Japanese
potekomuzin
2014年10月号掲載
Member:ズキスズキ (Vo/Gt) マツイヒロキ (Ba) ダーヤマ(山田) (Dr)
Interviewer:奥村 小雪
-アルバム30枚ってすごいですね。
スズキ:でも僕は完璧主義者じゃなくて、さっき話した妥協の精神があるんで、徐々に徐々に自分が納得いく形に近づければなと。自分の作る音楽に飽きなければいいかな。その時々でいろんな刺激を受けるじゃないですか。その刺激がなくならずに、"新しいものを作りたい"っていう活力が消えなければ、30枚でも60枚でも新しい作品が作れるんじゃないかな。
マツイ:去年くらいから、半年に1枚は作品を出していきたいねって話し合ってきて。とりあえず音源を作って、ライヴをやりたくなったらやって......曲作りも気分転換に作ってみたいな感じですね。無理のないペースでやれてはいます。
-2~3年前は、年間50~60本のライヴをやられてたと先ほどおっしゃってましたけど、そこから今のスタンスに変わったきっかけがあったんですか?
マツイ:"他のバンドと同じことをやっててもしょうがない"っていうのがあって。単純にライヴをやってお客さんを集めて......っていうのが常識みたいになってるじゃないですか。でも、そうじゃなくて音源をバーって出すバンドがいてもいいんじゃないかと。
スズキ:インディーズなのに、前に習えみたいな、型にはまってる活動が主流じゃないですか。そこに刃向かってもいいんじゃねえかなというのはありますね。月に1本ライヴやんなきゃいけないとか、リリースしたらツアーを回らなきゃいけないとか、義務化されてるみたいじゃないですか。そういうのを一切、無視したバンドです(笑)。
一同:(笑)
-昨年の6月にリリースした初全国流通盤『効率のいいあきらめかた』はdisk unionチャートで最高位2位、今年の3月にリリースした1stミニ・アルバム『問題児はつらいよ』でもレコ発イベントが超満員と、勢いを増す中で、8月にバンド名の表記をポテコムジンからpotekomuzinに変更したのはなぜですか?
マツイ:気分転換です。レコーディングの前後でメンバーそれぞれのペースにずれが生じてたんですよ。それでいろいろ話し合いとかしてて、スズキがバンド名をアルファベット表記に変えようって。そんときに調べてて発覚したんですけど、カタカナで"ポテコムジン"っていうのが、字画占いで良くなかったらしいんですよ(笑)。
-えっ、"レディオヘッド"と同じ画数なのに?
マツイ:そうなんですよ。ただ、アルファベットの方だと(字画が)良いみたいで、英語表記のpotekomuzinに変えたんです。
スズキ:今年の始めから、スタジオにおいても、制作面においても、ライヴにおいても、お互い納得のいく部分が共有できなくて。そういう部分が大きくなっていって、1回モチベーションもどん底まで下がったし、"1回解散した"ぐらいの気持ちだったんです。1回解散した身だから、今は"何でも来いや!"って感じなんですけど。そのバネみたいなのを意識付けするためにアルファベットにしたんですよ。だから、他人からしてみればどっちでもいいんです(笑)。僕らがこうしたいだけっていう。
-レコーディングのあとに1ヶ月夏休みを設けてたってマツイさんのブログに書いてあったと思うんですけど、それも関係してるんでしょうか?
スズキ:そうですね。結成以来、毎週欠かさず入っていたスタジオを、初めて1ヶ月くらい休もうと。普段あまり意見を押し通さないダーヤマさんが、"1ヶ月休みたい"と初めて意見を言ったわけですよ。それで、いろいろ考えるものがあるなって。
ダーヤマ:去年結婚して生活が変わっていく中で、バンドとの向き合い方とか、これからの自分の生活とか、自分の中でいろいろと考えたときに、いろんなことを自分で重荷にしすぎちゃったんです。1回荷物を下ろしたいというか、気持ちもリセットをしたくて。
-再スタートを切るという意味での表記の変更だったんですね。10月22日にはpotekomuzin表記になって初の作品となる『check e.p.』がリリースされますが、今作の制作はいつ頃から?
スズキ:前作『問題児はつらいよ』をリリースした3月の時点で曲はできてて、サクッとシンプルにできた作品だと思いますね。2月くらいにはすでに『check e.p.』の制作期間としてスタジオに篭ってたんですけど、それがいけなかったのかなあ(笑)。
マツイ: 4月に『問題児はつらいよ』のレコ発ライヴがあって、それに向けてセットリストを考えたりライヴの練習とかもしなきゃいけなくて。かたや曲作りだのなんだのってやんなきゃいけないことが色々重なっちゃったんですよね。無理があったというか、(自分たち)らしくないことをやっちゃったんですよね。なのでそこを1回リセットして、今は上手くやれてるなあって感じです。
スズキ:根本的にスタジオの時間の使いかたを変えて、結構柔軟な活動内容になったと思います。
マツイ:10月、11月にライヴが決まってて、10月が半年振りにやるライヴなんですけど、それが50分ステージなんですよ。久々なので、ライヴに向けて曲を練習して、その気分転換で合間に新曲を作るみたいな感じなんですよね。何十曲か分かんないですけど、(スズキの中で)たくさん素材が出来てるみたいなので、その時の気分で "今日これ合わせてみてー"みたいな感じで言われて。だから今は、"1つ新曲を作るからこうしよう"みたいなやりかたじゃないんですよね。
-スズキさんの頭の中では、普段から曲の素材が浮かんでるんですね。
スズキ:やっぱ歳を取るにつれ、だんだん受け身になりますけど、本であれ、映画であれ、こっちから求めていけば刺激がなくなることはないですからね。
LIVE INFO
- 2025.07.24
-
水平線
板歯目
bokula.
ビレッジマンズストア
竹内アンナ
the paddles
- 2025.07.25
-
四星球
マカロニえんぴつ
セックスマシーン!!
東京スカパラダイスオーケストラ
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
キュウソネコカミ
FIVE NEW OLD
有村竜太朗
Ivy to Fraudulent Game
のうじょうりえ
輪廻
RAY
らそんぶる
UNCHAIN
ゴキゲン帝国
miida
bokula.
感覚ピエロ
- 2025.07.26
-
あれくん
[Alexandros]
Eve
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
GANG PARADE
須田景凪
コレサワ
LOCAL CONNECT
アーバンギャルド
reGretGirl
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Creepy Nuts
FIVE NEW OLD
PENGUIN RESEARCH
マオ(シド)
さめざめ
Academic BANANA
"MURO FESTIVAL 2025"
WtB
有村竜太朗
Czecho No Republic
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
- 2025.07.29
-
大森靖子×銀杏BOYZ
斉藤和義
- 2025.07.31
-
TENDOUJI
フラワーカンパニーズ
GIFTMEN
なきごと
The Gentle Flower.
のうじょうりえ
ZAZEN BOYS
板歯目
- 2025.08.01
-
bokula.
GIFTMEN
ビレッジマンズストア
キュウソネコカミ / 礼賛 / 西川貴教 / FANTASTICS
GOOD BYE APRIL × エルスウェア紀行
cinema staff
the shes gone
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Newspeak
Amber's
パピプペポは難しい / IQ99
- 2025.08.02
-
Saucy Dog
マオ(シド)
四星球 / フラワーカンパニーズ / Hump Back / 眉村ちあき ほか
なきごと
FIVE NEW OLD
BLUE ENCOUNT
TENDOUJI
カミナリグモ
"Live House Pangea presents「新世界FESTIVAL2025」"
あれくん
藤沢アユミ
reGretGirl
Nothing's Carved In Stone
ぜんぶ君のせいだ。
岸田 繁(くるり) / 向井秀徳アコースティック&エレクトリック / 折坂悠太
古墳シスターズ
PENGUIN RESEARCH
忘れらんねえよ
シナリオアート
SCOOBIE DO
eastern youth
"NEW HORIZON FEST"
ExWHYZ
BRADIO
映秀。
- 2025.08.03
-
Saucy Dog
なきごと
四星球 × G-FREAK FACTORY
マオ(シド)
ビレッジマンズストア
PK shampoo
フラワーカンパニーズ
BLUE ENCOUNT
Nothing's Carved In Stone
FIVE NEW OLD
reGretGirl
さめざめ
カミナリグモ
あれくん
忘れらんねえよ
SCOOBIE DO
"NEW HORIZON FEST"
古墳シスターズ
Lucky Kilimanjaro
め組
コレサワ
有村竜太朗
- 2025.08.05
-
Hump Back
BLUE ENCOUNT
YOASOBI
- 2025.08.06
-
bokula.
KALMA
SHE'S / トンボコープ / Fish and Lips
Hump Back
BLUE ENCOUNT
YOASOBI
Conton Candy / Laughing Hick / なきごと / the paddles ほか
フィロソフィーのダンス
Hello Hello
Dannie May / yutori / muque / CLAN QUEEN ほか
キュウソネコカミ
RELEASE INFO
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.11
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号