Japanese
彼女 IN THE DISPLAY
2017年10月号掲載
Member:Ryosuke(Vo) 海 THE KID(Dr)
Interviewer:岡本 貴之
周りの人たちの愛をちゃんと受け止められるようになった
-そういう"お客さんと作り上げる"っていう感覚って、いつごろからあったんでしょうか。
Ryosuke:たぶん最初からあったんだと思います。ただ、それを言葉にできるようになったのが、最近なんじゃないですかね。
-ライヴで緊張ってします?
Ryosuke:あぁ~どうなんだろう。日によりけりですかね。
海 THE KID:僕は1回も緊張したことないですね。カッコつけて言うと、"飯を食うようにライヴをしている"という。
Ryosuke:ははははは!
海 THE KID:でも本当に、"日常的に生きてるだけでカッコいい"と思っておけば、ステージの上でもカッコつけなくていいので。
-生活のなかに普通に音楽活動があるっていうのは、いろんな経験を経て深まっている感じですか。
海 THE KID:周りの人たちがそう思わせてくれているというのはあります。その人たちの愛をちゃんと受け止められるようになったというか。前は不良だから、とか思っていたところもあったり頑固だったりするんですけど、周りの人たちがアドバイスしてくれることって、僕たちを悪くしようとして言ってるわけじゃないし、そこには絶対愛があるわけじゃないですか? そう考えるようになると何でも受け止められるし、ライヴの1本1本がお客さんとかその人たちのためにやれるようになりますよね。
Ryosuke:海さんは、出会った人とか環境とか、起きた出来事とかにすごく敏感な人ですよね。そのひとつひとつを先に繋げようとするというか。その性格と、出会った環境、人とかがマッチしたから、今の進歩があったんじゃないかなって思います。僕のヴォーカル録りのときにもついてきてくれたんですけど、その前のドラムのレコーディングをやったときに海さん自身がいろんな人の力を借りることができたそうなんです。そのときに得たものを僕にも感じてほしいし、力になりたいっていうことで来てくれて。今までもレコーディングのときはいてくれたんですけど、今回はまた違う形で見守ってくれたというか。そのときに、なんか変わったんだなっていうのは感じましたね。
-今後も福岡を拠点に活動を続けるんですか?
海 THE KID:今後もそのつもりです。僕の感覚では、福岡は地元にいながら発信している奴の方が愛されるし、僕自身も好きですね。今回、東京でレコーディングしたからこそ感じることは、"自分次第"っていうことなんですよ。福岡にいても、頑張れば東京と同じことができるし。"明日来れる?"って言われて"行けますよ"って答えられる環境を早く作っちゃえば、関係ないのかなって。いろんな先輩に"東京に来れば一緒に酒飲めるからそこで繋がれるよ"って言われるけど、そこで繋がるよりも、自分が大切にしているものをやっているなかで、そういう人たちとは勝手に繋がれると思ってますから。
-アルバムの冒頭を飾る「アカネ」をリード曲にした理由ってどんなところにあったんでしょう。
Ryosuke:僕ららしさと、歌詞と、現在と昔と、これからと、全部が詰まっている曲なんじゃないかなと思って、みんなで話し合って決めました。この曲の歌詞("かけがえのない日々が/無限にあるように感じて/明日やればいいやって/思っていたんだ")は僕が感じてた内容で。何かが起きて、"あぁ、そうじゃないんだな"って気づくと思うんですけど、そういう気づきとか、忘れたときに思い出すきっかけとして感じてもらえたらなって思って書きました。
-Ryosukeさんは自分が歌うことを聴く人と共有したいっていう想いが強いですよね。
Ryosuke:僕はそうしたいですね。やっぱり、僕も"そうだよね"って言われると嬉しいし。めちゃくちゃ昔ですけど、僕らがライヴをした日に、自分から命を絶とうって思っていたサラリーマンの方がフラッと来て、僕らのライヴを観て思い留まったということがあったんです。そういうことって僕らのなかにものすごく残っているというか、偽善でもいいから助けられる方がカッコいいと思うんです。だからそれを曲で、ライヴで、伝えられたらいいなって思うんです。それで嫌われることも怖いかもしれないけど、それ以上にそういうことを言えない方が怖いですから。
-今作で、バンドの一体感が極まった感じじゃないですか?
海 THE KID:そうですね。その一体感をちゃんと各々が昇華して、リリースと来年以降の活動を匂わせたものに対して、自分たちが音楽に真摯に向き合わないといけないなって、毎日強く思ってます。
-彼女 IN THE DISPLAYが音楽を続けていくうえでの夢ってどんなことなんでしょうか。
海 THE KID:もう、やめられないです、こんなにみんなに愛されているバンドを。だから、僕個人としては彼女 IN THE DISPLAYを続けたい。それだけで幸せです。個人的な話をすると、自分ひとりでも何かできるんじゃないかっていう時期があったんです。例えばニッポン放送の"オールナイトニッポン"をひとりでもできる、みたいな。それを勘違いして、"バンドがなくてもできる"みたいな時期があったんですよ。でも、今回のレコーディングとかをしながら、"海 THE KID(from彼女 IN THE DISPLAY)"じゃないと、存在している意味がないって気づいたんです。だからこのバンドが永久に続いてほしいと思うし、このバンドに気づかせてもらった音楽の大切さをこのバンドに返しながら、このバンドを愛してくれる地元の後輩とか全国の仲間に返していけるようになりたいなって思うようになりました。それが僕の夢です。
Ryosuke:ちょっと現実的ですけど、続けていくには結果出さなきゃなっていうのはありますね。それ以外でも頑張って続けていく方法はあるとは思うんですけど、いい結果が出るかとで自分も納得するし、周りの幸せにも繋がるし、お客さんも喜んでくれるし。だからみんな"応援してます"って言ってくれてると思うんですよ。その言葉の裏側には "早くもっと大きなところで観たいです"っていう気持ちがあると思うので。それに応えるのが夢というか、今や"そうしなきゃ"に変わってますね。
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