Japanese
あるくとーーふ
Member:利佳子(Vo) 貴仁(Gt) Nakamura Koji(Ba) amico(key)
Interviewer:秦 理絵
あるくとーーふという長野から現れたニューカマー・バンドの音楽は沼だ。キャッチフレーズは"攻撃的ポップバンド"。UNISON SQUARE GARDENをはじめ、ゲスの極み乙女。やSEKAI NO OWARI、いきものがかりといった、00年代以降のJ-POP/J-ROCKシーンで活躍するバンドに大きな影響を受けた彼らの持ち味は、普遍的でありながら、捻くれた感性を忍ばせた二面性のあるポップ/ロック・サウンドだ。そんなあるくとーーふが11月17日にリリースした1stミニ・アルバム『サイファールーム』は、バラエティ豊かなアプローチにバンドの可能性を感じる1枚になった。"脱出ゲーム"をテーマに掲げ、過去作との連続性も感じる今作は、いったいどこまでが計算で、どこまでが天然なのか。話を訊いた。なお取材当日、伊藤ヒナノが体調不良で欠席だったため、利佳子、貴仁、Nakamura Koji、amicoの4人に参加してもらっている。
-あるくとーーふって、気になるバンド名なんですけど。
利佳子:よく言われます。(笑)。
-どういう経緯で付けたんですか?
amico:メンバーの名前をアルファベット表記にして、頭文字を並べてみたんですよ。amico、Rikako(利佳子)、Koji、Takahito(貴仁)、ドラムのHinano(伊藤ヒナノ)でARKTHになるじゃないですか。で、あるくとうふ? みたいな。KAT-TUNとかもそうですけど。その感じのノリで決めて。漢字にするか、ひらがなにするかも話し合ったんです。で、バンド名の文字数が素数だと割り切れないから解散しないらしくて。
利佳子:願いを込めてっていう感じだよね。
amico:じゃあ7文字にしよう。"う"を伸ばし棒2本にしたら、7文字になるなって。
-"アメトーーク"みたいな(笑)。
amico:そうなんです。"アメトーーク"を見るたびに、あるくとーーふと錯覚します(笑)。
-後づけでいろいろ意味を考えられそうですよね。"歩く"という言葉が、前に進んでいく意思を表してるようにも受け取れますし。
amico:たしかに。焦るのは良くないから、走るんじゃなくて歩くぐらいのペースでバンドをやっていければ、長く続くのかもね、みたいな話はあとからしますね。
利佳子:私たちはあるくとーーふだから、歩いていこうねって。
-5人はどんなふうに集まったんですか?
利佳子:みんな同じ高校の軽音部に入ってたんですけど、私がそれぞれのパートに声を掛けました。"やらない?"って。
-それぞれ声を掛けられたときはどう思いましたか?
Nakamura:鮮明に覚えてるんですけど、部活見学のときだったんですよ。まだバンドとかも組んだことがなかったので。どんなもんだろうな? と思ってたら、その矢先に(利佳子から)いきなり声を掛けられて。
-ナカジ(Nakamura)さんは、もともとベースをやってたんですか?
Nakamura:中学校ぐらいからやってました。
利佳子:ナカジは誘ったとき、アコギを弾いてたんですよ。"この子、ギター上手い!"と思って、ギタリストとして誘ったんですけど、"ほんまはベースをやりたい"って。
-amicoさんは?
amico:私だけ唯一バンドをやる気がなかったんです。利佳子と一緒のクラスになって、たまたま友達で話してるうちに、音楽を聴くのが好きだねってなって。その流れで、"バンドをやらない?"って言われたんです。バンドなんて自分が組めるものだと思ってなかったから、"ちょっと考えとくね"って返事したんです。で、ひと晩考えて、面白そうだし、ヴォーカルが利佳子だったらいいかなって遊び程度で始めたら、のめり込んでましたね。
利佳子:バンドの要だよね。作詞作曲もやってくれるし。
Nakamura:今はそうだよね。
-もともとキーボードはやっていたんですか?
amico:ピアノをやってました。キーボードはバンドを始めてからですね。
-貴仁さんはバンドに誘われたとき、どう思いましたか?
貴仁:りっちゃん(利佳子)から直接声を掛けられたわけじゃなくて。ナカジを介してきたんですよ。LINEで"ギターやってくれない?"って。もともと中学のときにテニスをやってて、テニス部と迷ってたんですけど。兄が高校でドラムを始めたのもあって、中2からギターを始めていて。自分も音楽をやってみたいなっていう興味もあったんです。
-今日お休みされてるドラムのヒナノさんはどんなふうに加わったんですか?
利佳子:部活見学のときに、ヒナ(ヒナノ)が"ドラムを叩いてもいいですか?"って先輩に言って。急にイヤフォンをつけて、すごいドラムを叩き始めたんです。それが上手くて。一緒にバンドを組みたいって思って、見学のあと、"ヒナノちゃんっていうの? 一緒にバンドを組まない?"って声を掛けました。
-組んだときにコピーしたバンドはありますか?
amico:最初はUNISON SQUARE GARDENの「mix juiceのいうとおり」っていうピアノが入ってる曲ですね。"ユニゾン(UNISON SQUARE GARDEN)好きだね"っていう話をしてて。やってみたらすごく楽しかったんですよ。で、秋に軽音部の県の大会があったんです。それに先輩が出られなくなっちゃって、"代わりに出てくれない?"って顧問の先生に言われて。
-ピンチヒッターだったんですね。
amico:そうなんです。周りはみんな先輩だらけでビクビクしながら、"ダメでも勉強になるからいっか"と思って出たら、まさかの準優勝をしまして。
利佳子:めっちゃびっくりしました。
amico:予想外で。上手いとか上を目指す立場だとか思ったことがなかったので、初めて"上を目指してみようかな"って思うようになりましたね。
-それからオリジナル曲を作るようになったんですか?
amico:しばらくはコピーを続けてましたね。キーボードが入ったアーティストの楽曲を持ち寄ってやってた感じで。
-最初に作ったオリジナル曲は発表されていますか?
利佳子:『FACT Re:』(2019年リリースの1st EP)に収録されている「真実は嘘をつく」ですね。
amico:全国大会("第42回 全国高等学校総合文化祭")には、この曲で出たんです。
利佳子:私がメロディと歌詞をつけたんですけど。それにamicoがこういう楽器とかコードをつけたらいいんじゃない? って作ってくれた曲ですね。
-話を聞いていると、バンドの滑り出しとしてはかなり好調ですよね。
Nakamura:大会とかでも上位に入れてもらえて恵まれてるなと思いますね。
amico:たぶん最初の準優勝があったから、そのあとも"いいところに行きたい"ってなって、いっぱい練習するようになったんですよね。
-バンドを組むときに、キーボードがいるバンドへのこだわりは強くあったんですか?
利佳子:というより、"バンドをやろうよ"ってなって。amicoができるのがキーボードだったから、キーボードがいるバンドがいいねっていう感じでしたね。
amico:キーボードがいないと、私が悲しくなっちゃうから(笑)。
Nakamura:結果的に聴く曲も、キーボードいるバンドが増えてきたんです。この曲いいんじゃない? コピーしようよって。ゲスの極み乙女。とか。
利佳子:SEKAI NO OWARIとかね。
貴仁:あとはTK from 凛として時雨。
amico:「unravel」をやったよね。
LIVE INFO
- 2025.05.09
-
THE BACK HORN
Creepy Nuts
a flood of circle
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
WtB
DeNeel
SUPER BEAVER
Rhythmic Toy World
MAN WITH A MISSION
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
大森靖子
Organic Call
GLASGOW
CNBLUE
- 2025.05.10
-
The Biscats × Ol'CATS
never young beach
The Ravens
ネクライトーキー
ずっと真夜中でいいのに。
コレサワ
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
HY
sumika
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
Keishi Tanaka
ポップしなないで
Mr.ふぉるて
Rhythmic Toy World
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
indigo la End
ヒトリエ
緑黄色社会
Bimi
"GAPPA ROCKS ISHIKWA"
GANG PARADE
SCOOBIE DO
斉藤和義
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
"METROCK2025"
FINLANDS
fox capture plan
CNBLUE
a flood of circle
No Buses
- 2025.05.11
-
The Biscats × Ol'CATS
ネクライトーキー
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
The Ravens
HY
sumika
indigo la End
ORCALAND
Keishi Tanaka
ヤングスキニー
BLUE ENCOUNT
山内総一郎×斎藤宏介
渡會将士
古舘佑太郎 × 田村晴信(171)
US
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
VOI SQUARE CAT
NakamuraEmi
Bimi
ADAM at
SCOOBIE DO
斉藤和義
Creepy Nuts
flumpool
ヒトリエ
fox capture plan
四星球
私立恵比寿中学
忘れらんねえよ / 超☆社会的サンダル / Conton Candy / KALMA ほか
Ayumu Imazu
フラワーカンパニーズ
DIALOGUE+
BIGMAMA
People In The Box
Bray me
MARiA(GARNiDELiA)
WtB
あいみょん
"METROCK2025"
点染テンセイ少女。
清 竜人25
Mellow Youth
- 2025.05.12
-
US
- 2025.05.13
-
ヤングスキニー
WANIMA
ビレッジマンズストア
US
- 2025.05.14
-
yummy'g
VOI SQUARE CAT
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 橋口洋平(wacci)
大森靖子
WANIMA
緑黄色社会
Hello Hello
PEDRO
LiSA
清 竜人25
怒髪天
- 2025.05.15
-
a flood of circle
THE YELLOW MONKEY
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / the dadadadys
女王蜂
No Buses
星野源
WANIMA
山内総一郎×斎藤宏介
CENT
オレンジスパイニクラブ
Homecomings × Cody・Lee(李)
mol-74
トゲナシトゲアリ × She is Legend
LiSA
- 2025.05.16
-
Hump Back
ORCALAND
ヒトリエ
Mr.ふぉるて
Creepy Nuts
fox capture plan
a flood of circle
ReN
四星球
ayutthaya
No Buses
The Ravens
People In The Box
flumpool
ヤングスキニー
星野源
[Alexandros]
VOI SQUARE CAT
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
INF
never young beach
- 2025.05.17
-
フラワーカンパニーズ ※振替公演
THE BAWDIES
"CIRCLE '25"
女王蜂
sumika
渡會将士
アーバンギャルド
ネクライトーキー
ExWHYZ
斉藤和義
Bimi
Creepy Nuts
四星球
いきものがかり / Omoinotake / Saucy Dog / アイナ・ジ・エンド ほか
DIALOGUE+
GLIM SPANKY / 水曜日のカンパネラ / 岡崎体育 / Laura day romance ほか
コレサワ
flumpool
Official髭男dism
THE BACK HORN
People In The Box
GANG PARADE
WtB
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
indigo la End
[Alexandros]
ポップしなないで
小林私 / 色々な十字架 / 叶芽フウカ(O.A.)
INORAN
ずっと真夜中でいいのに。
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
インナージャーニー / 地元学生バンド ほか
- 2025.05.18
-
渡會将士
androp
"CIRCLE '25"
アーバンギャルド
sumika
ねぐせ。
ヒトリエ
THE BAWDIES
斉藤和義
ReN
a flood of circle
ASP
22/7
OKAMOTO'S / Lucky Kilimanjaro / サニーデイ・サービス ほか
ポップしなないで
WANIMA
"COMING KOBE25"
Official髭男dism
DIALOGUE+
The Ravens
Mr.ふぉるて
おいしくるメロンパン
ExWHYZ
コレサワ
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
私立恵比寿中学
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
SPECIAL OTHERS
INORAN
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.05.19
-
点染テンセイ少女。
- 2025.05.21
-
VOI SQUARE CAT
斉藤和義
Saucy Dog
打⾸獄門同好会 / くるり / ストレイテナー ほか
あいみょん
Hakubi
yummy'g
渡會将士
ADAM at
緑黄色社会
- 2025.05.22
-
ORCALAND
Saucy Dog
ReN
片平里菜
w.o.d. ※振替公演
あいみょん
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
清 竜人25
DYGL
Maki
フリージアン
チリヌルヲワカ
Base Ball Bear
otsumami feat.mikan
ayutthaya
I Don't Like Mondays.
- 2025.05.23
-
ORCALAND
[Alexandros]
Mr.ふぉるて
indigo la End
a flood of circle
THE BAWDIES
DYGL
w.o.d. ※振替公演
ADAM at
Plastic Tree
浅井健一
ゴキゲン帝国
TOMOO
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Hakubi
レイラ
LEGO BIG MORL
- 2025.05.24
-
ReN
Mr.ふぉるて
indigo la End
[Alexandros]
GANG PARADE
ヤングスキニー
緑黄色社会
ASP
サカナクション
おいしくるメロンパン
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / ストレイテナー ほか
コレサワ
THE BACK HORN
片平里菜
ポップしなないで
People In The Box
星野源
Novelbright
Baggy My Life × Comme des familia
mol-74
ネクライトーキー
LACCO TOWER
Plastic Tree
WANIMA
ADAM at
アルコサイト
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
SHE'S / SCANDAL / wacci ほか
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
SUPER BEAVER
"Shimokitazawa SOUND CRUISING 2025"
DeNeel
the telephones
The Ravens
FUNKIST
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
LEGO BIG MORL
ビレッジマンズストア
RELEASE INFO
- 2025.05.09
- 2025.05.10
- 2025.05.12
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.11
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.20
- 2025.06.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号