Japanese
少年がミルク
2017年02月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
-では曲についてもいろいろ聴いていこうと思いますが、まずアルバム1曲目の「反骨処女」。思い切り跳ねた曲調と言葉が合ってないんですよね、これ(笑)。
それが気持ちいいんですかね、自分の中で(笑)。なんか気持ち悪いんですよね、"踊れ~い"みたいなやつ──ってこんなこと言ったらあれなんですけど。
-水谷さんもこんなリズミカルな曲作って、どんな歌詞乗るんだろうなって思ったら、"踊るな 踊るな"ってバッサリ斬られるっていう。どんなことが曲のインスピレーションに?
どこか邦画っぽい画がいつも浮かぶんです。この曲では、音楽も何もしてないフリーターみたいな自分を思い浮かべて。東京の小っちゃいアパートで暮らしているとしたら、独りでこんなことをぶつぶつ言ってるんじゃないかなっていう(笑)。そういう子が絶対いるんじゃないかなって思って。普通のOLみたいな子でも、あまり積極的にSNSで発言もしないし、ライヴもそんなに行けないし、テレビに向かって文句を言っているんだろうなみたいな。自分自身もテレビがあまり好きじゃないので。それを見てて思うこととか、性格の悪さがすごい出ちゃったんですけど(笑)。
-そうですか(笑)。
たぶん願望もありますね。辛口コメンテーターみたいな感じで出ているくせに、結局言えないじゃないですか。そういうのに、"は?"って思っていてほしいなっていうのがあるんです。ただきれいなだけのニュース・キャスターみたいな人たちとか、ああいう世界ってムズムズするじゃないですか。でもああいうのがなきゃいけなくてっていうのあるし。だからこそできるだけ、反骨精神を。
-持っていないと流されちゃう。
流されたくないですね。大人になると流されないといけない場面も増えるじゃないですか。"ダサいなぁ、自分"ってよく思うんですけど。でも、そういうのがどこかにあればいいかなって。日頃ダサくても、これ聴いてるから私は大丈夫っていうものになればいいなって思ったんです。あと、この"踊れ問題"については、うらやましくもあるんですよね。私には一生できないし、そういうのに交ざれない。自分が観に行くライヴには、そういう空気はないので。なんかうらやましさもあり、でも、今のその若い子たちがかわいそうだなって思っちゃうのがあるので。ねぇ?
-きっとそこに入っていけない子も確実にいると思うんですよね。輪にも入れないし、私は違うんだなってなっちゃうような子が。
そういう子たちには痛みを知っててほしいし、泣いていてほしいしね(笑)。乾いた音楽で踊ってる子たちには、ちゃんとほんとの痛みを抱いてるのかい? っていうか。
-それで"踊るな 踊るな 踊るんなら痛みを抱けよ"と来るわけですね。
昔観たギグの、パンクやってる人たちって、怖くて。何かを叫んでいて、でもめちゃくちゃかっこよくって。そういうのを知ったうえで、踊ろうよみたいな。それがどこまで伝わるのかわからないけど。変な歌ですね(笑)。あとは曲調がそれっぽかったので、和樹さんがこうやって言ってほしいんだろうなって気がしました。
-この曲に乗せてあえて何を歌うのか、ですかね。
あ、バカにしてきたなって思って。
-そこを嗅ぎ取ったわけですね(笑)。
これが一番面白いはずって思ってやってしまいました(笑)。ただ、最後の方の"サビだけ サビだけ サビだけ サビだけループしないでね"っていうのが、和樹さんに対してのディスりですかって言われたんですけど、そういう意図はないです(笑)。スポットでサビだけが流れるプロモーションってよくありますけど、それはAメロ派としては、Aメロを聴いてほしいなと思うので。絶対、曲を書いてる人にはあると思うんですよ。メジャーですごく売れている人でも、Aメロだけはちょっと自由に遊んでいるはずなんです。
-曲の取っ掛かりとしても大事にしてる部分でしょうね。
ループされるであろうサビでは、がっちりテッパンなことを詰め込んでいるんだろうなと思うんです。でもほんとは、すごく才能があるわけじゃないですか。だから、悲しいなっていう。
-ずいぶん、素直に自由に書きましたねぇ。
ほんとですよね(笑)。だから、"あいつの代わりに僕は そっと泣いた"の"あいつ"は、今売れっ子のヴォーカルの人とか、曲を書いてる人に向けてのもので。自分はそうはなれないんですけど、泣くことはできるなって。
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