Japanese
Crahs
2016年12月号掲載
Member:クボタクト(Vo/Gt)
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
-実際に作品が完成してみて、今回のミニ・アルバムは100パーセント明るい作品だと思いますか?
思いますね。
-そうなんですね。いや、私はそうは感じなかったんですよね。たしかに門戸が開けているというか、誰でも受け入れてくれるような作品ではあるんですけど。
ポジティヴさを求めているっていうところを表現している感じなのかもしれないなと思って。なんて言うんだろう......明るくなりたいと思ってるんですよ、自分自身に対して。
-それって、自分は暗い人間だっていう自覚があるということですよね?
あぁ、それはありますね。
-どういうところが?
例えば、知らない人と喋るのが嫌いですし。
-それならこの状況めっちゃ苦痛じゃないですか。すみません(笑)。
いえいえ(笑)。やっぱり人見知りが根底にはあると思います。
-小さいころから人見知りでした?
人見知りでしたね。新しいコミュニティに行くと馴染むのに時間がかかる子供だった気がします。中学校に入るとき、小学校の友達が全然いない学校だったので、ずっと部外者感があったというか。中学校って、同じ小学校から来た人の間でコミュニティができあがってるじゃないですか。そこに対して"自分は部外者だ"っていう気持ちがあって、それを拭えるまで時間がかかった覚えがありますね。
-今回のミニ・アルバムは、たしかに明るいんですけどちょっと陰があるなと感じたんですよ。それでクボさんは、内省的なところがあるけど"もうちょっと開けていきたいんだ"っていう気持ちで音楽を作ってるのか、普段捻くれてるけどあえてハッピーなものを作ってるのか、そのどちらかのタイプなのかなと予想してたんですけど。
それで言うと、両方なのかもしれないですね。
-なるほど。前者は先ほどのお話に関係してくる部分かと思いますが......。
後者で言うと......自分が何も考えず思いつくがままに書くと、暗いとまではいかないですけど、100パーセント明るい歌詞にはならないんですね。そこをポジティヴな印象が出るように意識して作ったところはあります。
-なぜあえてそういうふうにするんでしょうね。"音楽の中ではせめてポジティヴでいたい"みたいな感じですか?
......曲を作るうえで一番核にあるなと思うのが、そのとき自分が聴きたい曲を作りたいっていうことなんですよ。だから自分の作品もめっちゃ聴きますし。それでたぶん、今年の自分は明るい曲が聴きたかったんだと思います。だから明るい曲を作りたかったのかもしれない。
-明るい曲が聴きたかったのはなぜでしょう。
今年30歳になったんですけど、誕生日に弾き語りライヴをやって。そのころから何か、ポジティヴなメッセージを発信したくなっていたのかもしれないです。SNSを見てるとだいたいみんなネガティヴなことを書くじゃないですか。吐き出してスッキリするっていうのがあると思うし、そういうはけ口があるのは救いでもあると思うんですけど、ネガティヴな言葉は世の中に十分飛び交ってるなと。もうこれ以上いらねぇなと思ったんですね。だからせめて、まず自分は明るいことだけ言っておこう、ポジティヴなことだけ発信していこう、みたいな。
-逆に言うと、それまではポジティヴなことを音楽にして発信していこうっていう意識はあんまりなかったんですかね?
なかったですね。これまでは、その瞬間に自分が思ってることを曲に変えてて。"嫌だなぁ"って思ってることがあったらそれを曲にバーンと書いて、ある種そこでスッキリしちゃってるところがあったような気がしますね。そのときムカついてることとかを、ちょっと捻ってバレないように書いて。
-それでもちゃんとバレないようにはするんですね。
そのまんま伝えるのはつまらないなって思うんですよ。だからちょっと捻りを効かせたいなっていうのはあって。自分の負の部分というか、吐き出したい/捨てたいところをバンッと曲にして、サウンド自体はポップにして、みたいな。でも今年に入ってからはポジティヴに発信したくて。吐き捨てたいものを1回、自分の中でポジティヴな要素に変えてから発信したかったんです。表現って紙一重で、言い方ひとつで乱暴になったり前向きになったりするじゃないですか。それだったらこっちでちょっと発信の仕方を変えて、相手に伝えるようにした方がいいな~みたいな。僕がポジティヴに発信したら聴いてる人もポジティヴに受け取ってくれるだろうし。それが平和的でいいな~みたいな感じです(笑)。
-自分の中で完結していたのが今までだとしたら、今は相手に投げかけることによって初めて音楽が始まっていくというか。
うん、そういう変化があるかもしれない。
-それってものすごく大きな変化じゃないですか。
そうですね。
LIVE INFO
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
- 2025.09.04
-
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
とまとくらぶ
マカロニえんぴつ
DIRTY LOOPS
ハンブレッダーズ
終活クラブ
a flood of circle × 金属バット
TOOBOE
神はサイコロを振らない
- 2025.09.05
-
Age Factory
GOOD BYE APRIL
fox capture plan
水曜日のカンパネラ
大森靖子
セックスマシーン!!
YOASOBI
JYOCHO × 長瀬有花
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
KING BROTHERS
DIRTY LOOPS
EGO-WRAPPIN' / Original Love Acoustic Session
秋山黄色
ぜんぶ君のせいだ。
This is LAST
WtB
神はサイコロを振らない
PENGUIN RESEARCH
Bentham / Yobahi / WELL DONE SABOTAGE / Loojy
- 2025.09.06
-
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
Creepy Nuts
eastern youth
Broken my toybox
青木陽菜
9mm Parabellum Bullet / 眉村ちあき / 浪漫革命 / THE BOHEMIANS ほか
Appare!
カミナリグモ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
藤沢アユミ
大森靖子
なきごと
"TREASURE05X 2025"
ADAM at / TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍
セックスマシーン!!
ぜんぶ君のせいだ。
TOOBOE
YOASOBI
NANIMONO
KING BROTHERS
Victoria(MÅNESKIN)
Ryu Matsuyama
SIX LOUNGE / TENDRE / ハナレグミ / 日食なつこ ほか
WtB
SCOOBIE DO
NakamuraEmi
りぶ
優里
PIGGS
- 2025.09.07
-
Girls be bad
Broken my toybox
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
This is LAST
レイラ
WtB
ナナヲアカリ
豆柴の大群
TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍 ほか
ヨルシカ
eastern youth
大森靖子
GOOD ON THE REEL
Aooo
"TREASURE05X 2025"
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
the cabs
心愛 -KOKONA-
Keishi Tanaka
KING BROTHERS
Mellow Youth
cinema staff
OAU / LOVE PSYCHEDELICO / 大橋トリオ ほか
"くさのねアイドルフェスティバル2025"
渡邊一丘(a flood of circle)
ぜんぶ君のせいだ。
りぶ
ART-SCHOOL
HY
優里
SILENT SIREN
[激ロックpresents"Burning Blue vol.5"]
- 2025.09.08
-
レイラ
JACK'S MANNEQUIN
fox capture plan
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
AIRFLIP
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
AIRFLIP
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
mzsrz
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
RELEASE INFO
- 2025.09.03
- 2025.09.04
- 2025.09.05
- 2025.09.06
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号