Japanese
レルエ
2019年09月号掲載
Member:櫻井 健太郎(Vo/Gt) エンドウリョウ(Ba) saya(Vn/Syn/Cho)
Interviewer:TAISHI IWAMI
エレクトロやEDM、海外のインディー/オルタナティヴ・ロックやドメスティックなロックなど、激動の90年代~10年代を通過し体得した、独自のミクスチャー・センスがエモーショナルに溢れ出るサウンドの渦に、ひと筋光る歌の魅力。レルエが2018年にリリースしたミニ・アルバム『UNITE』は、今最もアップカミングなバンドとして注目を集める現在の状況も当然と言える内容だった。そしてここに完成した初のフル・アルバム『Alice』は、そんな『UNITE』からの曲と新曲が交ざり合い、さらに豊かで強靭な音楽性を打ち出している。ギターとベースとドラム、そしてシンセとヴァイオリンによる、このバンドならではのアンサンブルが、ここ日本から世界に向けてどのように伝わっていくのか。今後がますます楽しみになるインタビューとなった。
-1年前にリリースしたデビュー・ミニ・アルバム『UNITE』以降、これまでよりも出演するイベントの規模感が大きくなったり、フェスにも出演するようになったり、「火花」(『UNITE』収録曲)はYouTubeでの再生回数が90万回を超えたりと、バンドを取り巻く状況に大きな変化があったと思うんですけど、それが今作『Alice』に影響している部分はありますか。
櫻井:「火花」は現在進行で広がっていますし、今までにない反響があったことは自覚しています。そんななかでも特に、いろんなフェスやイベントに出るようになって、レルエのことを知らないお客さんに観てもらえる機会が増えたことは大きいですね。どういう曲を書いて、どうアクションすればいい反応を貰えるのか、今まで以上に意識するようになりました。
saya:レルエの特徴は、歌を中心に置いて、EDMやエレクトロの要素と生演奏で、様々なサウンドを展開すること。そのスタイルはこの先も変わらずあり続けると思うんですけど、ライヴや音源にどう落とし込めばより多くの人に伝わるかは、今まで以上に考えるようになったと思います。
-お客さんの楽しみ方に、MCや煽りでは介入しないイメージがあるんですけど、そこはどうですか?
櫻井:僕らはいい曲を作っていい演奏をする。あとはライヴに来てくれるお客さんが自由に楽しめばいい。そこは今もそう思うんです。でもそれだけだと、本当は楽しみたいけど、楽しめない人も出てくるんです。そのことを、僕たちのことを知らないで観ているお客さんの反応から、より実感した部分があって。そうなるとアプローチを変えていく必要があるんじゃないかって、思ったんです。
saya:あからさまに盛り上げようとするとか、"手を挙げろ"とか"踊れ"って煽るわけじゃないんですけど、私たちをまったく知らない人たちがポカンとしないように、"私たちもフロアを見てますよ"って、ちゃんと表すようなイメージですね。お客さんと一緒にライヴを作りたいという意識は強くなりました。
櫻井:結果、エモーショナルな曲や激しめの曲、アップテンポな曲は昔からありますけど、印象として、その部分を強く感じられるような曲は増えたように思います。
-そういう意味で1曲目の「Stockholm」は見事かと。2分にも満たないショート・チューン。その中にレルエらしさが詰め込まれています。短い尺でバンドのスタイルを端的に表そうとする意図はあったのですか?
櫻井:もともとはライヴの演出で使うインストみたいなイメージだったんですけど、そこから発展して"これ、曲にしたらいいんじゃないの"って話に。
-ある程度の反応が得られている前作『UNITE』に収録されている曲にプラスアルファして、新曲がこれまでにないチャンネルを提示できていることは、すごく重要だと思うんです。例えば「硝子の国」。ドメスティックなメロディとギターのコードをゆったり感じられるエヴァーグリーンな魅力に、sayaさんのヴァイオリンとEDMやそれ以降のポップ・ミュージックの要素が混ざってくる流れが、とてもフレッシュでした。
櫻井:最初は"ザEDM"みたいな曲だったんですけど、そこからその要素を消していったんです。
saya:最初から最後まで思いっきり打ち込みのEDMだったんですけど、私たちはEDMのアーティストじゃないし、本物には勝てない。だから、EDMはひとつの大きな要素として、そこからもう一歩、私たちらしい特徴を出すにはどうしようか考えて、1番はヴァイオリンを強めにいって、徐々にEDM感を出していくようなイメージにしました。
櫻井:コードの雰囲気やメロディは、我ながらちょっと面白いと思ってます。いろんな世代の人たちに聴いてもらいたいと思っているなかで、ある人には新鮮に響くかもしれないし、またある人にはすごく懐かしく感じてもらえるかもしれない。
-続く「UP TO DATE」はどうですか? 80年代のきらめきを感じました。
櫻井:これに関しては狙って作ったわけではなく、たまたまなんです。シンセのイントロがアイディアとして出てきて形にしてみたら、80年代とか90年代の初めっぽいなって思ったんで、じゃあメロディもあとに続くサウンドもそんな感じにしてみようって。
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