Overseas
SLEEPER AGENT
2014年04月号掲載
Member:Tony Smith (Gt/Vo)
Interviewer:山口 智男
-新作を作るうえで、新たに挑んだことや試したことはありましたか?
自分たちに課した1番のチャレンジは、"これで決まりだと早々に思わないこと"だったね。ただの"3分間のロック・ソング"に終始させないようにした。その3分間のロック・ソングを書き直したり、解体したり、アレンジを変えてみたりして、5つくらいアプローチが出てくるまで何度も何度もやり直したんだ。ある形に満足したとしても"でも、こんなのもどうかな?"とアイデアを出し続けるようにした。フラストレーションが溜まる時もあったけど、エキサイティングでもあったよ。
-「Sweetheart」がそうだと言っていましたが、最初に書いた時と全く違う曲は他にもありますか?
そうだね。いろんなヴァージョンがあるよ。1つのヴァージョンだけだったものはなかったね。ようやくスタジオ入りした時には、これ以上は手を加えないつもりでいたけどね。1番変わったのは「Eat You Up」かな。あれはすごくスローでダークな曲として始まったんだ。何て説明したらいいのか分からないけど(苦笑)、耳に引っかかるようなダークな曲。メンバーもとても気に入ったけど、聴かせた相手はほとんど反応してくれなかったんだ。それで、くだらなっぽくするというか、華やいだ感じのものにすることにした。そうしたらみんな気に入ってくれたよ。ぴったりのヴァイブを見いだすのが大変だったね。
-歌詞も曲に合わせて何度も書き直したりしたのですか?
歌詞はけっこうすらすら出てきたね。まあ、歌詞を気にしているのは俺だけだから。Alexに歌詞を見せて、彼女が歌うのを嫌がらないような内容だったらオーケーみたいな感じだったよ。俺はポエティックな心の持ち主だから、いつも歌詞のことばかり考えているんだ。頭の中に浮かんだものを曲のフィーリングに合わせて出す。よほど馬鹿げたことを言っていない限りはみんな大丈夫だって言ってくれるんだ。
-歌詞はあなたが全曲、あるいはほとんど書いているのですか。
うん。
-Alexも書いているのかと思っていました。女心の表現が巧いですね(笑)。
まあ、この5年間毎日Alexに会ってるしね。一緒に住んでからも3年になるから、歌詞の多くは俺たちの会話から生まれているんだ。時々、身体が繋がってるんじゃないかって思うことがあるよ(笑)。
-前作にひきつづき、Jay Joiceをプロデューサーに起用していますが、プロデューサーとして、彼のどんなところを買っているんでしょうか?
Jayは俺たちを発掘してくれたようなものなんだ。今はもう出回っていない自主制作盤を聴いて、とても楽しいプロジェクトだと興味を持ってくれた。彼はカントリーものや、メジャー・レーベルのロック・バンドなんかをよく手がけているんだけど、そういう彼にとって俺たちは遊び心を持てるプロジェクトだったんだろうね。そんな訳で、彼とはとても親しく付き合いながら成長していったんだ。だから今回も彼以外とやるのは考えられなかった。曲のタイプは前作と新作で全然違っても、彼がいたからうまくまとめることができた。とても多彩な人だからね。カントリーもロックも手がけているし、彼自身何でも聴く人だから、アルバムを形にするには彼が適任なんだ。
-傍から見ると、バンドは快進撃を続けているように見えますが、前作をリリースしてからこれまでを振り返ってどんなことを思いますか?
当事者としてはあまり自分たちのことがよく見えないってのが不思議だよね(笑)。だからみんなに俺たちが成功しているって言われても、俺自身びっくりしてしまうんだ。まあ、やり尽くした的な境地には永遠に達したくないけどね。これをやったら次はあれをやってみたいとずっと進んでいきたいと思っているよ。
-今でも新進気鋭の新人のような気分なんですね?
そうだね。俺たちには小さいけど忠誠的なファン層があって、ラジオでヒットした曲もいくつかあるし、CMなんかにも曲が使われたことがある。こういうのは成功の印みたいなものだよね。GROUPLOVEとか仲のいいバンドの状況も見ながら、ああなりたいならもっと頑張らないとなんて思ったりしている。常に次のレベルを目指しているよ。
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