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INTERVIEW

Japanese

松尾昭彦

2017年11月号掲載

松尾昭彦

Interviewer:山口 智男

-「喜びの歌」、「紅色」のライヴ映像を公開していますが、その2曲が特に思い入れがあるということでしょうか? その2曲に対する思い入れや思い出を教えてください。

特に思い入れはないですが、歌うとみなさんが喜んでくれる曲なので。バンド時代の唯一の後悔は、その日、間違いなく歌わないといけない歌があったのに、自分に負けて歌わなかったことです。今になって間に合うかはわかりませんが、そんな気持ちもあります。



-「喜びの歌」、「紅色」の2曲以外で特に思い入れ、思い出がある曲を挙げるとしたら? そして、どんな思い入れ、思い出があるのでしょうか?

「深まる日々に、微笑みを。」です。日本には四季があって、それに合わせて自分と大事なものを歌って表現できたというのが、日本人的で気に入っています。

-ベスト・アルバムを作ることで、ご自分がこれまで作ってきた曲を振り返ってみたと思うのですが、ソングライターとして、ミュージシャンとして、自分はどんなふうに成長してきたと感じますか?

こうなればこうなる的ないやらしい感覚がないかと言えば嘘になります。とにかくそんな感覚が襲ってくる前に飛び出してくる曲を待つばかり。年々ずるくなっているだけです。

-「エンター」という新曲が1曲目に収録されていますが、これが今、松尾さんが一番やりたい音楽? それともやりたい音楽の中のひとつですか? 「エンター」という曲で、現在の松尾昭彦のどんなところをアピールしたかったのでしょうか?

"THE BIBLE 1"というタイトルにもあるように、まず僕は裁かれてから始まる。そしたら3月の新譜の意味合いもとても増えていくと思います。やりたい音楽はもうないです。あとはどれだけの時間、僕を表現できるか、戦いの毎日です。

-「エンター」はどんな想いを込め、どんなふうに作っていったのでしょうか?

「エンター」という曲はスタジオで10分ぐらいでできた曲で、歌詞も歌入れ寸前に書きました。良くも悪くもキャッチーで、ダサい感じも僕らしくていいなと思ってます。

-ベスト・アルバムのタイトルを"THE BIBLE 1"としたのは、どんな想い、考えからなのでしょうか? 『THE BIBLE 2』もあるのでしょうか?

1があるなら2もあります。生きていようが死んでいようが、そこに残さなきゃいけない理由がもう一度生まれれば、の話ですけどね。

-12月15日、渋谷TSUTAYA O-WESTで開催するレコ発ライヴは、どんなライヴにしたいと考えていますか?

オープニング・ゲストに"あいくれ"の出演が決定しています。そしてこの日を境に、松尾昭彦はバンドになっていくんです、はい。

-最後にベスト・アルバムをリリースしたあとの音楽活動の予定や展望を教えてください。新曲の制作、新作のリリース予定、どんな想い、考えのもと、どんなペースで、どんな活動をしていきたいと考えていますか?

とにかく僕らしく、まわりの音に、時代に振り回されないように、のんびり頑張ります。 実はこんなテンションですが、触ったら火傷するレベルで燃えてます。押忍。



"松尾昭彦ONEMAN SHOW「THE BIBLE 1」レコ発~東京編~"

2017年12月15日(金)渋谷TSUTAYA O-WEST
オープニング・ゲスト:あいくれ
OPEN 18:00 / START 19:00
前売 ¥2,800 / 当日 ¥3,300(ドリンク代¥500別)


"松尾昭彦ONEMAN SHOW「THE BIBLE 1」レコ発~福岡編~"

2018年1月6日(土)LIVE HOUSE Queblick
OPEN 18:30 / START 19:00
前売 ¥2,800 / 当日 ¥3,300(ドリンク代¥500別)