Japanese
GO TO THE BEDS
2020年07月号掲載
Member:ヤママチミキ ユメノユア キャン・GP・マイカ ココ・パーティン・ココ ユイ・ガ・ドクソン
Interviewer:宮﨑 大樹
すべてにおいてGANG PARADEを超えないと意味がない。それができなければもはや解散くらいの話だなって
-メンバー作詞の曲も多く収録されていますよね。ユアさん作詞の「パッパラパー」は、サウンドからどんな印象を受けて作詞していきましたか?
ユア:「パッパラパー」は、ギター・ロックとか自分が聴いてきた音にすごく近いものがあって、イメージ的には90年代の革ジャン系の音だなと思いました。ちょっとカッコつけてる感じの人が喋っているようなイメージで書きましたね。サビの部分は悩んだんですけど、スタッフさんから"キャッチーな感じがいいんじゃない?"っていうアドバイスをいただいたので、"パッパラパー"っていう歌詞にしました。できあがってみたら、Aメロとのギャップで頭に残るなと思ったので、ライヴで聴いたら忘れられない曲になるんじゃないかなって。
-この曲に限らずですが、GO TO THE BEDSは歌声に個性のあるメンバーだからこそのハモりやコーラスが生きている印象です。
ユア:そうですよね。「パッパラパー」のハモりはドク(ドクソン)が歌ってます。
ドクソン:よくハモります。松隈(ケンタ/サウンド・プロデューサー)さんも"歌うグループ"として見せたいというふうにレコーディングのときに言ってくださっていて。ハモりの曲が多いのも、そういう狙いが今回は入っているのかな? 個性もそうですけど、このグループの色みたいに松隈さんが言ってくださっている"歌"は、それぞれがもっとスキルアップしたいです。
-ユアさん作詞のもう1曲「GROOVE」は、ゆっくり揺れたくなるような曲です。
ユア:こういうラップ的なノリはGANG PARADE時代にはあんまりなかったなぁと思っていて。サビは書きやすかったんですけどAメロのラップっぽいところをどうしようかなっていうのはすごく悩みました。この曲は、日頃の"変だなぁ"って思うことをぶつけています。
-そういう"日常で感じた違和感"みたいなものが表現されているのは、実にユアさんらしい歌詞ですよね。
ユア:不満が多いのかな(笑)。お客さんが聴いたときにどう捉えるんだろうなとは思いますね。訴えかけたいのは表面的に見える部分じゃないので、そこまで届いてくれるかとか。この曲は今から反響が楽しみです。
-この曲では、これまでラップのパートをあまり担当してこなかったミキさんがラップをすることで、GO TO THE BEDSならではの新たな魅力を感じました。
ミキ:私もこの曲のAメロを担当するとは思わず......(笑)。意外でしたね。でもそれも新しい試みだから楽しいなと思ってます。必死に噛まないようにレコーディングしました。
-そんなミキさんは「MISSING」、「VILLAIN」の作詞をしていますね。「MISSING」は冒頭のエスニックなギターと、民族楽器的なパーカッションが印象的で、WACK全体を見渡しても新しいアプローチな気がしました。
ココ:私これめっちゃ好きです!
ミキ:ココ、ずっと言ってる(笑)。「MISSING」と「VILLAIN」は、大きな括りで言うと"生と死"をイメージして書いたんです。「MISSING」は具体的に情景が思い浮かぶように書きました。この曲のサビがAメロ、Bメロとも違った、悲しみというか、エモーショナル感が強かったので、そういう歌詞を書きたいなと思って。
-寂しさが漂っているんですけど、最後に"大嫌いでした 大好きでした"と終わらせているのが良くて。
ココ:そこ最高。
ミキ:ずっと悲しい歌詞だから、最後は救いがあったほうが聴いてても心に残るかなと思って。最後はきれいに終えるようにしました。
-もう一方の「VILLAIN」もすごくいい曲で、都会的でありエモーショナルであり、初めて聴いたときにはウルっときました。
ミキ:これも"生死"の話なんですけど、この歌詞は、すでに死んでる人が生きることにしがみついているイメージを歌詞にしています。悪役って最終的にはやられてしまうけど、その人たちにも人生があるし、自分のことを悪だとは思っていない可能性もある。そういう人たちが生にしがみついてる姿って、醜くないというか、悪役感はまったくないというか。そこの矛盾みたいな美しさを表現したくてこの歌詞を書きました。
ココ:私は今回のミキちゃんの歌詞が両方好きだなぁって思って。ミキちゃんはディズニーが好きなんですけど"ヴィランズ"っているじゃないですか? だから"VILLAIN"っていうタイトルもいいなと。そういうところでほっこりしました(笑)。この曲は最後に畳み掛けるように歌が重なっていくところがあって、そこがめっちゃいいんですよね。五重奏みたいに全員が違うことを言っている、だけどひとつの曲として成り立っているっていうところが好きです。今回のアルバムは全部好きなんですけど、「VILLAIN」と「MISSING」は2強で好きな曲ですね。
-マイカさんは「Where are you?」の作詞をしていますね。
マイカ:「Close your eyes」(GANG PARADEのシングル『FOUL』収録曲)以来、3年ぶりの採用です!
一同:(※拍手)
マイカ:ぜひお祝いしてほしいと思います。発売日には赤飯を炊こうと思います。
-(笑)少し驚いたのが「EGOIST」の歌詞をPARADISESのユユ(テラシマユウカ)さんが書いていることで。これはGO TO THE BEDSの曲としてユユさんが書いたということですか?
ココ:そうです。GO TO THE BEDSの曲っていう前提で、ユユも作詞のコンペに参加していた感じですね。すごくいい歌詞です。カッコ良くて私たちに合っている。
ミキ:ユユはPARADISESでやっていってるんですけど、GO TO THE BEDSのメンバーほうが長く一緒にやってきたのもあって、という、ユユから見た世界を書いてくれている感じかなと。
-ここまで現時点で仕上がっている曲を中心に聞いてきましたけど、今回のアルバムを聴いて"これはいけるぞ!"と心から思ったんですよ。
一同:わぁー! ありがとうございます!
-さて、そんななかライヴは相変わらず難しい状況ですけど、延期したギャンパレのツアーだったり、サキさんのラスト・ライヴに向けたクラウドファンディングだったり、それらに向けて今はどういう気持ちでいますか?
ユア:GO TO THE BEDSの活動の中で動いていけるところはやっていかないと、とは思いつつ、サキちゃんのクラウドファンディングについては成功させたいなっていう想いが強くあります。あと1週間でどれだけ訴えかけていけるのかが大きいのかなって思いますね(※取材後、クラウドファンディングは見事達成)。ライヴがいつできるのか正直わからない状況ではあるんですけど、できる日が来るまで待つしかないというか、ただ耐えて耐え続けるしかないかなって。その日が楽しみですね。
-ラスト・ライヴは実現したいですよね。
ユア:この状況なのもあって、サキちゃんに会えてないんです。一緒の活動ももうないから、寂しくなっちゃって。自粛が終わらなければ、ご飯にいくこともできないし、"ありがとう"のひと言すらも直接言えないんですよね。GANG PARADEに対しての区切りじゃないですけど、いろんな意味で成功させたいです。
-まだ実現できていないですけど、GO TO THE BEDSとしてのライヴも楽しみです。
ココ:GANG PARADEの曲をやらないっていうことにガッカリしている人もいるんです。だけど、GO TO THE BEDSの活動を存分に楽しんでもらえるようにこの素敵なアルバムを出すので、GO TO THE BEDSに集中させるくらい自分たちも頑張ってパフォーマンスできたらいいなっていうのはありますね。
-では最後に、このGO TO THE BEDSの活動で、何を成し遂げたいですか?
ユア:すべてにおいてGANG PARADEを超えていかないと、分かれた意味がなくなってしまうし、それができなければもはや解散くらいの話だなって個人的に思うんです。なので、すべてにおいてGANG PARADEの活動を超えることを目標に、日々の小さなことから積み上げて、コツコツと1からやっていきたいと思います。どれだけGO TO THE BEDSが続くのかわからないですし、具体的な話はあまりできないけど、中野サンプラザをこの5人で即完したり、野音でライヴしたりできるくらいのパワーをつけて活動していきたいですね。
LIVE INFO
- 2025.07.12
-
大原櫻子
星野源
藤沢アユミ
FIVE NEW OLD
ASP
コレサワ
あれくん
ART-SCHOOL
SAKANAMON
女王蜂
LOCAL CONNECT
BLUE ENCOUNT
竹内アンナ
いゔどっと
PK shampoo
荒谷翔大
ACIDMAN
ズーカラデル
夜の本気ダンス × BRADIO × 8otto
チリヌルヲワカ
Homecomings
ブランデー戦記
[Alexandros]
鶴
SVEN(fox capture plan)
YUTORI-SEDAI
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
ADAM at
WtB
Eve
有村竜太朗
Dannie May
Bimi
MAPA
安藤裕子
蒼山幸子
古墳シスターズ
斉藤和義
原因は自分にある。
怒髪天
渡會将士
マオ(シド)
- 2025.07.13
-
星野源
あれくん
SVEN(fox capture plan)
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
TenTwenty
板歯目
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
FIVE NEW OLD
ASP
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
コレサワ
鶴
"HELLO INDIE 2025"
なきごと
ズーカラデル
UNCHAIN
ART-SCHOOL
有村竜太朗
アルコサイト
[Alexandros]
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
チリヌルヲワカ
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
Homecomings
ADAM at
ブランデー戦記
Eve
神はサイコロを振らない
荒谷翔大
すてばち
カミナリグモ
FUNNY THINK
ぜんぶ君のせいだ。
VOI SQUARE CAT
安藤裕子
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
reGretGirl
斉藤和義
原因は自分にある。
トラケミスト
- 2025.07.14
-
Mirror,Mirror
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
SIRUP
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
- 2025.07.20
-
神はサイコロを振らない
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
[Alexandros]
ビッケブランカ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
"JOIN ALIVE 2025"
さめざめ
キノコホテル
HY
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
崎山蒼志 / NakamuraEmi / ズーカラデル / TENDRE ほか
GRAPEVINE
"焼來肉ロックフェス2025"
清 竜人25
PK shampoo
"DAIENKAI 2025"
LOCAL CONNECT
ROF-MAO
いきものがかり
GARNiDELiA
ブランデー戦記
- 2025.07.21
-
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
PK shampoo
LOCAL CONNECT
東京スカパラダイスオーケストラ
ASP
鶴
TENDOUJI
jizue
め組
HY
PIGGS
小山田壮平 / 奇妙礼太郎 / 安部勇磨(Band set) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
アーバンギャルド
LACCO TOWER
GOOD ON THE REEL
いゔどっと
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Homecomings
SpecialThanks / レイラ / GOOD4NOTHING / THE FOREVER YOUNG ほか
アカシック
PENGUIN RESEARCH
- 2025.07.22
-
Hump Back
the telephones
- 2025.07.23
-
東京スカパラダイスオーケストラ
板歯目
フラワーカンパニーズ×アイボリーズ
9mm Parabellum Bullet
女王蜂
- 2025.07.24
-
水平線
板歯目
bokula.
ビレッジマンズストア
竹内アンナ
the paddles
- 2025.07.25
-
四星球
マカロニえんぴつ
セックスマシーン!!
東京スカパラダイスオーケストラ
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
キュウソネコカミ
FIVE NEW OLD
有村竜太朗
Ivy to Fraudulent Game
のうじょうりえ
輪廻
RAY
らそんぶる
UNCHAIN
ゴキゲン帝国
miida
bokula.
感覚ピエロ
RELEASE INFO
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.13
- 2025.08.15
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号