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INTERVIEW

Japanese

Dear Chambers

 

Dear Chambers

Member:モリヤマリョウタ(Vo/Gt)

Interviewer:中尾 佳奈

昨年のKURAMAE RECORDSへの移籍後、Kubotyをサウンド・プロデューサーに迎え『環七ラプソディー』、『オレンジロード』(共に2023年)とシングル・リリースを重ねてきたDear Chambersが、続く3作目となるニュー・シングル『Oh my BABY』を発表。2021年、2022年には120本以上のライヴを行うなど、"とにかくライヴハウスで出逢うことに重きを置いて活動していた"と言う彼らが、音楽を通し出逢ったすべてのリスナーを包み込む愛に満ちた1枚を完成させた。同作をひもとくべく、今回はメール・インタビューを敢行。今まさにこの記事を読んでいる、Skream!を通してDear Chambersに出逢ったあなたにも、本作に込められたバンドからリスナーへの素直な思いをぜひ受け取ってほしい。

-Skream!でのインタビューは、2019年に1stミニ・アルバム『Goodbye to you』のリリースに際し行って以来、約5年ぶりとなります。それからコロナ禍を経て、昨年のレーベル移籍など大きな環境の変化があったと思いますが、この数年間のバンド活動を振り返ってみていかがでしょうか?

 

本当にいろんなことがありましたね......。とにかくライヴをしていたことを鮮明に思い出せます。2021年と2022年に120本以上のライヴを行っていました。とにかくライヴハウスで出逢うことに重きを置いて活動していましたね。1stフル・アルバム『you & me』(2022年リリース)まで出し切って、そこから新しいオレたちはどうしていこうかってところまで考えられたのも、近くにいてくれた人たちのおかげだなって思えますね。よく辞めなかったなぁってつくづく思います(笑)。

-コロナ禍においても精力的にライヴを行い、今も変わらず様々なイベント、ツアーに引っ張りだこですね。築き上げてきたライヴ・バンドとしての信頼を物語っています。結成当初と現在でライヴへの向き合い方などに変化はありますか?

 

そう捉えていただけているのであればありがたいですね、とても。ライヴハウスに来てくれるお客さんのことを考えられるようになりました。オレたちのライヴを選んでくれて、その日を空けて時間を割いて、お金を払ってライヴハウスに来るっていうのは生活をしていて簡単なことではないと、しっかりオレたち自身が思えるようになりましたね。だからこそ、その1日、一瞬にオレたちも懸けていかなければいけないと今は思えています。

-KURAMAE RECORDSへ移籍後、サウンド・プロデューサーとしてKubotyさんが参加されていますが、サウンド・プロデューサーを迎えることになったきっかけを教えてください。

 

KURAMAE RECORDSでオレたちを担当してくれている方がもともと長いことKubotyさんと仲が良くて、その紹介で知り合うことになりました。オレたちとしても新しい刺激が欲しかったっていうところもあったので、一緒にやりましょうっていう話はすぐ決まりましたね!

-Kubotyさんとの3作目のタッグとなるシングル『Oh my BABY』が4月17日にリリースされます。今作の制作はいかがでしたか?

 

『環七ラプソディー』、『オレンジロード』とKubotyさんと一緒に曲を作り始めて、この3作目でいよいよ目指すところが見えてきたような印象は受けました。いろんなことでぼやけていたDear Chambersとしてやりたいことが明確になってきたと思っています!