Japanese
LILY
2015年08月号掲載
Member:福島 拓也(Vo/Gt) パンチ(Dr)
Interviewer:山元翔一
-なるほど。ラジオ番組を今年の1月まで4年間やっていたんですよね? そのラジオがあったことで、群馬の方では広く認知されていたのかなと気になったんですけど。
福島:ラジオはコミュニティFMだったんで、県内でどこまで電波が届いてるのかといったら多分本当にひとつの市だけだったんですよね。それ以上に何が大きかったかって、そのラジオ局でやってた仲間がback numberとかLACCO TOWER、DOOKIE FESTAっていうバンドだったんです。ずっと一緒にやってて、本当に今でもすごく仲良くさせてもらってて。先輩たちはもう10年くらいやってましたけど、僕らは途中から入っていったので4年間やって。おかげで興味を持ってくれる人はすごく増えましたね。そのラジオの先輩たちの番組に出たりとか、先輩が自分たちの番組に乱入してきたりとかそんなことやってるうちに、他のバンドに興味のある人たちが、僕らの音楽を聴いてくれて、いつの間にか大きな流れの中に一緒に身を投じることができたというか。もちろん聴いてくれたこともすごく大事でしたし、ずっと実線で戦ってる先輩たちをずっと間近で見てきて、ずっと戦ってる感じだったりとかを肌で感じられたことは大きかったですよね。
-LILYはLACCO TOWERの"I ROCKS"にも出演されてましたよね。群馬はシーン的なものというか、先輩後輩の関係がきちんとあるその土地に音楽が根づいていますよね。
福島:そうですね。その節はここ数年で出てきたかなという気がしますね。それはLACCO TOWERが"I ROCKS"を始めるっていうところだったりとか、back numberもメジャーに行ってすごく有名になっていって。それを僕らのちょっと下の代までは、地元のライヴハウスでback numberやLACCO TOWERがやってるのを観てる世代なのでそういう人たちがテレビに出てる、みたいな、俺らも頑張ればそうなれるかもっていうざっくりした目標や、すごく大きな意味での夢を身近に感じることができるということがひとつあります。あと、LACCO TOWERが"I ROCKS"を始めたことによって、もっと身近な目標として、自分たちが達成できる目標が生まれて。"I ROCKS"はライブハウスよりもちょっと広いホールでやるんですけど、自分たちも頑張ればそういうステージに出られる機会があるんだって思える環境にすごく刺激を受けていて、みんな本当に一生懸命やっていますね。
パンチ:僕らは世代的に間にちょうど挟まれてるんですよね。
福島:勢いのある後輩と、メジャーにいってる先輩に挟まれて、本当に中堅世代のところになってきてるので、状況的には面白いですけどね。
パンチ:あとはみんなすっごく仲がいいです。
-背景が見えてきたところで、今作の具体的な話させていただきたいのですが、自身を"Cocoon=サナギ"に見立て"羽化する"という意味を込めたと話していただいたと思うんですが、具体的にどういう方向性に仕上げようとディレクションされましたか?
福島:強いて言えば、ちゃんとLILYの音楽ってこうだってものを固めようか、というところですね。LILYというバンドは『Cocoon』っていう作品でデビューしますってときに、じゃあまずこれ聴いてくださいって言えるもの、"自分たちが1番自信を持って出せるメロディやリズム"っていうのが、あえていうならコンセプトなのかなと思います。
-楽曲的にはストックから自信があるものを選りすぐったのか、そういったコンセプトありきで曲を書いていったのかどちらでしょうか?
福島:どっちなんだろう......僕、曲めちゃめちゃ作るんですよ、もうそれが趣味で。例えば『Cocoon』の制作が終わってから今日までに20曲くらい作ってるんですよ。『Cocoon』が流通するって決まったのが今年の1月なんですけど、結局レコーディングのタイミングまでに4~5ヶ月くらいあって。その間も当然曲書いてるわけですよ。そうすると、"あ、これ絶対入れる"とかっていう感じなのでそれを考えると、ストックに入るのかそのために書いたのかわかんないんですね(笑)。ずーっと書いてますから。
-ちなみに楽曲はどういうところから湧いて来ますか。インスパイアされるものとかはあります?
福島:今日はピアノから、今日はベースからって......強いて言うならその日の気分ですかね。
パンチ:気分によって曲の方向性も変わりますね。
福島:こないだもパンチに聞いたら、"こういう曲ない?"とか抽象的なお題をもらって、"じゃあ明日作ります"って。ずっと作ってますね。
-福島さんがこんな感じだとパンチさんは横で見ててどんな感じなんですか?
パンチ:"頑張れ"って思ってます。
一同:(笑)
パンチ:"俺も頑張るよ!頑張れ!"って思ってます。
福島:僕もこういう性格で待てないので、作ったらすぐ言うんですよ。"聴いて""フレーズ作って""じゃあそれ録って""もう1回戻して"みたいな。
パンチ:1年前くらいからこの曲の作り方に徐々にシフトチェンジしてきたんですけど、もう曲ができるスピードがどんどん上がってくるんです。ドラムを録るスピードもどんどん上がってきて、最近は2回くらい聴いてちょっと叩いてっていう感じで1時間以内には1曲録れるようになりました。もうどういうのが好きなのかもわかるんで、"こういうドラム好きだよな""これ、嫌いなんだけどちょっとここ入れとこうかな"とか。そこのせめぎ合いですよね。
-じゃあ、ストレスはなくやれてるんですね。
福島:そうですね。ブラッシュアップするっていう点では、途方もないストレスがありますけど。曲作ってるときはもう1番楽しいですね。個人的には。
-ブラッシュアップの話に関してですけど、セルフ・プロデュースでやってるんですか?
福島:そうですね。1枚目の作品だし、自分たちが自信を持ったものを、自分たちの等身大というか、自分たちのキャパシティにないことをするのではなくやりたいなと思ったので、今回に関しては自分たちでやりました。ただ、もちろんレコーディングのときに、例えばギター弾いて、"ここはこうした方がいい"とかっていうアドバイスはたくさんいただきました。それはすごくありがたかったことなんですけど、基本的に楽曲を作るってとこに関しては、本当にバンドだけで。
LIVE INFO
- 2025.02.24
-
4s4ki
OKAMOTO'S
アイナ・ジ・エンド
ラックライフ
くるり
w.o.d.
SCOOBIE DO
Panorama Panama Town
女王蜂
moon drop
THE BACK HORN
kobore
WANIMA × MONGOL800
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
東京初期衝動
go!go!vanillas
Appare!
ZEDD
大原櫻子
SAKANAMON / 藍坊主 / SPRINGMAN / omeme tenten
KiSS KiSS × 豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
SpecialThanks
フレデリック
"ブクロック!フェスティバル2025"
Nothing's Carved In Stone
indigo la End
tricot
- 2025.02.25
-
NEW ORDER
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
THE ORAL CIGARETTES
GREEN DAY
サカナクション
秀吉
the paddles
- 2025.02.26
-
ZEDD
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
UNISON SQUARE GARDEN
anewhite / 3markets[ ] / ガラクタ
TOOBOE × Chevon
ザ・シスターズハイ
GREEN DAY
米津玄師
サカナクション
- 2025.02.27
-
WANIMA × MONGOL800
片平里菜
マカロニえんぴつ
ザ・ダービーズ / THE NOiSE
UNISON SQUARE GARDEN
NOT WONK
SILENT SIREN
NEW ORDER
米津玄師
- 2025.02.28
-
miwa
WANIMA × MONGOL800
打首獄門同好会
FUNKIST
マカロニえんぴつ
GLIM SPANKY
そこに鳴る
ANABANTFULLS
ラックライフ
女王蜂
オレンジスパイニクラブ
Dear Chambers
礼賛
RAY
カズミナナ / Lay / sEina / 栞寧
- 2025.03.01
-
ストレイテナー
サカナクション
Vaundy
moon drop
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
片平里菜
THE BACK HORN
Czecho No Republic
4s4ki
FUNKIST
リアクション ザ ブッタ
tacica
miwa
藍坊主
TENDOUJI
This is LAST
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
w.o.d.
さとうもか
MAN WITH A MISSION
ザ・ダービーズ
osage
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
Lym
YOGEE NEW WAVES
大原櫻子
"見放題東京2025"
映秀。
くるり
kobore
shallm
- 2025.03.02
-
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Vaundy
サカナクション
moon drop
片平里菜
GLIM SPANKY
FUNKIST
猪狩翔一(tacica)
go!go!vanillas
秀吉
ゲスの極み乙女×ブランデー戦記
かすみん(おこさまぷれ~と。)
9mm Parabellum Bullet
さとうもか
MAN WITH A MISSION
藍坊主
WONK
w.o.d.
空白ごっこ × クレナズム × Hakubi
佐々木亮介(a flood of circle)/ 荒井岳史(the band apart)/ hotspring ほか
BRADIO
眉村ちあき
LACCO TOWER
Hedigan's
くるり
I Don't Like Mondays.
Halujio
フラワーカンパニーズ
センチミリメンタル
- 2025.03.04
-
片平里菜
三四少女
礼賛
輪廻 / マリンブルーデージー / CARAMEL CANDiD / サブマリンオルカ号
ZOCX
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
サティフォ(ONIGAWARA)
- 2025.03.05
-
Apes
アイナ・ジ・エンド
Yogee New Waves
マカロニえんぴつ
Cody・Lee(李) / 浪漫革命 / SKRYU
SIX LOUNGE
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.06
-
片平里菜
Yogee New Waves
マリンブルーデージー
三浦透子
アイナ・ジ・エンド
a flood of circle
マカロニえんぴつ
荒谷翔大 × 鈴木真海子(chelmico)
SAKANAMON
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.07
-
フラワーカンパニーズ
四星球
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
kobore
礼賛
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
SCANDAL
THE BACK HORN
OKAMOTO'S
w.o.d.
ズーカラデル
ザ・ダービーズ
YAJICO GIRL
リュックと添い寝ごはん
レイラ
- 2025.03.08
-
Lucky Kilimanjaro
never young beach
四星球
リアクション ザ ブッタ
a flood of circle
サカナクション
GRAPEVINE
SUPER BEAVER / 東京スカパラダイスオーケストラ / WurtS ほか
片平里菜
WONK
MAN WITH A MISSION
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
礼賛
osage
GLIM SPANKY
秀吉
SCANDAL
おいしくるメロンパン
OKAMOTO'S
w.o.d.
mzsrz
BLUE ENCOUNT / 崎山蒼志 / CHiCO ほか
PIGGS
FINLANDS
sumika
緑黄色社会
Nornis
go!go!vanillas
Aimer
- 2025.03.09
-
さとうもか
四星球
a flood of circle
サカナクション
マカロニえんぴつ / Saucy Dog / ヤングスキニー ほか
osage
君島大空
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
KALMA
kobore
リアクション ザ ブッタ
4s4ki
THE BACK HORN
GLIM SPANKY
OKAMOTO'S
ズーカラデル
FUNKIST
Co shu Nie / 七海うらら ほか
FINLANDS
SCOOBIE DO
Base Ball Bear / 橋本絵莉子
miwa
藤巻亮太
go!go!vanillas
Aimer
- 2025.03.10
-
Panorama Panama Town
Jack White
秋山黄色
SCOOBIE DO
三浦透子
RELEASE INFO
- 2025.02.25
- 2025.02.26
- 2025.02.27
- 2025.02.28
- 2025.03.01
- 2025.03.04
- 2025.03.05
- 2025.03.07
- 2025.03.12
- 2025.03.14
- 2025.03.19
- 2025.03.26
- 2025.03.28
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.04
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
フラワーカンパニーズ
Skream! 2025年02月号