Japanese
Sori Sawada
2019年03月号掲載
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
作編曲家/シンガー・ソングライター Sori Sawadaが、初の完全全国流通作品となるミニ・アルバムをリリースした。タイトルは"昼日中"。日常と別れをテーマにした本作は、透明感のあるサウンドメイキング、Sawada自身とゲスト・ヴォーカルであるsayaの歌声、端正な言葉選びが際立つ歌詞でもって、男女の恋愛模様を丁寧に描いている。非常に繊細な作品だが、この作品を生み出した彼自身はバリバリの体育会系。草野球が趣味で、本人いわく、夏になるとゴキブリと同じくらい真っ黒に日焼けするのだという。Sori Sawadaとはいったいどのような人物なのだろうか。話を訊いてきた。
-そもそもどういうきっかけで音楽を始めたんですか?
高校生のときにオーストラリアに留学をしてたんですけど、時間を持て余してしまってたから、じゃあギターを弾いてみようかなと思って。それと同時にVOCALOIDを用いて作曲も始めました。
-バンドを組もうとは思わなかったんですか?
僕、小学校から大学までずっと野球をやってきたんですけど、"バンドはなよなよした奴らがやるものだ"っていう偏見を持ってたんですよね。なおかつひとりで(音楽を)始めちゃったものだから、途中からは"自分の作ったものを人に触られるのは嫌だなぁ"って思うようになっていって。当初は友達の手も借りてたんですけど、その人たちが出してくる案はあくまでいいものにするための案だったから、やっぱりひとりで作る方がいいなぁと。
-ご自身はどういうものを作りたいと思ってたのでしょうか。
個人的には"枠にとらわれなくていいんじゃないか"とか"もっと自由にやりたい"っていうふうに思ってましたね。だから"ここはこうした方が普通だよ"とか"普通はこういう流れでこっちに持っていくよね"みたいなことを言われちゃうと、いろいろなものが廃れてくような気がして。
-そうやってひとりでコツコツ作ったものが結果的に周囲から評価されるようになるわけですけど、いつごろから風向きが変わったような実感がありましたか?
日本に帰ってきてからですね。そのときは大学受験前のナーバスな時期だったから、ずーっと暗い曲を書いてたんですけど、そういうものを書いたときの方が周りからの評価が良くて。そこから方向性が固まりましたね。それまではポップスばっかり書いてたんですけど。
-そういうポップスがもともと好きだったんですか?
そうですね。中学のときはEXILEやFUNKY MONKEY BABYSが好きでした。......と言っても、部活の仲間が"EXILEのバラードはいいぞ"って言ってたから、"じゃあそれがいいのか"って思って聴いてただけなんですけど。
-心の底からいいと思ってたわけではないと。
はい。正直良さはわからなかったし、そもそも音楽には興味がなかったんですけど、"まぁ、あいつが「いい」って言ってるんだからいいんじゃない?"みたいな感じで聴いてましたね。
-そういう人が将来的に音楽の道に進むようになるなんて面白いですね。
僕もビックリしました。というか未だにビックリしてます。
-当時の野球部仲間も驚いてるのでは?
実は言ってないんですよね。今25歳なんですけど、僕らの世代っていわゆるオタク文化に対する偏見がすごかったんですよ。初音ミクを使うなんて意味がわからないっていう思考の人もいたし、むしろ僕もそっち側の人間だったから、言えませんでした。
-未だに言えていないんですか?
そうですね。結構根強く"人には言えない"っていうふうに思っちゃってます。
-捻じれてますねぇ。こんなにきれいな曲を作ってるのに。
捻じれてますよ~。変なプライドだけ芽生えちゃいました。はっはっはっは!
-今年のSawadaさんは、例えば今作のように自分がヴォーカルをとる作品をリリースして、ライヴも行う予定もあって。自分自身が人前に出ていくような活動をする機会が多いようですね。
自我が出てきちゃったんでしょうね。例えば楽曲提供だったら、"曲がいい"っていうふうに言われたとしても、それは"僕が作って誰かの歌った曲がいい"っていうことじゃないですか。そうなると結局、最終的に辿り着くのは"自分で歌う"っていうところなんですよね。
-承認欲求みたいなものですかね。
そうだと思います。僕は周りからの評価をすごく気にするタイプなので。
-今回の『昼日中』では男女のすれ違いや別れが描かれていますが、risou名義の曲も含め、Sawadaさんの書く曲にはハッピー・エンドのものが少ないですよね。
それも同じように、もしもハッピー・エンドだったとしたら、僕の周りの人間はそれを好いてくれないだろうなって思っちゃうからで。だから幸せ要素みたいなものはほんの少しあるだけでいいと思ってます。いかに悲しく終わらせることができるかっていうことはいつも考えてますね。
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