Japanese
セプテンバーミー
2015年11月号掲載
Member:土肥 大人(Vo/Gt) ココナッツ先輩(Ba/Cho) 岸波 藍(Dr/Cho)
Interviewer:沖 さやこ
セプテンバーミー、会心作の完成! 前身バンドから現バンド名に改名し3年、作品ごとに"セプテンバーミーとはどういうものだろう?"と探りながら制作をしていた彼らが、47都道府県ツアーなどで感じた気持ちなどを昇華して"自分が聴きたい曲を作る"という強い信念のもとに作り上げた『Godspeed you!』は、バンドのネクスト・ステージを高らかに告げる。切なさや苦しみを抱えながらも邁進する彼らの姿が克明に刻まれた、色とりどりの素直な感情が煌びやかだ。"バーミー流ポップ"の背景を探った。
-セプテンバーミーは47都道府県ツアー中とのことですが、このツアーを計画した理由は?
土肥:......ちょっといやらしい話、僕は今年の1月に出した2ndミニ・アルバム『YES!YES!YES!』が――変な言い方ですけど、結構自分たち的に"これ売れるっしょ!"と確信してたんですよ。でも実際リリースをしたら、予想以上にダメでへこんじゃって......(笑)。でも全国のCDの売上状況をもらったので見てみたら、自分たちが行ったことがある都道府県ではちゃんと売れてたんです。そのときに"どんだけ俺、偉そうにしてんだよ。もっと自分たちの足で全国のみんなに挨拶に行かなきゃ!"と思って、それで47都道府県ツアーをやろうと思ったんです。
-そういう理由だったんですね。地道な活動が大事だと。
土肥:そうですね。イベントも、自分たちが行ったことがある場所からは声がかかるんですけど、行ったことがないところには自発的にライヴハウスに電話をしたり、イベンターさんにお願いをして行かせてくれないか頼みました。
-47都道府県ツアーと精力的なイベント出演に加え、2015年1月に赤坂BLITZのイベントでオープニング・アクトを務めて大舞台を経験し、会場限定盤をリリース、9月9日には初のワンマン・ライヴを行い、とかなり今年はバンドとして充実してますね。ワンマン・ライヴは今このタイミングがバンドにとってベストだったということでしょうか?
土肥:"セプテンバー"なので、毎年9月に企画をやってたんです。でもワンマンは1回もやったことがないし、やってみるか!とチャレンジしてみて。そのワンマンで今回の『Godspeed you!』の曲は全曲演奏したんです。
岸波:ワンマンの直前まで今回のアルバムのレコーディングをしていて。
土肥:曲作りも移動の車の中で歌詞を書いてメロディを考えて......という感じで。今回はご飯を食べる時間がないくらい(スケジュールが)詰まってましたね。寝る時間もなかったし。売れてないのに"売れてるってこんな感じなのかな?"と勝手に思いました(笑)。
-(笑)では『Godspeed you!』は『YES!YES!YES!』のあとに作られた曲が多いんですね。
土肥:そうです。『Godspeed you!』は"自分が聴きたい曲を作ろう!"という気持ちで作っていったんです。Track.1「トケナイヨル、マジラナイヨル」は、本当に自分が聴きたい曲を書けたし、思い切って書けた曲かなって。僕ら、MVのイメージで"流行の四つ打ちのバンド"という認識をされると思うんですけど、"そうじゃないぞ!"という意思表示をしたくて。それは「トケナイヨル、マジラナイヨル」だけでなく、全曲そういう気持ちですね。
-今なら"自分が聴きたい曲が作れる"と思ったということ?
土肥:これまでも自分が聴きたい曲を作っていたんですけど――『YES!YES!YES!』の収録曲は自分たちが今後ライヴ・バンドとして生き残っていくうえで、ライヴでどんな曲が自分たちに必要なんだろう?と考えながら作った曲で......過去の2枚は余裕がなかったというか。"セプテンバーミーはどういうバンドなんだろう?"ということを探しながら作ってる部分も、実は少しあって。でも今回はそういうものを全部取っ払って"俺が聴きたい曲を作る!"という気持ちで作りましたね。
-もともとセプテンバーミーは前身バンドの改名で、2012年に結成なんですよね。
土肥:俺とナッツ先輩(※ココナッツ先輩)で前身バンドをやっていて。前身バンドでは歌モノのポスト・ロックやシューゲイザーをやっていたんで、こもった感じの暗い楽曲が多かったです。セプテンバーミーになるちょっと前に岸波が加入して。そのタイミングで改名しようという話になって、音楽性も変わりました。
-今作が"自分が聴きたい曲"ということは、前身バンドの音楽性を入れられた、というところもありそうです。
土肥:そうですね。「トケナイヨル、マジラナイヨル」は特にそうだと思います。
-タイトル"Godspeed you!"は"あなたに幸運あれ"という意味で。
土肥:アルバムの曲はワンマンのときに完成してたんですけど、タイトルは本当につい最近決まったような感じで(※取材日:10月9日)。今回のアルバムが全曲"別れ"や"出会い"を歌っていて......。立て続けに別れが自分の身に降りかかってきたのもあって、自然と別れについて書いた歌詞が多くなっちゃったんです。"別れ"という言葉はネガティヴに捉えられやすいと思うんですけど、自分としてはその別れを前向きに捉えたくて、"送り出す"という気持ちを込めてこのタイトルにしました。いろんな人との別れと出会いもそうだし、今までのセプテンバーミーとの別れ、というのもそうだし......いろんな意味を込めて。47都道府県ツアーで出会った、セプテンバーミーを好きだと言ってくれた人にも、本当に幸せになって欲しいなと思って。
LIVE INFO
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
永原真夏
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.30
-
打首獄門同好会
Hedigan's
緑黄色社会
MONOEYES
Mirror,Mirror
ヨルシカ
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~YOU MAY DREAM~"
- 2025.10.02
-
オレンジスパイニクラブ
THE ORAL CIGARETTES
感覚ピエロ
緑黄色社会
打首獄門同好会
Hump Back
たかはしほのか(リーガルリリー)
キュウソネコカミ
大森靖子
SHE'S
- 2025.10.03
-
INORAN
アイナ・ジ・エンド
reGretGirl
キタニタツヤ
挫・人間
ナナヲアカリ
Aooo
MONOEYES
eastern youth
Laura day romance
Kroi
KING BROTHERS
moon drop
すなお / TELLECHO
藤森元生(SAKANAMON)
OKAMOTO'S
Omoinotake
鋭児
Amber's
ぜんぶ君のせいだ。
WtB
- 2025.10.04
-
Appare!
水曜日のカンパネラ
フレデリック
reGretGirl
KANA-BOON
wacci
優里
YONA YONA WEEKENDERS
Cody・Lee(李)
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
ART-SCHOOL
irienchy × no more
藤森元生(SAKANAMON)
ExWHYZ
w.o.d. / ガガガSP / モーモールルギャバン / ZAZEN BOYS / 浪漫革命 ほか
LiSA
LACCO TOWER
ASP
終活クラブ
a flood of circle
トンボコープ
WtB
TOKYOてふてふ
僕には通じない
Rei
cinema staff
brainchild's
"PIA MUSIC COMPLEX 2025"
Bye-Bye-Handの方程式
indigo la End
- 2025.10.05
-
岸田教団&THE明星ロケッツ
水曜日のカンパネラ
ビレッジマンズストア
Omoinotake
LONGMAN
ExWHYZ
INORAN
フレデリック
優里
TOKYOてふてふ
アイナ・ジ・エンド
PIGGS
挫・人間
I Don't Like Mondays.
Hump Back / FIVE NEW OLD / 儀間建太(愛はズボーン) / 髭 / 石野卓球 ほか
WtB
キタニタツヤ
ザ・ダービーズ
Rei
a flood of circle
秋山黄色
PEDRO
セックスマシーン!!
LACCO TOWER
chilldspot
YONA YONA WEEKENDERS
moon drop
the telephones
東京初期衝動
LEGO BIG MORL
シド
羽深創太(GIOVANNI)
Cody・Lee(李)
"PIA MUSIC COMPLEX 2025"
Bye-Bye-Handの方程式
TOOBOE
indigo la End
the cabs
Czecho No Republic
- 2025.10.07
-
LONGMAN
緑黄色社会 × Aqua Timez
古墳シスターズ
FOO FIGHTERS
RELEASE INFO
- 2025.09.23
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.09.29
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.06
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号