Japanese
RAY
2023年04月号掲載
Member:愛海 内山 結愛 琴山 しずく 月海 まお 紬 実詩
Interviewer:宮﨑 大樹
-配信は第1弾として2月に「読書日記」がリリースされましたね。こちらはおそらく5拍子と3拍子がメインだと思うんですけど、変拍子で行き来するシューゲイズ曲です。
内山:変拍子がすごいんですよ。ヤバいですよね、この曲。
愛海:音楽を知らずに入ってきたので"え?"と思って(笑)。お披露目のときに初披露だったんですけど、準備期間でどれだけ仕上げられるかみたいな。ハモリもできないしリズムも取れないし、え......って思っていました。
内山:この曲では、毎日代わる代わる誰かが泣いていて(笑)。
紬:とにかく激ヤバ。拍が取れなくて何回も練習していましたし、ダンスとしてもこういう曲を踊ったことがなかったので、どこでどう(リズムを)取っているのかが最初はわからなかったんです。でも、やっていくうちに、ファンのみなさんもどんどん好きになってくれている曲なので、配信の形として出せたのが嬉しい。やればやるほどできあがってきている曲という感じがしますね。
月海:デモの時点で"これは私の好きな曲だ!"と思って。けど、バンドでやるのとダンスやりながら歌うのはまた違って、ダンスをしながら歌うのってめちゃくちゃ難しいなと思いました。私はダンスが未経験なので、振り入れのときは絶望だったんですけど(苦笑)、リリック・ビデオもめっちゃカッコいいし、ダンスもめっちゃいい。最初に結愛ちゃんが本を開くんですけど、世界観があるんです。音源も聴いてほしいし、ライヴでも観てほしい曲だなと思います。
-第2弾として3月にリリースされたのが「秘密がいたいよ」ですね。RAYにとってはおなじみのハタユウスケ(cruyff in the bedroom/Vo/Gt)さんからの曲です。
内山:キャッチー。"いたいよ"という言葉でこんなに引き込まれるのかと。歌詞に関しては、ハタさんのひらがな使いが好きなんですよ。"いたい"って漢字でも書けるのにひらがなで表記するとか、日本語の使い方が美しいなと思うんです。「読書日記」は歌詞の意味を考えずに曲を楽しむという感じだったんですけど、ハタさんの曲って歌詞のメッセージ性が強いし、ストレートなので、"いたい!"って思いながら自分も歌っています。最近はファンの人も声出しができるようになって、私たちが"いたいよ"って歌うと"オレモー!"ってコールが起きるんですよ(笑)。
-そこでそれを入れるんですね(笑)。とにかく、アイドル楽曲ならではのファンとの化学反応が起きたと。
内山:そうですね。変な話ですけど、こういうところで"あ、アイドルだな"と思って(笑)。
-(笑)こちらのレコーディングはいかがでしたか?
月海:ライヴを重ねてからのレコーディングだったので、自分たちに染みついている状態でやれました。だから馴染んでいた。
-ライヴでやるような感覚でレコーディングしたんですか?
月海:私はそうでした。
愛海:踊りながら歌うのと立って歌うのって全然違うので、毎回レコーディングでは苦戦していますね。ライヴのように歌ってと言われても、えぇ......ってなります。
月海:そういうときは目をつぶってライヴの光景を思い浮かべてやっていて。
琴山:でもRAYは"ライヴっぽく歌わないで"と言われることが多いんですよ。淡々としたディレクションが多い。
内山:うん。ただ、新体制になってからはもうちょっと感情を込めた、ひとりひとりの歌の個性が出るようなディレクションになっているなと思うんです。
-それはなぜだと思いますか?
内山:ん~、なんでなんですかね。曲にそのほうが合っているというか。一番新しいのが『Green』というアルバムで、あのアルバムはきれいにまとまっていて隙がなくて、すっと聴けるんです。だけど、もうちょっと引っ掛かる部分が欲しいというか、それがあったらもっと深く沼るというか。今回の感情的なディレクションの要素が入ったら、新しい層にもRAYの音楽が届くのかなと思ったりはします。
-「秘密がいたいよ」の制作者 ハタユウスケさんというと、「ため息をさがして」が新体制初ワンマンでお披露目されました。意外だったのが、初のシューゲイズ・バラードだということで。
月海:デモの段階で涙が出ていました。
内山:泣いたよね。AIに歌わせた、人間に近い声のデモでいただいたんですけど、その声でも泣いちゃうくらい歌詞とメロディが本当に良くて。いいからこそ、これは歌で勝負しなきゃいけないやつだなと。
月海:メロディがいいから歌詞がすっと入ってくるんです。シューゲイザーってヴォーカルが埋もれがちじゃないですか? でも「ため息をさがして」はすっとメロディと歌詞が入ってくるので、ポップスをよく聴く方からも好きになってもらえるんじゃないかなと思います。
-お披露目したときの反応はどうでした?
琴山:怒っていました。
-え? 怒って?
琴山:良すぎて(笑)。
紬:"なんだよ! 良すぎるじゃないか!"みたいな(笑)。
琴山:ライヴだとサビで手を繋ぐんですよ。それが歌詞と交わっていてウルウルくる。振付も相まって、ライヴだと曲の良さがより表現できているなと思います。
内山:ファンの人もサビで手を繋いでいました(笑)。
愛海:そのときはビックリして上手く歌えなかったね(笑)。
-大きい会場でそれをやったらいい光景になりそうですね。さて、5月3日に4周年ワンマン・ライヴ"#RAY_Bloom"があります。
愛海:2月のワンマンではまだ蕾(Bud=蕾)だった私たちがちゃんと咲ける(Bloom=咲く)のか。
内山:そんなタイトルが付けられたからプレッシャーで(笑)。そのために日々頑張っていきます。
琴山:前回が"蕾"で今回は"咲く"ということで、前回よりいいライヴをしないといけないという考えはあるんですけど、それを考えすぎちゃうとプレッシャーになると思うので、プレッシャーにとらわれないで、初心を忘れないようにしたいです。楽しみたい。
-4周年を迎えるということは5年目が始まるということで。ライヴ・アイドルの5年目は長いほうになってきます。
内山:重ねてきたものも大事にしつつ、今の体制が今のRAYだと思うので、5人でのびのび楽しくというのを基本に置きながら、勝負というか、掴みにいくところは掴みにいきたい。RAYの音楽をたくさんの人に聴いてもらいたいし、まだ見たことのない景色を5人でたくさん見ていきたいし、ファンの方にも見せてあげたいなと思います。
-ちなみに明確に目標としている場所はあるんですか?
琴山:Zeppはやりたい。
紬:各地のZeppに行けたら。もっとデカい夢は、個人的に(日本)武道館を埋めてみたい。
愛海:うん。でも武道館をやってもまだ止まりたくはない。まだまだ行きたい。
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