025
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Skream!ライターになってから日が浅いので、アナウンサーとして担当しているラジオの音楽チャート番組のゲスト、行かせていただいたライヴ、日頃聴いている楽曲等も総合してリストアップしました。ベスト・アーティストは、ライヴを重ねるたびに表現力のパワーアップが如実に感じられる離婚伝説をチョイス。ニューカマーに選んだ日野健太は、歌唱/表現力の高さに加え、ソングライティングの面でも存在感を発揮。"timelesz project"への参加を経て、ソロ・アーティストとして勢いをさらに加速させていきそうです。the telephonesの同じ場所、同じカメラワークのみで完結したMVは、松本誠治(Dr)の骨折というアクシデントを逆手に取った演出が非常にユニークで印象的な作品です。
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宮崎ちゃーみー大樹
BEST CHART 2025
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ベスト・アーティストには、現在進行形で山あり谷ありの活動を続けながらも、なんとか10周年イヤーを迎えたギャンパレ(GANG PARADE)を選出。2025年を振り返ると、長くお付き合いのあったアーティストの解散ライヴに行ったり、解散の知らせを見たり、解散の知らせを見たり、解散の知r――いや、キツいって。そんなわけで、個人的な昨年の漢字は"散"です。だから2026年は心機一転、"明るい1年になりますように"と願いを込めて、今年からライターのクレジットを"宮崎ちゃーみー大樹"にしました。さて、依然として"Kawaii系"に勢いがありつつも、ますます多様化が進んだ印象のある現在のガールズ・グループ・シーン。今年は誰が天下を取るのでしょうか。いずれにせよ、皆さんが素敵な音楽に出会えますように。
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山口 哲生
BEST CHART 2025
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"7月5日"の件をはじめ、事前にざわついていた諸問題は特に何も起こらず一安心。大物アーティストの来日ラッシュに沸く一方で、物価高で気軽にチケットが買えず、ため息をつく瞬間も多かった2025年でした。ベスト・ライヴは、思春期に自分の音楽的嗜好を形成してくれたバンド THE SMASHING PUMPKINSに。グレイテスト・ヒッツ的なセトリにただただ感涙でした。個人的には実話怪談にどっぷりハマっていたこともあり、そのムードにかなり引っ張られたチョイスになった気もしますが、結局例年通りな気もしています。ベスト・ディスクはいつにも増して絞れず、お気に入り曲を他の項目に回すことに。単曲主流の時代だけれど、やっぱりある程度のボリュームがある作品に惹かれる自分を改めて実感した1年でした。
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山本 真由
BEST CHART 2025
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ジャンルを問わずライヴやフェスのチケットが軒並み争奪戦なのは、音楽業界にとっては嬉しいことだけれど、フィジカル・リリースの国内盤という文化が風前の灯火ということもあり、日本のレーベルからリリースできないアーティストの来日が今後もっと減ってくるんじゃないかという懸念も。好きなジャンルで掘り下げればサブスクでいくらでも好みの音楽が聴けてしまうから、ニッチな海外バンドを紹介するインディー・レーベルも減って、私たちのようなメディアが求められるものも変化してくるのかもしれない。リリースに縛られずパーティーで稼ぐEDMアーティストや、K-POP等の"推し活界隈"のような手法が、今後はロック・バンドにも求められることになるんじゃないか。新しい音楽の楽しみ方、健全な仕組みについて、考えさせられる1年だった。
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