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INTERVIEW

Japanese

セプテンバーミー

2015年01月号掲載

セプテンバーミー

Member:土肥 大人 (Vo/Gt) 岸波 藍 (Dr) ココナッツ先輩 (Ba)

Interviewer:奥村 小雪

"東京都立川発、最高に情けない次世代ポップ・バンド"を自称し活動する3ピース、セプテンバーミー。個性的なメンバーが繰り広げるアグレッシヴなライヴ・パフォーマンスと、ネクスト・ポップな楽曲のクオリティは折り紙つき。早耳リスナーの間で話題を呼んでいる彼らが、ついにSkream!初登場。2年ぶりのニュー・ミニ・アルバム『YES!YES!YES!』について伺うべく、メール・インタビューを敢行した。

-Skream!初登場となりますので、まずはバンドの自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

土肥:東京都立川市出身のセプテンバーミーです。よろしくお願いします。

一同:よろしくお願いします!

-セプテンバーミーというバンド名には何か由来があるのですか?

岸波:当時、メンバー内で候補を出し合って、響き的にピンときたのがセプテンバーミーというバンド名でした。

ココナッツ先輩:由来は特にないです(笑)。

-影響を受けたアーティストや好きな楽曲など、ルーツとなる音楽についてお聞きしたいです。

土肥:影響を受けているかは分かりませんが、特に好きなのはスーパーカーですね。その他にもいろいろなバンド、音楽から影響を受けていると思います。

岸波:個人的に影響を受けているのはTWO DOOR CINEMA CLUBです。バンドとしてはELLEGARDENとSHAKALABBITSに憧れています。

ココナッツ先輩:高校生のときにメロコアにハマってそのときからまだ引きずってます。影響を受けたとは言いませんが、Hi-STANDARDは日本で1番カッコいいバンドだと思ってます。あとアニソンも好きです。

-バンド結成からわずか3ヶ月という、異例の早さで1stミニ・アルバム『LiFT OFF』を全国リリースされていますね。これにはどういった経緯があったのでしょうか?

土肥:もともとの前身バンドがありまして、バンド名の改名とタイミングが重なったのがきっかけですね。

-そしていよいよ1月21日に2ndミニ・アルバム『YES!YES!YES!』がリリースされますね。作品が完成して、お気持ちはいかがですか?

土肥:気持ちとしては、これがセプテンバーミーとしての真の1stアルバムだと思ってます。早くみんなに聴いてもらいたいですね!

-今作は、チャットモンチーや空想委員会などを手掛けるレコーディング・エンジニアの古賀健一さんを迎えて録り下ろされたそうですね。レコーディングにおいて勉強になったことなどはありますか?

土肥:音作りはもちろんのこと、音楽に向き合う姿勢を学びました。

岸波:今までの自分で気づかなかったダメなところをたくさん気付かされました。特に私はドラムなのでリズムや音の鳴らしかたが特に勉強になりました。

ココナッツ先輩:レコーディングに関すること全般ですかね......。特に音作りに関してはだいぶ考えさせられました。

-アルバムの冒頭を飾る「君と宇宙でスリーアウトチェンジ」は、青春時代を思い出すような甘酸っぱい曲ですね。恋を"宇宙"と"野球"に例えるところに独特の感性を感じました。この曲が生まれたエピソードをお伺いできますか?

土肥:今年の夏、たまたまTVでやっていた甲子園の番組で、球児を応援している選手や応援している女の子を見てインスピレーションを受けました。そこから広がっていった感じですね。

-キャッチーながら歌詞が衝撃的な「妖怪ダンス」は、アルバムの中でもひときわ存在感を放っているように思います。"妖怪ダンス"="変幻自在のロックンロール"なのでしょうか?

土肥:そういうわけではないです(笑)。僕自身、妖怪が好きなんですけど、妖怪っていろいろいると思うんですよ。ロックンロールも妖怪も、人の数だけ定義が存在すると思うのでそこを掛け合わせた曲になっております。