Japanese
大阪☆春夏秋冬 × masasucks
2020年08月号掲載
浪花の6人組ダンス&ヴォーカル・グループ、大阪☆春夏秋冬(通称:しゅかしゅん)がメジャー2ndアルバム『BRAVE SOULS』を発表。今作は前回のミニ・アルバム『ガチ上がるハイテンションまで夢じゃないこの現実』に引き続き、masasucksがサウンド・プロデュースを担当。音楽的には90年代のストリート・シーンを席巻したパンク、ロック、ミクスチャーなど過去最高にアグレッシヴな曲調が揃っている。今回はMAINA、ANNA、MANA、EON、YUNA、RUNAのメンバー全員とmasasucksの座談会形式で、今作の魅力についてじっくりと話を訊いた。
大阪☆春夏秋冬:MAINA ANNA MANA EON YUNA RUNA
masasucks
インタビュアー:荒金 良介
-大阪☆春夏秋冬というグループ名は、そもそも日本の四季の素晴らしさや、四季に咲く花の美しさを歌とダンスで伝えるという意味が込められていて、12年に結成されたそうですね。

ANNA:はい。花を持って踊ってたんですよ。今はスニーカーでライヴしているけど、10センチ以上の高いヒールを履いて、お揃いのワンピースを着て、超かわいい曲で踊ってました。
EON:全員がマイクを持ってヴォーカルも担当してましたね。
ANNA:そんなかわいい時代もあり......THEアイドルみたいな形でパフォーマンスしているときより、今の形のほうがありのままの自分たちを曝け出してパフォーマンスできるようになったので、良かったです。
YUNA:ロックに出会って、自分たちが届けたいものがハッキリしました。
ANNA:大人に決めてもらってばかりで、当時はスタッフさんがパートを決めてました。今は自分たちでこの楽曲はこのメンバーの声質がいいとか、いろいろ意見も出せているので、そこは成長していると思います。
-花の美しさを歌とダンスで届けるスタイルは何年ほど?
YUNA:2年ぐらいですね。衣装に花柄を取り入れてましたからね。
EON:はははは(笑)、思い出したら面白いな。
MANA:結成当時のままだったら、今はやってないと思いますね(笑)。
masasucks:俺、最初にお花をテーマにしていたのは初耳なんやけど。
YUNA:YouTube観てください(笑)。
masasucks:それは、当時の年頃には良かったんやろうね。
YUNA:それしか知らなかったというのもありますけどね。
masasucks:自分でパートを考えて歌うとかは、この2作品(2019年リリースのミニ・アルバム『ガチ上がるハイテンションまで夢じゃないこの現実』、メジャー2ndアルバム『BRAVE SOULS』)にも影響しているんですよ。歌の振り分けもバキバキに仕込まず、その場で"どうする?"って考える時間を設けました。俺が20~21歳のときも自分で考えてたし。"そのやり方に興味があるならやってみたら?"と提案して。
-そこはマサ(masasucks)さんがバンドマンだからという部分が大きいんでしょうね。
masasucks:そうですね。みんなと一緒に作る感覚で、その代わり自分のパートは責任取らなきゃいけないよって。
MAINA:レコーディングもそうなりましたもんね。"こう歌って"じゃなく、マサさんの場合は"ここどう思う?"って疑問文で聞いてくれるから。
masasucks:みんなのほうがずっと一緒にいる時間が長いし、お互いの声質も知っているやろうから。『ガチ夢(ガチ上がるハイテンションまで夢じゃないこの現実)』はまだ角があったけど、それから少し角が取れたんじゃないかと。
RUNA:マサさんと初めてお会いしたときに「その手」(『ガチ上がるハイテンションまで夢じゃないこの現実』収録)という曲を持って来てくださって、"この曲ヤバ!"と思って。今はライヴでも必要な大切な曲になっているので、感謝してます。
MANA:今は制作に自分たちの思いを込めているぶん、ライヴも気持ちが入りやすくなったんですよ。「その手」はマサさんと私たちの思いも歌詞にわかりやすく入れさせてもらったんです。自粛期間であまり練習もできなくて、久々に「その手」をやったら、この6人で気持ちを統一してパワーを出せていることを感じて。そのときに涙が出てきて......。
masasucks:ええ話やなぁ。
EON:自分たちの姿を鏡で見たときにみんな涙ぐんでるし、同じ気持ちなんやなって。
-マサさんとみなさんが関わるきっかけは「その手」が始まり?
masasucks:そうですね。たまたまできたんですよ。
MAINA:"コタツでできた曲"と言ってましたからね(笑)。
masasucks:そう、夏場だったらできなかったかもしれない。「その手」が取っ掛かりで、みんなが気に入ってくれたんです。
MAINA:最初の歌詞は"その手を繋いで"やったけど、しゅかしゅんのライヴは手を上げることが多いので、"その手を上げて"に歌詞を変えてくれたんですよ。
masasucks:あえてグループの前情報は入れずに、ナチュラルに録ったものをみんなが気に入ってくれたのも良かったね。
MAINA:マサさんと初めて会ったときにヤバい人が来たと思って。
EON:エイベックスにサンダルで来て、"オッス!"って(笑)。
MAINA:しゅかしゅんを男にしたような性格だなと。
masasucks:はははは(笑)。それは同郷(大阪)というのもあるのかなと思う。ほど良く雑な感じというか。
一同:あれっ!?
masasucks:えっ、俺だけか(笑)。
MAINA:この人にプロデュースしてもらったら、絶対にいい曲ができるという確信はありました。案の定、ひっくり返るようないい曲ばかりでした。
YUNA:『ガチ夢』のレコーディングが全部終わって、6曲通して聴いたときにめっちゃ感動して。今までR&B、ヒップホップとか、ほんまに幅広いジャンルをやってて、模索している状態だったけど、自分たちが伝えたい音楽に巡り合えた感覚があったから。
MAINA:あと、いい意味で100パーセント真面目じゃなくていいんやなって。音楽性もそうだけど、しゅかしゅんは1曲やライヴに向き合う姿勢も一直線なんですよ。視野が狭くなりがちで、1から10まで決めるような感じだったけど、マサさんと出会って音楽の遊び方や楽しみ方を学ばせてもらいました。
masasucks:そこは伝えるというより、気づいてほしいところやな。自分で考えて決めてくれたらいいから。そんな細かいところまで聞くなよ、お前の人生なんやからって。それでみんなも"わかりました!"と言ってくれたから。演奏もバンドで出会った仲間に協力してもらったんですよ。スタジオ・ミュージシャンを使うとか、そういうスタイルを取らずにやろうと。
-マサさんの人脈をフル活用したんですね。そして前回のミニ・アルバム、今作の2作品で、ワンマン・ライヴのセットリストが作れる楽曲をセレクトしたそうですけど、前回のミニ・アルバムは何かテーマがあったんですか?
masasucks:前回のミニ・アルバムは特になく、とりあえずやってみようという。バンドっぽさがあれば、今までの流れと変わって面白いかなと思ったんで。みんなバンドも好きで聴いている世代だろうし、俺はやりやすかったですね。
YUNA:「MY STYLE」とか、結構難しかったですね。
masasucks:たしかに展開も多いし、難しいやろな。
YUNA:私たちは曲も伝えて、踊らなきゃいけないので、そのバランスが難しくて。
RUNA:バンド・サウンドで踊ることがあまりなかったので、めっちゃ苦戦しました。楽曲制作の過程を一緒にやっていたので、感情が入るし......昔は取材も嫌いで。
masasucks:ええぞ、ええぞ(笑)。
RUNA:"これ言わなあかん"ってみんなノートみたいなものを持って読んでいたんです。今は感情も入っているから、音楽も取材も好きになりました。
MAINA:みんなの言葉も変わったしね。
MANA:メンバーの言葉ひとつひとつが響くから。
-ミニ・アルバムを経て、今作のサウンドに繋がっているのがよくわかる内容で。今作は、音楽的には90年代のインディーズ・パンク/ロック/ミクスチャーに振り切ってますよね。やはりそういう狙いがありました?
masasucks:ありましたね。中途半端にやったらもったいないし......音は一度振り切ったほうがいいかなと。
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