Japanese
八十八ヶ所巡礼×ピアノゾンビ
2018年09月号掲載
8月18日に3年ぶりのニュー・アルバム『凍狂』をリリースした八十八ヶ所巡礼。彼らのパート・チェンジ・バンドがあることはご存じだろうか。その名も"パチジュウパチカショジュンレイ(略称:パチパチ)"。2014年にスタートした同バンドは、2016年、2018年と2年おきに一夜限りのライヴを敢行。さらに今年のライヴにおいては、演出のプロデューサー(座長)としてピアノゾンビのアキパンマンが就任。平日であろうと"パチパチ"が出演することで週末のワンマンよりもチケットが売れてしまうという謎の多い"パチパチ"について、マーガレット廣井とアキパンマンによる対談を敢行した。
八十八ヶ所巡礼:マーガレット廣井(Vo/Ba)
ピアノゾンビ:アキパンマン(Vo/Gt)
インタビュアー:加藤 智裕 Photo by ゆうばひかり
-まず、この2バンドの出会いはいつだったのでしょうか?
廣井:2012年ぐらいじゃないですかね。柏PALOOZAで共演(2012年2月25日に開催された"palooza 3rd Anniversary『ピアノゾンビ vs 八十八ヶ所巡礼 vs バックドロップシンデレラ』")して。
アキパンマン:あれ、なんだっけ? ブッキングだったっけ?
廣井:バックドロップシンデレラ、ピアノゾンビ、うちとかだったような。
アキパンマン:そうだそうだ。その3マンで......そのときは仲良くなかったよね。
廣井:そうですね。ピアノゾンビは打ち上げ出ずに帰ってたし。
アキパンマン:その日ってバクシン(バックドロップシンデレラ)と打ち上げあったの?
廣井:ありましたよ!
アキパンマン:俺らだけ行かなかったのか(笑)。
-それまでにお互いに音源を聴いていたり、存在は知っていたりしたのでしょうか?
廣井:俺、広告でピアノゾンビを見たことがあって、聴いたこともありましたね。それこそ(見たのは)フリーペーパーだったと思います。
アキパンマン:僕の方は知っててかっこいいなと思っていたんですけど、ジャンルとか何もかも違いすぎるからそんなに一緒にやることはないなと思っていて。けど意外とお客さんが両方好きな人が結構いたみたいな感じで。柏PALOOZAの店長さんから"ツーマンやろうよ"って言われてやったとき(2013年4月13日に開催された[palooza presents VS CIRCUIT "ピアノゾンビ vs 八十八ヶ所巡礼"])に飲みに行ったのかな。それぐらいからよく一緒にやるようになった気がする。
-最初の3マンがいいきっかけになったのですね。
アキパンマン:うちらがバクシンなしでツーマンやったんで、バクシンに怒られましたね(笑)。"俺らをはじくな。なんで俺ら誘わねぇんだよ"って(笑)。
-そこから毎年ツーマンをやる仲になっていったわけですね。初めて対バンしたときの印象を教えてください。
廣井:異様に盛り上がってるなと思ってました。
アキパンマン:バクシンじゃなくて(笑)? 八八(八十八ヶ所巡礼)を観た人の印象ってだいたい一緒だよね。すげぇなとか、上手いなとか、かっこいいなとか。
廣井:ピアノゾンビと出会ってなかったら、僕らもうちょっとストイックに楽器を演奏する方向にいってたかもしれない。
アキパンマン:ストイックにやってるでしょ(笑)。
廣井:(笑)でも、ふざけ要素みたいなのは、ピアノゾンビと一緒にやってたから絶対増えてきたんだと思うんですよ。
アキパンマン:ライヴでお互いのネタを交換し合ったりしてたよね。うちのホネヌキマン(大王)がマガちゃん(廣井)に変装して、マガちゃんから飛び蹴りを食らうとか。逆にマガちゃんがライヴ中に客席をお神輿で渡ったりとか。せっかくツーマンやるからいろいろコラボしようよとなって、何年目かぐらいのアンコールでセッションしたよね。
廣井:そうですね(笑)。ゲスの極み乙女。の「猟奇的なキスを私にして」をやったような気がするんですよ。
アキパンマン:それが初めだっけ?
廣井:あ、違う。一番初めは郷ひろみだった気がする。
アキパンマン:そうだ。それでゲスの極み乙女。やって、次にKANA-BOONやったね。
廣井:そのあとTM NETWORKですもんね(笑)。
-ツーマンをやるようになってからは打ち上げもやるようになったんですか?
アキパンマン:毎回一緒にやってますね。
廣井:最初は地方でやるときに次の日もライヴだからって打ち上げやりましたよね。仙台の打ち上げがすごい楽しかった記憶があります。そこにいる全員で飲み屋に行って。
アキパンマン:その次の日に大阪でライヴで、そのアンコールでホネヌキマンとマガちゃんがラップ対決みたいなのをやって、"ディスらない褒め合う対決をしようぜ"ってやってたら、マガちゃんが"昨日のキャバクラでは......"みたいな話をして、あれは(八八の)マネージャーさんがなんちゃらみたいな言い訳をするっていう(笑)。
-勝手なイメージなんですけど、八八はあんまり交友関係が広くないイメージがありますが。
廣井:僕ら、対バンにあまり誘われないんで。遊ぶだけのバンドの友達はいるけど対バンはしないですね。別に遊ぶくらい仲いいんだったら、お互いのタイミングがあったときにいつでも対バンできるかもしれないわけじゃないですか。でも、ライヴはシビアに決めていかないと。ただ仲良しってだけでやってると成り立たないんだろうなって思うんですよね。
-そういう考えがあるなかでピアノゾンビとは継続的に続いているのはなぜだと思いますか?
アキパンマン:遊んでるみたいな感じじゃないんですか(笑)。(八八の)マネージャーさんもふざけたことやらせたいんじゃないんですかね。たぶん、八八のメンバーが恥ずかしいことをさせられたりしてるのを見て笑ってるんですよ(笑)。
廣井:狂ってますよね(笑)。
-それでは今回の本題の"パチジュウパチカショジュンレイ(以下:パチパチ)"についてうかがっていきたいのですが、まずパチパチはいつから始まったのですか?
廣井:2014年の東京キネマ倶楽部のワンマン(2014年12月14日に開催した"one man LIVE―攻撃的国民的音楽")のときに、パート・チェンジしてやってみたんですけど。
アキパンマン:それってなんのためにやったの?
廣井:......(笑)。
アキパンマン:アンコールで?
廣井:アンコールじゃなくオープニング・アクトで(笑)。その2年後の新宿LOFTでのワンマン(2016年8月18日に開催した"八十八ヶ所巡礼 -one man LIVE-")でもパチパチをやりました。毎年、新宿LOFTで8月8日と18日の2デイズでライヴをやっているんですけど、そのときはどっちかが平日だったんですね。平日ってチケットの売れ行きが週末に比べるとちょっと落ちるので、それをどうにかすることはできないかってことで"パチパチが復活します"って打ち出したんです。
-今年と同じような感じだったんですね。
廣井:今年もパチパチやった日の方(8月8日に開催した"八十八ヶ所巡礼one man LIVE 八×八祭 -八月は極楽浄土キャンペーン!!!-")が、平日なんですけど、チケットが売れてしまったんですよ(笑)。
LIVE INFO
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
RELEASE INFO
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号