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DISC REVIEW

Japanese

Goodbye to you

Dear Chambers

『Goodbye to you』

Release Date : 2019-01-23
Label : Paddy field

それぞれに活動歴を持つ3人により2017年10月に結成されたDear Chambersの1stミニ・アルバム。彼らは銀杏BOYZ、Hi-STANDARD、ELLEGARDENを共通のバックボーンとして持っているそうだが、轟音で奏でる全6曲をユニークなものにしているのが、モリヤマリョウタ(Vo/Gt)が作る切ないメロディと昔の想いを綴った歌詞だ。そういうある意味女々しい歌を悲壮感たっぷりに歌うことに、自分たちの存在意義があると彼らは考えているという。曲はオルタナ調あり、青春パンク調あり、じっくり聴かせる曲あり、メロコア調ありとなかなか幅広い。歌を最大限に生かすシンプルなアレンジを追求しながら、バチバチと火花が散るような瞬間のある演奏も聴きどころだ。(山口 智男)


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Oh my BABY

昨年レーベル移籍し、サウンド・プロデューサーにKubotyを迎えて3作目となるシングル。3ピースながらひとひねりを加えた展開やコーラスなどのアレンジにより3曲3様、持ち前のグッド・メロディが全リスナーを包み込む心強い1枚が到着した。表題曲「Oh my BABY」は、愛しい人に笑っていてほしいと願うどストレートな歌詞がまっすぐなバンド・サウンドに乗せて響く。まるでモリヤマリョウタ(Vo/Gt)から直接語り掛けられているような、自分を全肯定してくれているような気持ちになる1曲だ。そして「まだ見ぬ君へ」を聴けば、音楽を通してバンドと繋がっていること、彼らの音楽が自分の味方でいてくれることを確信するだろう。最後は疾走感溢れる「ユートピア」が、ポジティヴな方向へと力強く背中を押してくれるはずだ。(中尾 佳奈)


It's up to you

ゲリラ発表した自身主催のスタジオ・ライヴが手売りチケットのみで即日完売するなど、注目を集めるDear Chambersによる初のEP。1分未満のショート・チューン「Strikes Back」で勢いよく幕を開け、アップテンポでライヴ映え抜群な「ワンラスト・ラヴァー」、美しい夕焼けが脳裏に浮かぶ「青年時代」、夜を駆けていくようなスピード感の中に切なさが見え隠れする「幻に会えたなら」、至極のメロディに想いを凝縮したミディアム・バラード「本音」と、持ち味の疾走感溢れるサウンドと歌が引き立つグッド・メロディを詰め込んだ5曲が収録されている。そのままライヴのセットリストになりそうなラインナップでもあり、ライヴハウスの景色が自然と見えてくるのがいい。(三木 あゆみ)


Goodbye to you

それぞれに活動歴を持つ3人により2017年10月に結成されたDear Chambersの1stミニ・アルバム。彼らは銀杏BOYZ、Hi-STANDARD、ELLEGARDENを共通のバックボーンとして持っているそうだが、轟音で奏でる全6曲をユニークなものにしているのが、モリヤマリョウタ(Vo/Gt)が作る切ないメロディと昔の想いを綴った歌詞だ。そういうある意味女々しい歌を悲壮感たっぷりに歌うことに、自分たちの存在意義があると彼らは考えているという。曲はオルタナ調あり、青春パンク調あり、じっくり聴かせる曲あり、メロコア調ありとなかなか幅広い。歌を最大限に生かすシンプルなアレンジを追求しながら、バチバチと火花が散るような瞬間のある演奏も聴きどころだ。(山口 智男)