Japanese
松尾昭彦
2018年04月号掲載
Member:松尾 昭彦(Vo/Ba) 仲道 良(Gt) キヨシ(Gt) 内田 雅人(Dr)
Interviewer:山口 智男
音楽をやめさせてもらえない、と松尾昭彦は言ったが、病気療養を経て、ソロ名義で活動を再開した途端、彼の人生は慌ただしくなってきた。バンド時代の楽曲を含む代表曲を録り直したベスト・アルバム『THE BIBLE 1』に続いて、カバーを含む全7曲を収録した最新アルバム『ドラマチック』を完成させたところ、プロデューサーを務めたircleの仲道 良に加え、キヨシ(SABOTEN)、内田雅人(EGG BRAIN)ら旧知の仲間が顔を揃え、松尾昭彦バンドが誕生。今後はバンドとして活動していくそうだが、全員が顔を揃えたインタビューからも4人の意気込みがうかがえる。
-本日はバンドのみなさんにもお越しいただきました。前回のインタビュー(※2017年11月号掲載)で、松尾さんは昨年12月の渋谷TSUTAYA O-WEST公演から"松尾昭彦はバンドになります"とおっしゃっていたのですが、今回のアルバムとそれ以降の活動に関してはソロではなくバンドという気持ちが強いんですか?
松尾:僕はそういう気持ちになっています。
内田:求めているものが、ソロとしてと言うよりは、バンドとしてってことじゃないの?
松尾:バンド・サウンドはすごく好きなんですけど、今までなかなかメンバーとうまくいかなかったので(苦笑)。でも、今はすごく尊敬できる3人とバンドをやれているんです。正直、もうバンドをやることはないだろうと思ってたんですけどね。
内田:過去に、ふたつね。潰しているからね。潰しているって言い方はあれか(笑)。
松尾:"いっぱい抜けた"っていう感じかな? メンバーが(笑)。でも、やっぱりバンド・サウンドは好きですね。
内容なんてどうでもよくて、ちゃんとドラマチックなことになってますってことで、今回の作品は成立しているんです
-この4人はどんなところで意気投合して、どんなところを認め合っているんですか?
松尾:出会ってから長いんですよ。
キヨシ:僕は出会ったのが15~6年前なんですけど、そのときから松っちゃん(松尾)は天才肌だと思ってました。彼がベースの練習をしているところを、未だに見たことがないんです。ステージの上でしか演奏しているところを見たことがない。スタジオに入ってもあんまり練習したがらない。でも、ステージに上がると、1本の柱になっているんですよね。だから、僕らはいかにその根っこになるかっていう。それが気持ちいいんですよ。
松尾:僕はこういうどよーんとした人間だけど、キヨシさんがパーっと照らしてくれるんで、やりたいことをやらせてもらってます。
仲道:松尾君は素直なんじゃないかな、表現することに対しても、生きることに対しても。だからこそ、ステージ上でサポートしてあげるって言うよりは、僕らも同じ方向を向いて、さらに推進力を強めるというイメージになっていると思うんですよね。
松尾:良君は出会ったころからすげぇきれいな歌を作る人でしたね。おまけにライヴの打ち上げのキレもすごい(笑)。すごい男になるだろうなと思ったら、すごい男になっていたので、ピンチのときはいつも仲道 良が浮かぶんです。
内田:僕はこいつ(松尾)が作る音楽がずっと好きだったから、いつか後ろでやってみたいっていうのが夢のひとつとしてあったんですよ。こいつがソロで復活するって言うから、"東京に来るとき叩かせてくれ"って言ったんですけど、発表されたら違うドラマーで。悔しかったけど、ライヴを観に行ったら、"やっぱ松っちゃん、かっこいいな"って思って。ライヴが終わってからまた、"叩かせてくれ"って言ったら、"叩いてくれ。再来月、大阪でワンマン(2017年6月25日にLIVE HOUSE OSAKA BRONZEで開催した"松尾昭彦 ONEMAN SHOW")なんだけど、メンバーが決まってないんだ"って(笑)。
松尾:そのライヴの打ち上げで、ダメ元でキヨシさんに電話したんですよ。
キヨシ:最初は無理無理って思ったんですよ。彼の曲に対するギターのアプローチが、僕のスキルだと無理だと思ったんですよね。だから、"無理無理無理。無理や"って。
内田:"いや、キヨシさんいけますよ、いけますよ。松っちゃんに代わります"って。
キヨシ:松っちゃんから"キヨシさん、お願いします"って言われて、"うーん、わかった。考えるわ"って。
内田:2日後にダメ押しで電話してOK貰って、3人でワンマンやろうって、この3人がまず集まって、そこにベスト盤と今回のプロデューサーを務めた良君が加わって。
松尾:だから今回のアルバムのタイトルどおりなんでよすね。"ドラマチック"っていう。それに尽きる。作品の内容なんてどうでもよくて、ちゃんとドラマチックなことになってますってことで、今回の作品は成立しているんですよ。
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