Japanese
PICKLES
Member:RURI(Vo) MAYU(Gt) CHAN(Ba) MADOKA(Dr)
Interviewer:三木 あゆみ
大阪高槻発、結成7周年を迎えたPICKLES。ライヴ総本数500本超の生粋のライヴ・バンドとして、パワフルに活動している彼女たちの待望の1stフル・アルバムがついに完成した。彼女たちらしさ全開の元気いっぱいなナンバーから、新たな一面を見せるクールな曲、パワーアップしまくった再録曲など、老若男女全方位に向けて"どんナモンJAY!!"と差し出せる自信作。今作に懸けるバンドの想いの強さは、ここに詰まった12曲を聴けば明らかだ。今回、Skream!インタビュー初登場となる彼女たちに、今作について話を訊いた。
-Skream!のインタビュー初掲載となりますので、まずはバンドのプロフィールからうかがいたいと思います。2013年に結成して、今年9月9日に始動7周年を迎えたそうですが、みなさんがバンドを組んだきっかけはなんだったんですか?
RURI:もともと、PICKLESの前身は私とCHANが高校の同級生で結成して、3年間コピー・バンドをしてて。それで、違う高校の同級生だったMADOKAが2013年に加入して、本格的にPICKLESとして活動することになりました。MAYUちゃんは約3年前にPICKLESに加入してくれた、という感じです。
-MADOKAさんは、RURIさんとCHANさんとは違う高校とのことですが、どこで知り合ったんですか?
RURI:地元のライヴハウスである高槻RASPBERRY(※2019年に閉店)で出会いました。
-対バンで、ですか?
MADOKA:そうですね。
-MAYUさんが以前ほかのインタビューで、"ずっとガールズ・バンドがやりたかった"とおっしゃっていたのを見たのですが、それはみなさん共通で思っていたことだったんですか?
RURI:共通で思ってたってことはないんちゃうかな? たまたま女の子やったっていうだけで。
MAYU:ガールズ・バンドがやりたいっていうのも、そんなに深い理由はなくて、単純に女の子だけでやるバンド楽しそうやなぁ~っていう憧れがあって、という感じですね。
-そうなんですね。今、活動していて、ここはガールズならではだなとか、ガールズ・バンドで良かったと思うこととかはありますか?
RURI:あるかなぁ? あんまりガールズ・バンドとして活動してないんですよ。いい意味でガールズ・バンドという枠から外れて活動したいなと思って活動しているので、ガールズじゃないほうが良かったと思うこともないですけど、特別に良かったというのもないかもしれないです。
-たしかに、みなさんの音楽や、ライヴ総本数が500本超えという活動のスタイルからは、ガールズ・バンドという枠にはまらずに、パワフルにバンドをやられている印象があります。みなさんは、影響を受けたアーティストや、憧れの存在はいるんですか?
RURI:私は高校のときにSHAKALABBITSのコピーをやらせていただいていたので、少なからず影響はあるかもしれないです。
CHAN:私もRURIと一緒でSHAKALABBITSですね。
MADOKA:私はELLEGARDENをコピーしてたんですけど、そこからバンドのことを知っていったので、影響はありますね。
MAYU:影響を受けたというか、ギターを始めるきっかけになったのはONE OK ROCKやUVERworldで。この方たちを聴いて、音楽をやりたいなぁと思い始めました。
-その影響が今の音楽に繋がっているところはありますか?
RURI:ないです(笑)。個人的には自分たちの音楽とは全然違うなと思ってて。SHAKALABBITSの存在があったおかげで、今バンドを続けてこれているというのはもちろんあるんですけど。
-音楽というよりかは、存在そのものやアーティストとしての姿に影響しているという感じですか?
RURI:そうですね。
-みなさんは普段、どのように曲作りを行っているんですか?
RURI:普段は私がメロディをボイスメモに録ってCHANに送って、それにCHANがギターでコードをつけてくれて。そこからそれをMADOKAとMAYUに送って、みんなでスタジオで作っていくという感じでやっています。
-作詞はRURIさんですか?
RURI:基本はそうですね。でも今回リリースする1stフル・アルバム『どんナモンJAY!!』にはCHANが全部作った曲も1曲入っています。「ツナグ」という曲なんですけど。
-そうなんですね。ではその1stフル・アルバム『どんナモンJAY!!』のお話を聞いていきたいと思います。まず、今作のリリースの計画はいつごろからあったんですか?
RURI:去年、1st EP『RUNWAYS』を出させてもらって、そのころから"次出すんやったらフル・アルバムやな"って話を社長とはさせてもらっていたんです。
-"1stフル・アルバム"ということで、どういう作品にしたいみたいなことはそのときから何か考えていたんですか?
RURI:PICKLESらしい曲もありつつ、せっかくのアルバムなので、EPやシングルでは出せないような曲も入れたいなとは考えていました。
-たしかに、今作には新しいPICKLESの要素も含まれている気がしました。アルバム・タイトルはどなたが考えたんでしょう?
MADOKA:私です。新しい自分たちっていうものもあるので、いろんな人に聴いてもらいたくて。関西弁の"どんナモンJAY!!"でいかせていただきました(笑)。
-自信を持って世の中に出せる作品という感覚があったんですかね。みなさん的に"どんナモンJAY!!"と押し出したい今作のポイントはどういうところですか?
RURI:全曲リード曲でもおかしくないと自分では思っています。既存曲の再録とかも入っているんですけど、その曲たちも今までとは違う感じの曲になったので、知らない人はもちろん、これまで知ってくれてた人も新しいと思えるし、"この曲知ってんねん"って自慢できるような作品になったんじゃないかなと感じていますね。
-今作は再録が入っているのもキーになっていそうですね。
RURI:そうですね。"HIGH BEAM RECORDS"に入る前に自分たちで作っていた曲があって、今もライヴでやっている曲もあったので、改めて今の私たちでパワーアップしたものにできるんじゃないかなと思って、今回再録曲も収録させていただきました。
-なるほど。ほかのみなさんは今作のポイントというのはどんなところであると感じていますか?
MADOKA:それぞれメンバーでも好きな曲、推し曲が違うんですよ。RURIも言っていましたが、全部が推し曲で、ひとつは選べないなというくらの自信作なので、そこは自慢できるところですね。
CHAN:再録も聴きどころですし、曲の順番とかにも注目して聴いてほしいなと思います。そこは結構話し合って決めていったんですよ。全員こうしたいというのがバラバラで。でも、最終的にはきれいにまとまりました。それも踏まえて、"どんナモンJAY!!"と言えますね。
MAYU:1曲聴いたらその次の曲も聴きたくなるような、アルバム1枚を通して何回も聴きたい作品になったんじゃないかなと思います。
-MADOKAさんから、メンバーそれぞれ推し曲が違うとありましたが、ちなみにみなさんそれぞれどの曲を推しているんですか?
RURI:私は「始まりの合図」です。
CHAN:私は「HERO」ですね。
MAYU:「エンジン」ですかね。
MADOKA:マジでありすぎて......うーん......「イキサラSAY!」で。
-MADOKAさんが挙げた「イキサラSAY!」は先日MVが公開されましたね(※取材は9月中旬)。めちゃくちゃ夏のMVで、遊び心満載で。撮影はいかがでしたか?
RURI:みんなで"暑いなぁ"って言いながら、ワンルームの部屋でわちゃわちゃやりましたね。ほんまにPICKLESらしいというか、私たちのそのまんまを出した感じで。楽しかったです。
CHAN:とりあえず暑かったですね。夏っぽくて爽やかな感じに仕上がってますけど、実際みんな汗びちょびちょで。もう......見てられなかったです。
一同:(笑)
-(笑)MAYUさん、MADOKAさんはいかがですか?
MAYU:サビで、みんなでポーズするんですけど、それがぎこちなすぎて恥ずかしかったです(笑)。
MADOKA:今までのMVとはまた違った楽しい雰囲気で、ふざけまくってます。
-MVの中で一番の見どころはどこですか?
MADOKA:それはやっぱり私のソロの部分ですね。ソロって言うかセリフやんみたいな(笑)。
-あそこはインパクトありました(笑)。曲自体も楽しい仕上がりで、コーラスの掛け合いの部分がすごくいいですよね。
RURI:もともと"コーラス・ワークがいい"ということを言っていただいていたので、せっかくだったらみんなで歌ってわちゃわちゃした曲にしたいと思っていたんです。私ひとりだとその感じはでないので、みんなで歌いましたね。
-レコーディングは全員でやったんですか?
MADOKA:ひとりずつで録りました。
-そうだったんですか。それであのわちゃわちゃ感が生み出されてるのはすごいです。
RURI:たしかに、全員の声がしっかり聴けたのは完成してからで、練習のときはあんまりわからなかったんですけど、いい感じやなってなりましたね。
MADOKA:歌というよりかは掛け声なので、テンション感とかを結構重視してて。なんか知らんけど私、監督やらせてもらいました(笑)。"もう1回いこうか~"みたいな感じで。あと楽器も、タンバリンとかびよよ~んって鳴る......ハンバーグ師匠のやつ(ヴィブラスラップ)とか、曲聴いてて入れたいなって思った音とかを持って行って、"これ入れさせてください!"みたいな感じで、やっていきましたね。普段は使わない笛とか、カウベルとか、いろんなものを入れさせてもらって。そこはすごく楽しかったですし、こだわりました。
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