Overseas
FAT WHITE FAMILY
2016年02月号掲載
Member:Lias Saudi(Vo) Saul Adamczewski(Vo/Gt)
-近年はイギリスも含めて世界中で多くの社会問題が取り沙汰されています。こうした状況も、新作に影響を与えた部分はあったと思いますか。
Lias:社会が急激に右傾化する中で、もともと左寄りの政治的な意見を持っていると、そこに余計に焦点が当たるようになるものだよ。危機に対応するために、そういった政治的な視点がより基盤的なものになるのさ。俺たちは英国の保守政党による政治にうんざりしているんだ、今の厳しい状況は奴らのせいだと思ってる。
Saul:あいつら全員射殺されるところを見たいね。
Lias:ああ、ムッソリーニに起きたことがデイヴィッド・キャメロン(※現イギリス首相)にも起きるといいと思ってるよ。彼の取り巻きと一緒にね。
Saul:なんなら家族も一緒にさ。
Lias:家族もだね、子供も含めてさ。彼らの考えが二度と復活しないように。
Saul:根っこから排除しなきゃならないよ。
Lias:同感だね。病気みたいなもので、胞子も含めてすべて根絶しないといけないんだ。子供も含めて排除したいと大きな声で言えるよ。ま、そんなことが俺たちにできればだけどさ。もしも何かの拍子に俺がバンドをやめて権力を握ることになったら、まず最初にそうするね(笑)!
-では、今作『Songs For Our Mothers』の楽曲については、どんなふうに書き始めていったのでしょう。
Lias:曲を書き始めたはっきりとしたタイミングっていうのはなかったよ。
Saul:曲のうちいくつかは、まだバンド自体始まる前に書いたものなんだ。アイディアのうちいくつかはもうずっと長いこと浮かんでいたものだよ。5年くらい遡るものもあるんじゃないかな。でもひとつのアルバムとしてまとめ始めたのは1年前くらいからだね。ツアーの合間にセッションをしながらさ。
-また、そのとき考えていたテーマや方向性のようなものはあったのでしょうか。
Lias:ああ、もちろんさ。それが何だったかは今は思い出せないけど、何か考えていたことはあったはずだね。何かしらのアイディアはさ。
Saul:(バンドとして)集合的な何かのアイディアはあったよ。
Lias:それが何だったか思い出すにはアルバムを聴き返さないといけないな。
Saul:たしかもっとロックンロールよりもポップをベースにしたレコードにしたいってアイディアだったと思うな。
Lias:ポップ・ミュージックの要素をもっと研究したかったんだ。
-先行シングルとなったTrack.1「Whitest Boy On The Beach」は、ビートが曲の中心に据えられた、あなたたち流のスロー・ディスコのような新機軸になっていました。この曲が生まれたときのことも教えてください。
Lias:1stアルバムをリリースしたあと、あるとき俺とSaulと他の友達で一緒にバルセロナに行って、路上演奏をすることにしたんだ。
Saul:でもバルセロナでは路上演奏が違法らしくて、稼ぐことができなくて金が尽きてしまったんだよ。
Lias:それでビーチに行って、暑さに慣れてないから日陰に隠れてた。日焼けもしてなくて、全身真っ白でさ。そうして情けなく陽射しから隠れて日陰にうずくまりながら、波打ち際のきれいに日焼けした小麦色の肌のスペイン人たちを遠目に眺めているうちにあの曲が生まれたのさ。
-今回も、実在の登場人物の名前が多くの曲の歌詞に登場しています。あなたたちがこうしたスタイルで楽曲を作ることが多いのは一体なぜなのでしょう?
Lias:人々が曲を理解できるようにするためさ。出てくる人物の多くは俺たちが強く興味を抱いている人物か、そのとき面白いと思う人物で、人々が知っていたり馴染みのある名前を出すことで曲の内容をより消化しやすくしているんだ。
-では、今回の歌詞に登場する人物についてどんな興味を感じて引用したのかを教えてもらえますか。Track.6の「Hits Hits Hits」ではソウル・デュオ、IKE & TINA TURNERが登場しますが。
Lias:IKE & TINA TURNERは、俺とSaulの関係を表現するためのたとえとして引き合いに出しているんだ。どっちがIKEでどっちがTinaかって? それは秘密だよ、曲のネタばらしになっちゃうからさ。まあ、当てるのは難しくないけどね(笑)。
-ちなみにあなたたち自身はIKE & TINA TURNERのファン?
Lias:もちろんさ。彼らのファンじゃない人なんていないよ。
LIVE INFO
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
The Gentle Flower.
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
SIRUP
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
- 2025.07.20
-
神はサイコロを振らない
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
[Alexandros]
ビッケブランカ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
"JOIN ALIVE 2025"
松永天馬(アーバンギャルド)
さめざめ
キノコホテル
HY
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
崎山蒼志 / NakamuraEmi / ズーカラデル / TENDRE ほか
GRAPEVINE
"焼來肉ロックフェス2025"
清 竜人25
PK shampoo
"DAIENKAI 2025"
LOCAL CONNECT
ROF-MAO
いきものがかり
GARNiDELiA
ブランデー戦記
- 2025.07.21
-
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
PK shampoo
LOCAL CONNECT
東京スカパラダイスオーケストラ
ASP
鶴
TENDOUJI
jizue
め組
HY
PIGGS
終活クラブ
小山田壮平 / 奇妙礼太郎 / 安部勇磨(Band set) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
アーバンギャルド
僕には通じない
LACCO TOWER
GOOD ON THE REEL
いゔどっと
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Homecomings
SpecialThanks / レイラ / GOOD4NOTHING / THE FOREVER YOUNG ほか
アカシック
PENGUIN RESEARCH
- 2025.07.22
-
Hump Back
終活クラブ
the telephones
- 2025.07.23
-
東京スカパラダイスオーケストラ
板歯目
フラワーカンパニーズ×アイボリーズ
9mm Parabellum Bullet
女王蜂
- 2025.07.24
-
水平線
板歯目
bokula.
ビレッジマンズストア
竹内アンナ
the paddles
- 2025.07.25
-
四星球
マカロニえんぴつ
セックスマシーン!!
東京スカパラダイスオーケストラ
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
キュウソネコカミ
FIVE NEW OLD
有村竜太朗
Ivy to Fraudulent Game
のうじょうりえ
輪廻
RAY
らそんぶる
UNCHAIN
ゴキゲン帝国
miida
bokula.
感覚ピエロ
- 2025.07.26
-
あれくん
[Alexandros]
Eve
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
GANG PARADE
須田景凪
コレサワ
LOCAL CONNECT
アーバンギャルド
reGretGirl
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Creepy Nuts
FIVE NEW OLD
PENGUIN RESEARCH
マオ(シド)
さめざめ
Academic BANANA
"MURO FESTIVAL 2025"
WtB
有村竜太朗
Czecho No Republic
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
- 2025.07.29
-
大森靖子×銀杏BOYZ
斉藤和義
- 2025.07.31
-
TENDOUJI
フラワーカンパニーズ
GIFTMEN
なきごと
The Gentle Flower.
のうじょうりえ
ZAZEN BOYS
板歯目
RELEASE INFO
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号