Japanese
蟲ふるう夜に
2014年06月号掲載
Member:蟻 (Vo) 慎乃介 (Gt) 郁己 (Dr) 春輝 (Ba)
Interviewer:吉羽 さおり
2012年にアルバム『第一章 蟲の音』、昨年『第二章 蟲の声』を発表し、まるでデリケートに自己形成していくように闇を見つめながら心の叫びを歌にしてきた蟲ふるう夜に。彼らの最新ミニ・アルバム『わたしが愛すべきわたしへ』は、それまでのダークで密室的なサウンドに、鮮やかな色がつき、エレクトロ要素もふんだんに入った驚くほどポップな作品になった。とても大きな変化である。しかし、4人の中では、これは今までと地続きの作品であり、核は不変だという。
-取材の数日前にライヴにお伺いしたんですけど、それまでの作品のイメージや音楽から想像していたステージとは全然違って、すごく開放的なライヴでしたね。
郁己:だいぶ変わりましたね。今年、1回ずつのライヴでまるで違う蟲が出てきているイメージですね。
蟻:バンドが変わってきたというよりは、個人個人が変わってきて。人間性がそれぞれちょっとずつむけてきたというか、豊かになってきたのかもしれない。笑ったり、怒ったり、っていうのを表に出せるようになってきたのかな。
-同じように、2ndアルバム『第一章 蟲の音』、3rdアルバム『第二章 蟲の声』と比べると、今回のミニ・アルバム『わたしが愛すべきわたしへ』はものすごく突き抜けた曲が揃いましたよね。今回の作品はどういった流れの上でできたものなんですか。
蟻:私がすごい変わったんですよね。最初はほんとに"泥沼から出てきた雪女みたい"とか言われてて(笑)。
郁己:泥から出てるのに雪女なんだね(笑)。
蟻:公園に住んでたこともあったので、雑草みたいなところからスタートしている蟲ふるう夜になんですけども。でも自分のために必死に歌ってきたものから、今回のアルバムでは段々と人に向かっていく、人に対して伝えていく歌になってきたのかなっていうのはあります。
-それは歌を書いてきて、段々と培ってきた思い?
蟻:そうですね。閉じた世界にお客さんを引きずり込むのもいいんだけど、泥沼で一緒に心地好くなって終わっちゃうのかなあっていうのは、ぼんやり思ってて。そこから一緒にお客さんと抜け出すには、どうしたらいいんだろうって考えたんですよね。で、少し頭を出してみた(笑)。
-土深く潜っていたところから眩しいところに出ていくことって大変なエネルギーがいることじゃないですか?
蟻:そうですね。でも、新しい発見がすごいあって。自分が変わることによって、メンバーがこんな顔して楽器弾くんだとか、最近のライヴではメンバーに対しての発見もすごいあるんです。それが楽しいから。
郁己:蟻の成長があって。それが俺らに伝染して、感化されて、俺らもそこを突き抜ける――突き抜けるところなのか、突き抜けたところなのかまだわからないですけど、そういうふうになっていってるのは、今感じているんですよね。どのバンドもそうかもしれないけど、メンバーが成長してバンドが著しく変わるというか。蟲はそれが楽曲にもろに反映されるようなバンドだなって思いましたね。
-蟲ふるう夜にの曲はどのようにして作っていくんですか。
蟻:ギターの慎乃介がまずカラオケを作るんです。
慎乃介:何のイメージもない状態で作って、それを蟻に渡すんです。蟻がそれを聴いて出てきたことを歌詞にしてメロディをつけて、それで何回かやりとりをしていって。その後サウンド・プロデューサーの松隈ケンタさんが入って、アレンジをいろいろやっていく感じですね。最初の段階は結構、俺から出ることが多いですね。
-これまでの作品のサウンドは、すごくダークな匂いが強いですよね。
慎乃介:はい、考え方が明るくなってきたら段々曲も明るくなってきました(笑)。
-サウンドも歌の印象も、言ってみればマイナー・キーからメジャー・キーに変わったくらいの大きな変化で。これは結構な驚きというか、こんな抜けのある、キラキラとした曲を蟲ふるう夜には作るんだなと。
蟻:恐らくファンのみなさんもびっくりされるんじゃないかなと。それは楽しみでもあって。
LIVE INFO
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
神聖かまってちゃん
NANIMONO
eill
Laughing Hick
Nikoん
崎山蒼志
Mercy Woodpecker / Navy HERETIC / Gum-9 ほか
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
"長田大行進曲2025"
石崎ひゅーい
怒髪天
ねぐせ。
Nikoん
水曜日のカンパネラ / yama / CENT(セントチヒロ・チッチ) / D.W.ニコルズ ほか
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
Nikoん
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
ポップしなないで
石崎ひゅーい
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
- 2025.12.09
-
キュウソネコカミ
天女神樂
ザ・クロマニヨンズ
FRANZ FERDINAND
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
ドラマチックアラスカ
TENDRE
PACIFICA
Galileo Galilei
Dios
ザ・シスターズハイ
ストレイテナー
PEDRO
モーモールルギャバン
- 2025.12.10
-
PACIFICA
Galileo Galilei
山本彩
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
くるり
豆柴の大群
森 翼
Wez Atlas
すなお
ストレイテナー
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
- 2025.12.11
-
MONOEYES
あいみょん
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
山本彩
オレンジスパイニクラブ
BIGMAMA
ポルカドットスティングレイ
そこに鳴る
The Ravens
FRANZ FERDINAND
- 2025.12.12
-
Hump Back
VII DAYS REASON
Chimothy→
崎山蒼志
LiSA
Another Diary
凛として時雨
TOMOO
Nikoん
BIGMAMA
PENGUIN RESEARCH
moon drop
ねぐせ。
私立恵比寿中学
くるり
PEDRO
サカナクション / Creepy Nuts / 羊文学 / ちゃんみな ほか
flumpool
the shes gone
VOI SQUARE CAT
SAKANAMON / Broken my toybox / SPRINGMAN / KEPURA
BRADIO
ザ・クロマニヨンズ
僕には通じない
LONGMAN
- 2025.12.13
-
MONOEYES
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
ぜんぶ君のせいだ。
VII DAYS REASON
Vaundy / THE ORAL CIGARETTES / sumika / マカロニえんぴつ ほか
UVERworld
eill
フラワーカンパニーズ
LITE
DURAN
SHERBETS
清 竜人
ポルカドットスティングレイ
moon drop
Nikoん
石崎ひゅーい
吉井和哉
9mm Parabellum Bullet
Cody・Lee(李)
flumpool
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
[Alexandros]
Appare!
秋山黄色
藤沢アユミ
キタニタツヤ
THE SPELLBOUND
- 2025.12.14
-
downy / toe / unripe / aieum
(sic)boy
VII DAYS REASON
LiSA
ねぐせ。
10-FEET / クリープハイプ / go!go!vanillas / Saucy Dog ほか
UVERworld
ぜんぶ君のせいだ。
Devil ANTHEM.
フラワーカンパニーズ
TOMOO
NEE
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
OAU
PEDRO
Nikoん
石崎ひゅーい
kobore / Suspended 4th / ザ・シスターズハイ / ザ・シスターズハイ ほか
鶴
SHERBETS
RADWIMPS
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
MOSHIMO
スカート
PHALUX
Bimi
ASP
22/7
古墳シスターズ
クジラ夜の街
[Alexandros]
キタニタツヤ
- 2025.12.15
-
MONOEYES
Kroi
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
anewhite
山田将司(THE BACK HORN)/ 大木伸夫(ACIDMAN)/ 内澤崇仁(androp)/ 村松 拓(Nothing's Carved In Stone) ほか
TOOBOE
Mrs. GREEN APPLE
Hump Back
- 2025.12.16
-
くるり
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
優里
YOURNESS
GANG PARADE
ザ・クロマニヨンズ
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.12.18
-
桃色ドロシー
あいみょん
くるり
Nikoん
東京初期衝動
The Ravens
リーガルリリー
ザ・クロマニヨンズ
渡會将士
高岩 遼
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
Homecomings
PompadollS
RELEASE INFO
- 2025.12.05
- 2025.12.06
- 2025.12.07
- 2025.12.09
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2025.12.26
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号










