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PHOENIX、ニュー・アルバム『Alpha Zulu』より東京で撮影した「After Midnight」MV公開。監督は日本の若手クリエイター Pennacky

2022.11.05 12:40

PHOENIX、ニュー・アルバム『Alpha Zulu』より東京で撮影した「After Midnight」MV公開。監督は日本の若手クリエイター Pennacky

グラミー受賞、フランス生まれのインディー・ロック・バンド PHOENIXが、約5年ぶりとなるニュー・アルバム『Alpha Zulu』をリリースした。
 
『Alpha Zulu』のリリースに合わせて収録曲「After Midnight」のミュージック・ビデオが公開。東京で撮影され、日本の若手クリエイター Pennacky(ペンナッキー)が監督を務めた。
 

Phoenix - After Midnight (Official Video)
 
「After Midnight」についてPHOENIXからのコメントが届いている。

 
「After Midnight」を書いたのは、パンデミックの真っ只中に、ルーヴル宮内のパリ装飾芸術美術館内にある我々のスタジオでした。美術館にいたのは私たちだけ、友人たちの集団が美術館を駆け抜け、お構いなしに過去の芸術史に残る宝物を散らかすのを見て、まるでゴダールの映画"はなればなれ"(Band Of Outsiders)のようだと思いました。「After Midnight」は、その時のフィーリングを奏でたサウンドトラックです。コード進行はバッハのコラールから拝借したもの。1977年に作られた巨大な日本製のシンセサイザーで演奏しています。
 
―― PHOENIX

 
パリの装飾芸術美術館で生み出されたフェニックスの新作には、エモーション、スタイル、時代が衝突している。至福のパーカッションが降り注ぐ「The Only One」と、叩きつけるテクノ攻撃のような「All Eyes On Me」とがぶつかり合う。美術館の展示物が飾られている白い壁に反響するのは、ゼダール的コンセプト。ネガティヴ・スペースに焦点は当てられている。ピュアな恋愛感覚もあるけれど、その感覚がいかに儚いものかを知る大人の視線も持っている。「My Elixir」は、甘い酒場のビートに乗せた孤独で物悲しいナンバー。誰もいないバーで歌われるカラオケのような雰囲気だ。"どこでもいいから家だと言ってくれ"と、Thomas Mars(Vo)は曲中で懇願する。"一緒に帰りたいんだ"と。彼はPHOENIXが「Ti Amo」で"愛してる"とついに言えたかを考えていたが、"だけど外国語だった"というのも否定できない事実と彼は認める。ますます終末的になってきた米国に住んでいる今、率直さが求められるのだ。Thomasが、アルバム収録曲のうち唯一スタジオ外で作曲された曲を書いたのも米国にいた時だった。バンド仲間は、コーラス抜きの長いループを彼に送り、意識の流れを録音するように頼んだ。その結果が、アルバム中の傑作「Winter Solstice」、PHOENIXの最も悲しい曲と言えるだろう。打楽器のない反芻音が、闇から明かりに向かって徐々に脈動する。"明かりをつけて/ 僕らしい話を見つけておくれ/ポジティブなやつを/このレクイエムは以前に数回演奏された"と、Thomasは途方に暮れたかのように歌う。
 

Phoenix - Winter Solstice (Official Video)

 

▼リリース情報
PHOENIX
ニュー・アルバム
『Alpha Zulu』
phoenix_alpha_zulu.jpg
NOW ON SALE
 
【日本限定エディションCD】
AZCDJP78520
※解説・歌詞対訳付
 
1. Alpha Zulu
2. Tonight feat. Ezra Koenig
3. The Only One
4. After Midnight
5. Winter Solstice
6. Season 2
7. Artefact
8. All Eyes On Me
9. My Elixir
10. Identical
 
配信はこちら

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