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INTERVIEW

Japanese

アグリオン

2014年11月号掲載

アグリオン

Member:川崎 雅 (Vo/Gt) 浅倉 健二 (Dr) 山田 悠紀 (Ba) 越 直博 (Support)

Interviewer:岡本 貴之

-ご自分の思い描いていた音にはなりましたか?

川崎:そうですね。今できることは最大限でやったかなとは思いますね。

山田:最終的にレコーディングが終わったのが去年の夏の話なんですよ。もう、のんびりのらりくらり......。

川崎:いやあ、長い旅路だったね。

山田:去年の夏に全部終わって、"やったね!やっと出るね!"って言ってから1年半近く経ってますから。なかなか時間がかかるバンドだなって(笑)。

-どうしてそこまで時間が経っちゃったんでしょうか?

川崎:なんかいい意味で開き直ってたかもしれないですね。"早く早く!"っていうのはなかったですね。僕はバンドを始めたのが遅くて、25、6歳のときだったんで。今でもバンドで1番大変なのはメンバー探しかもしれないですね。そういう意味ではペースは大切にしたいし、妥協もしないし。

-過去の作品のアートワークって川崎さんが描いているんですか?

川崎:そうですね。

-この時点ではまだ見れていないんですが。今回のアルバムのジャケットはどんなものになっているんでしょう。

川崎:今回は、写真なんですよ。フル・アルバムを全国流通出来るようになったらこれを使いたい、と決めてました。

-それはどんな写真なんですか?

川崎:うちの親父です。

一同:ははははは!

川崎:親父と小学生3年生くらいの僕がバイクにまたがってる写真ですね。運動会に行ったときの。渋い感じになってますね。

-ご本人には伝えてるんですか?

川崎:いえ、無許可です。

一同:(笑)

-それ大丈夫なんですか(笑)?

川崎:大丈夫です。"ああ、そうか"っていう感じじゃないですかね(笑)。

-"ソーダ味に夢中になるように君のことを好きになったんだ"(「屋上、銀河行き」)といった歌詞にロマンティック感が出てますよね。

川崎:いやあ、僕はロマンティックですよ(笑)。

-「屋上、銀河行き」という曲は以前出している曲なんですよね。

川崎:いえ、発表したのはEPのタイトルとしてだけなんです。曲も僕自身のデモにはあったんですけど、当時演奏ができなくて。でもアルバムを作るなら、最後はこの曲だろうなとは思っていました。