Japanese
Buzz72+
2025年08月号掲載
Member:井上 マサハル(Vo) 松隈 ケンタ(Gt) 北島 ノリヒロ(Ba) 轟 タカシ(Dr)
Interviewer:サイトウ マサヒロ
やっぱり僕はバンドマンなんです。だからバンドで大きい景色を見たい
-北島さんが手掛けた「STAY」は、自身でヴォーカルも務めています。
北島:そんなつもりはなかったんですけどね(笑)。トラックを聴いたときに、すごくシンプルなのがカッコいいなと思いまして。バズの曲は一曲一曲しっかり味付けされていてドラマがあるのが特徴だと思うんですけど、そうじゃないアプローチのものに聴こえた。なので、その空気感を大事にしました。直前に聴いてたTHE 1975からの影響もあるかもしれないです。
松隈:白身魚感あるよね。僕が作るとギトギトで脂っぽい曲になるから(笑)。デモで歌ってたノリの声が、僕が作ってハルが歌う曲といいコントラストになるなと思ったので、"そのまま歌っちゃいなよ"ってことで、満場一致で最初に"この曲は入れよう!"ってなったよね。
-轟さんによる「夏の魔物」は遊び心があって新鮮ですね。
轟:これはもう、真剣に遊ばせていただきました。松隈先生に作った曲を聴いてもらうチャンスなんてなかなかないですからね。
松隈:曲を決める会議のときに、うるさいんですよ(笑)。"曲は決まらなくてもいいからコメントをくれ"、"ダメ出しをしてくれ"って。
轟:で、ちゃんとダメ出ししてくれました。"この曲はダメ、素人だ"とか"メロディはこうしたほうがいい"とか。で、講義料として3,000円払いました。仮歌を録るときにもいろんなアドバイスをいただいて、さすがプロデューサーだなと思いましたね。で、また3,000円を払って、吉牛も奢りました。
松隈:いや、吉牛は俺が払ったよ(笑)。
轟:おかげさまでライヴで盛り上がれたり、お客さんが歌えたり、ドライブで聴いても楽しい曲になったと思います。
松隈:他にもあっちこっちにいろんな曲を作ってきたよね。やっぱりメロディ楽器を演奏してない人が作る曲は面白いですよ。レコーディングでも、"ここにガヤを入れたい"とか"ここに何か加えたいんやけどアイディアをくれ"とか、曲が進化していって。轟さんがプロデューサーみたいな感じでしたね。
-ここまでの話を聞くと、4人の個性が混ざり合って、狙い通りバンド感の溢れる作品が出来たように感じますね。
松隈:そうですね。僕自身も、今回はプロデューサーではなく、1人のバンドマンとして参加したっていう感覚があります。
-僕が聴かせていただいた音源はラフ・ミックス段階のものだったので、完成が楽しみです。
松隈:本当にバタバタですみません。昨日の夜中まで資料をまとめてましたからね(笑)。ちなみに、その作業を追いかけてくれてたのが......ハルとノリにはまだ言ってなかったけど、今日からマネージャーになった坂田さんです。
井上&北島:えっ!?
坂田:(※WEBカメラをオンにして)こんにちは。
松隈:今、これがまさに初仕事です。なんとですね、坂田さんはノリの前のベーシストなんですよ。
坂田:そうなんですよ。轟君の高校のクラスメイトでして。
-なんと(笑)。じゃあもう、かなり長い付き合いで。こうして時を経て同じチームで仕事ができるっていうのもいい話ですね。
轟:僕もマジで今日知って、ビックリした。
松隈:デビュー前は、すでに東京に住んでた坂田さんの家に4人で住ませてもらいながら、ツアーに回ったりしてましたからね。坂田さんはバンドをやめた後に俳優をやって、今はマネジメントをやってるんですよ。僕と一緒に別のアイドルを担当したりしてるんですけど、これからはSCRAMBLESと一緒にやっていこうということで。さらにアマチュア・バンドっぽさが増しましたね。
-新しい仲間も加わりましたし、8月には福岡と東京で主催イベント"SOUND SCRAMBLE 2025"、さらにGirls be badのツアー("GBB -SIXTEEN'S PLEASURE TOUR-")へのゲスト出演も控えていて、さらに活動が加速していく予感が漂っています。今後の展望はいかがですか?
松隈:20年間やり続けてきましたけど、20年間潜伏し続けちゃってるとも言えますから、バーター活動を経た先で21年目のブレイクを果たしたいという気持ちはありますよね。やっぱり僕はバンドマンなんですよ。音楽プロデューサーをやりたくてギターを弾いてきたわけじゃないので。自分のバンドやバンド・シーン自体を盛り上げたいって思いで音楽をやってるんだ、というのが根底にはあります。だからバンドで大きい景色を見たいですよね。僕等の地元にツアーで来てたフラワーカンパニーズが、おっちゃんになってから(日本)武道館に辿り着いたのとかも見てますから。武道館、今から目指す? それ面白くない?
井上:憧れはありますよね。先輩たちの背中を見てきてるから。
松隈:まぁ、デカいことは旅の途中でやっていければいいかなとも思っていて。個人的には、グワっと上に行くというより、長くしっかりと続けていきたい。それが一番難しいことでもあるし、長けりゃいいってもんじゃないですけど、カッコいいって思われるおっちゃんになりたいですね。
-13年間のブランクのあるバンドが復活した上で武道館のような大きな舞台に立ったら、同じ世代の仲間にも、地元の若いバンドにも、いろんな人にいろんな希望を与えることになると思います。
松隈:そうそう。自己満でやりたいわけでもないので。続けてるといいことあるっていうことを感じ取ってもらえると嬉しいな。
-井上さん、北島さん、轟さんはいかがですか?
井上:なりたい理想像はありつつ、結局はバズらしいペースでこれからも続いていくんだと思います。ただ、スキルだけでなく人間的な部分も含めてアップデートをサボらないメンバーですから。僕も気を抜かずに自分を見つめて成長させながら、それをバンド活動やステージングに活かしていきたいです。
北島:今回のアルバムを作って"まだまだいろいろやれるな"って感じたのは大きいと思っていて。集大成ではなくて、この先があるなって。その上で結局僕等はバンドですから、ライヴを観てほしい。ギタリストとしての松隈さんが僕にとっての松隈さんですし、ハルさんのヴォーカルと轟君の爆裂したドラムがあって、僕のベースも第一線でやってる人たちに負けてないっていうのを感じてほしいです。
轟:ノリさんカッコいいですね。僕も負けません(笑)。そのあたりの20代のバンドには全然負けないと思ってますんで、ぜひ対バン・ツアーでもなんでもやりたいです。そして、1人でも多くの人が僕等の曲を聴いて、好きになっていただけたら嬉しいし、続ける価値があると思います。
-そんな未来への第一歩となるのが"SOUND SCRAMBLE 2025"ですね。Buzz72+と縁の深いラインナップが揃っています。
松隈:そうなんです。長い付き合いの方から最近出会った方まで、すごく面白いイベントになっていて。目玉はやっぱりどぶろっく先輩ですね(笑)。本当に冗談みたいな話ですけど、同じコンビニで3人でバイトしてたんで。高校は違いましたけど、通学中に電車に乗ってたら江口(直人)さんが乗ってきて"おっ、松隈!"って言われてましたから。あと、最近仲良くしてるIKEが新しく始めたTOOKAMIとか。
-始動直後の出演ですもんね。
松隈:誰よりも先にオファーして、"九州来てよ"と。初上陸になると思います。九州の若手からクレナズムやVII DAYS REASONもいますし、そしてcune。一番縁があった先輩で、即答で出るって言ってくださいました。彼等も20年前くらいに一度活動休止しましたけど、メンバーは変わりつつまだ続いてますから。当時を知ってる人からすると、20年後にバズとcuneが一緒に観られるっていうのは涙モノだと思います。何より俺たちが楽しみだよね。
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