Japanese
亜沙、約1年ぶりのバンド編成ソロ・ライヴ開催発表
2022.10.14 19:00
和楽器バンドのベーシスト、亜沙の約1年ぶりのバンド編成ソロ・ライヴ"亜沙バースデーライブ2022～花街暗中膝栗毛～"が12月17日に原宿RUIDOで開催されることが発表となった。
毎年恒例となっているバースデー・ライヴは、亜沙の艶やかな世界観が存分に堪能できる公演となっており、今回もファン待望の情報解禁となった。昨年2021年の神田明神ホールでのバースデー・ライヴに続き、今回も昼と夜の2公演での開催となり、チケットは早速、亜沙FC"遊郭"にて先行がスタートしているので要チェックだ。
さらに、ライヴ情報と同時に新ヴィジュアルも公開された。今までの亜沙の魅力も感じつつ、さらに妖艶な雰囲気を漂わせたヴィジュアルが完成した。来年2023年のメジャー・デビュー10周年イヤーに向け、これからの亜沙の活躍に注目しよう。
■亜沙 コメント
毎年恒例のバースデーライブ、『花街暗中膝栗毛』を開催することになりました。
来年はメジャーデビュー10周年ということもあるので、10周年前に良いライブをお届けしたいです。
今回は衣装も妖艶なイメージですので、妖艶なステージを作りたいと思います。
乞うご期待です。
▼ライヴ情報
"亜沙バースデーライブ2022～花街暗中膝栗毛～"
12月17日(土)原宿RUIDO
昼公演：OPEN 14:30 / START 15:00
夜公演：OPEN 18:30 / START 19:00
［チケット］
スタンディング ￥7,700 ※未就学児入場不可
■亜沙FC遊郭先行
受付期間：～10月23日(日)23:59分
受付URL：https://bassasa.com/contents/570539
関連アーティスト
亜沙MUSIC VIDEO
Related DISC REVIEW
-
-
時の移ろいと共に変化してゆくものと、時がいくら移ろいゆこうとも変わらないもの。亜沙が今作で体現しているのはその両方だろう。日本の伝統楽器を取り入れた和楽器バンドのベーシストであると同時に、時代の最先端をいくボカロPとしての顔も持つ亜沙にとって、それらとはまた別のチャンネルで展開されるソロ・ワークスはより自由な場であるに違いない。しかも、今作においては本人が新しいことに挑戦したいと意識していたとのこと。EDMの手法を導入した「Moonwalker-月の踊り手-」は中でも出色の仕上がりだが、個人的にはかつてのKagrra,を彷彿とさせるような「茜色フッテージ」の美旋律も堪らない。大胆な「TOKIO」のカバーぶりや、朴訥とした「just close to you」での弾き語りも沁みる。（杉江 由紀）
-
-
名うてのベーシストであるだけでなく、亜沙には優れたコンポーザーとしての才覚も存分に備わっており、そればかりか近年はソロ・ヴォーカリストとしての実力さえ研鑽してきた。そんな彼にとっての今作は、まさに文字どおりのセルフ・カバー・ベスト・アルバムとして仕上がっている。大名曲「吉原ラメント」を筆頭に、いわゆるボカロ曲として世に出たものたちを亜沙がここで改めて歌うことにより、それぞれの楽曲がより色濃く鮮やかに描き出されていく様は圧巻だ。そして、わびさびやノスタルジーを湛えた旋律に漂う機微は、繊細にしてどこまでも美しい。母艦である和楽器バンドでの表現方法とは一線を画する、亜沙ならではのモダニズムとセンスが光る純度100パーセントのソロ・ワークス世界を、みなさまどうぞ召しませ。（杉江 由紀）
