Overseas
JIMMY EAT WORLD
Member:Jim Adkins(Vo/Gt)
Interviewer:山本 真由 Interview interpreted and translated by Ginger Kunita
君はひとりじゃないってことを言いたかった。それはただのスタートであって、孤独ではないんだ
-そして、アルバムは冒頭の表題曲「Surviving」から、ポップで馴染みやすいメロディとキャッチーでエネルギッシュなリフが重なり、ファンの期待を裏切らないアルバムのスタートを飾っていますが、まずはこの楽曲がアイディアとしてあって、アルバムができあがったのでしょうか?
この曲は、他の曲よりも深い意味があった。君はその時点に何度も戻り、追体験を繰り返しているという内容なんだ。君に起きたことは、君の失敗が引き起こしたことではなかった。でも、君には為す術もなかった。そして君は、他の人の行動によって、自分自身を定義づけてしまうんだ。でも、それって本当の自分じゃない。そんな判断ってする必要ないよね。なのに、どこかで被害者を装うことが良しとされる病気が流行っている。そしてその病気を、自分の間違った定義づけが正しいと思い込むことに使ってしまう。みんながみんながそうってわけじゃないし、それが簡単ってわけでもない。ただ、もしそう感じてしまう人がいたとしても、君はひとりじゃないってことを言いたかった。それはただのスタートであって、孤独ではないんだ。もちろん、物事に向き合うのは時間がかかる。"僕は被害者で、それが嫌でたまらない。でも、今の自分が嫌じゃないから、手放すことができない"って状況にもなり得る。だけどそれなら、共感してくれる人と一緒に、スタートを切ることもできるんだ。
-「555」は、ギター・サウンドが前面に出た他の楽曲とは違い、90年代ポップスのバラードのような雰囲気もあり、不思議な浮遊感のある楽曲です。この楽曲は、どのような瞬間に生まれた楽曲なのでしょうか?
これには、ちょっと不思議なバックグラウンドがある。僕たちがFrank Turnerと一緒にイングランドのツアーを回っていたときに、ひとりでボーンマスっていう土地をうろうろしてみたんだ。そのとき、めちゃくちゃ雪が降っていてね。そんなときに、この曲のイメージがふっと湧いたんだよ。で、スタジオに戻ってから急いでアイディアをまとめたんだ。ツアーに行ってるときって、こんなふうにふとアイディアが浮かんだりする。バンドによっては、ツアー中に曲を書く人たちもいるけど、僕たちは、それはあまりうまくできないんだ。でも、ツアー先でのアイディア集めは得意でね。スタジオに戻って、初めて曲を完成させるスタイルなんだよ。
-どんなアイディアだったんですか?
"自分で自分を哀れむという罠にかかってしまって、それを受け入れるまで抜け出せない"というものだよ。"真実と向き合い、自分に何がコントロールできるのか、何を手放さなければいけないのかを判断し、ネガティヴな感情を手放して前進する"という内容だ。自分では何もできないときに、そのことに対してイライラして"どうしてできないんだ!"と思っても、そこから抜け出せなくなるだけ。それなら、"現実をきちんと見て、手放せるものを手放し、自分を受け入れていくべきだ"と思ったんだよね。
-また、「All The Way (Stay)」はサックス・ソロもあり、親しみやすい楽曲でありながら新しい試みもあります。さらには、女性ヴォーカルとして『Bleed American』(2001年リリースの4thアルバム)にも参加したRachel Hadenも参加していますね。彼女の声は、個性がありつつも楽曲に自然に馴染んでいていいアクセントになっていますが、こうしたコーラスを入れることに決まった経緯は?
このハーモニーのアイディアは僕も大好きで、歌うのは絶対に彼女であるべきだ、と強く思ったんだ。Rachelの予定もちょうど空いていて、本当にラッキーだった。昔、彼女に歌ってもらったことがあるし、才能に溢れたシンガーだからね。
-同楽曲は、ミュージック・ビデオも公開されていますが、ドラマ仕立てで楽曲の雰囲気にもマッチした作品ですね。こちらにも、メンバーのアイディアが入っているのでしょうか?
たしかにドラマっぽいよね。僕、実はああいうドラマっぽいビデオって嫌いなんだけど(笑)。アイディア自体は、曲の内容を捉えたいというものだったんだ。キャラクターとしては、人に何かしらの印象に残るものにしたかった。注目されないだけで、本当は自信があって、周りを気にしない人を描きたいと思ったんだよね。
-「Congratulations」は、Davey Havok(AFI etc./Vo)がコーラスで参加したようですが、展開も面白く、音楽的なギミックもいろいろと入っていて、やりたいことが詰まった楽曲という印象でした。作品の冒頭に持ってきてもいいくらい、テンションの上がる楽曲ですが、こういった構成にした狙いは?
この曲って、AFIの曲みたいじゃない? 僕は、作ったときにそう思ったんだ。だったら、"Daveyに歌ってもらっちゃえばいいんじゃない!?"ってひらめいたんだよ(笑)。そしたら案の定、すごく上手くハマった。これまでツアーとかフェスとかたくさん一緒にやってきた仲だし、お互いをよく知ってるからやりやすかったよ。
-日本では、今作は現在発表されている11月までのツアーが終わってからのリリースになりますが、来年以降、来日公演については何か計画されていますか?
来年の1月に行けたらいいなって思ってるよ!
-2017年には、MAN WITH A MISSIONと東名阪3都市を回るツアーを行いましたね。彼らとはその後北米ツアーも共に行っていますが、また共演の可能性はありますか? また、他に日本で一緒にツアーを回ってみたいバンドは?
MAN WITH A MISSIONとのツアーは素晴らしかったよ。彼らはカッコいいし、ショーもめちゃくちゃ楽しかった。また一緒にツアーを回れたらいいなって思ってる! あとは僕、eastern youthやbloodthirsty butchersもすごく好きなんだよね。
-最後に、JIMMY EAT WORLDの新作を楽しみにしている日本のファンへメッセージをお願いします。
日本に行くのが待ちきれないね! 僕たちは日本のファンが大好きなんだよ。日本ほど、音楽に情熱的なファンが多い国ってないからね。それを体感できたことに感謝している。2年も間が空いちゃったし、またすぐに行けるといいな。
LIVE INFO
- 2025.04.25
-
古墳シスターズ
FUNKIST
そこに鳴る
w.o.d.
Keishi Tanaka
fox capture plan
chef's
ラブリーサマーちゃん
それでも世界が続くなら
斉藤和義
yama
the shes gone
Laughing Hick
miida
ビレッジマンズストア
- 2025.04.26
-
CYNHN
Keishi Tanaka
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Novelbright
ヤバイTシャツ屋さん / 打首獄門同好会 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / キュウソネコカミ ほか
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
GANG PARADE
サカナクション
Czecho No Republic
渡會将士
"nambar forest'25"
INORAN
ACIDMAN
Laura day romance
Bimi
Subway Daydream
Bray me
FINLANDS
WANIMA
Omoinotake
Cloudy
柿沼広也 / 金井政人(BIGMAMA)
古墳シスターズ
ハシリコミーズ
THE BAWDIES
斉藤和義
Panorama Panama Town
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
村松利彦(Cloque.) / まやみき(ank) / るい(TEAR) ほか
RAY
This is LAST
- 2025.04.27
-
原田郁子(クラムボン)
Keishi Tanaka
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
BLUE ENCOUNT / SUPER BEAVER / 四星球 / ENTH ほか
The Ravens
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
THE KEBABS
GANG PARADE
ヒトリエ
緑黄色社会
サカナクション
"nambar forest'25"
Bray me
FINLANDS
Ayumu Imazu
渡會将士
Bimi
HY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
オニザワマシロ(超☆社会的サンダル) / 名雪(Midnight 90's)
Subway Daydream
THE BAWDIES
fox capture plan
トゲナシトゲアリ×ダイヤモンドダスト
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
- 2025.04.28
-
緑黄色社会
ラブリーサマーちゃん
ずっと真夜中でいいのに。
CUTMANS
Bimi
FRONTIER BACKYARD × illiomote
never young beach
- 2025.04.29
-
sumika
fox capture plan
10-FEET / THE ORAL CIGARETTES / 04 Limited Sazabys / Maki ほか
眉村ちあき
とまとくらぶ
FUNKIST
Omoinotake
ねぐせ。
大橋ちっぽけ
The Ravens
Ochunism
ずっと真夜中でいいのに。
豆柴の大群
フラワーカンパニーズ
超☆社会的サンダル
HY
mudy on the 昨晩
WANIMA
yutori
荒谷翔大 × 鈴木真海子
Newspeak
"JAPAN JAM 2025"
GANG PARADE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Laura day romance
amazarashi
- 2025.04.30
-
とまとくらぶ
超☆社会的サンダル
桃色ドロシー
THE YELLOW MONKEY
- 2025.05.01
-
PEDRO
ラブリーサマーちゃん
Hump Back
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
詩羽×崎山蒼志
Rhythmic Toy World
Maki
- 2025.05.02
-
PEDRO
[Alexandros]
indigo la End
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
あいみょん
斉藤和義
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
四星球
KiSS KiSS
THE SPELLBOUND
fhána
緑黄色社会
Omoinotake
Shiggy Jr.
フラワーカンパニーズ
- 2025.05.03
-
PIGGS
ExWHYZ
[Alexandros]
サカナクション
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
奇妙礼太郎 × 君島大空
あいみょん
斉藤和義
ASP
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
アーバンギャルド
"JAPAN JAM 2025"
TOKYOてふてふ
"VIVA LA ROCK 2025"
- 2025.05.04
-
ACIDMAN
NakamuraEmi
サカナクション
清 竜人25
ASP
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
リュックと添い寝ごはん / クジラ夜の街 / ケプラ / ミーマイナー(O.A.)
"JAPAN JAM 2025"
INORAN
ぜんぶ君のせいだ。
"VIVA LA ROCK 2025"
RAY
"革命ロジック2025"
- 2025.05.05
-
ExWHYZ
渡會将士
Plastic Tree
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
斉藤和義
ヒトリエ
私立恵比寿中学
"JAPAN JAM 2025"
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
緑黄色社会
"VIVA LA ROCK 2025"
豆柴の大群
- 2025.05.06
-
ビレッジマンズストア
Lucky Kilimanjaro
斉藤和義
ヒトリエ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
超☆社会的サンダル
LACCO TOWER
"VIVA LA ROCK 2025"
- 2025.05.08
-
オレンジスパイニクラブ
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
DeNeel
Maki
緑黄色社会
SUPER BEAVER
柄須賀皇司(the paddles)
ORCALAND
ヤングスキニー
WANIMA
- 2025.05.09
-
THE BACK HORN
Creepy Nuts
a flood of circle
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
WtB
DeNeel
SUPER BEAVER
Rhythmic Toy World
MAN WITH A MISSION
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
大森靖子
Organic Call
GLASGOW
CNBLUE
- 2025.05.10
-
The Biscats × Ol'CATS
never young beach
The Ravens
ネクライトーキー
ずっと真夜中でいいのに。
コレサワ
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
HY
sumika
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
Keishi Tanaka
ポップしなないで
Mr.ふぉるて
Rhythmic Toy World
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
indigo la End
ヒトリエ
緑黄色社会
Bimi
"GAPPA ROCKS ISHIKWA"
GANG PARADE
SCOOBIE DO
斉藤和義
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
"METROCK2025"
FINLANDS
fox capture plan
CNBLUE
a flood of circle
No Buses
RELEASE INFO
- 2025.04.25
- 2025.04.26
- 2025.04.27
- 2025.04.28
- 2025.04.30
- 2025.05.02
- 2025.05.03
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号