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INTERVIEW

Japanese

ジラフポット

2014年03月号掲載

ジラフポット

Member:中野 大輔 (Gt/Vo) 関 (Ba/Cho) 原田さん (Dr/Cho)

Interviewer:沖 さやこ

オトワラシ、コンテンポラリーな生活、KANA-BOONとの共同企画"ゆとり"や、RO69JACK 11/12 入賞、eo music try2013 eo特別賞などでその名を耳にしているかたがたも多いだろう。ジラフポット。大阪を中心に活動する3ピース・バンドだ。彼らが待望の初全国流通となるミニ・アルバム『Hydro human』をドロップ。エモーショナルな"喜怒哀楽"と、冷めた視線を感じさせる"無"。両極端のものを混在させる同作について、メール・インタビューで話を伺った。

-2009年に中野さんと原田さんを中心にバンドが結成されたとのことですが、どういうきっかけでバンドが始まったのでしょうか?意気投合という感じでしょうか。

中野:学生時代に原田さんと私は軽いノリでスタジオに入ってみたんですが、意外と楽しくてスタジオの外へ出た瞬間バンド組もうと誘ってくれたことから始まりました。意気投合する部分はお互い四国出身ってことですかね。

原田:音楽の専門学校で出会って、彼が学校の玄関の外にいるときに僕から"一緒にスタジオ入ってみない?"と声を掛けたところから始まりました。そこで彼の持ってきた曲をはい、ドン!で合わせてみて楽しかったので"じゃあバンド組もう"っていう、割と自然?な流れでした(笑)。

-2011年に関さんが加入されて現在になったそうですね。

中野:ベースが見つからなくて探してたところ、とある方に関さんを紹介してもらって加入というかたちです。9代目のベーシストです。聴いてきた音楽はバラバラですね。

原田:初期ベースが抜けてからなかなかメンバーが決まらず、知人の紹介で1回やってみようってなって無事正規メンバーに入ってもらいました。

関:知り合いに"(ベーシストが不在の)バンドないですか?"と聞いていたときに、たまたま原田が通りかかったんです。

-MINAMI WHEEL、COMIN'KOBEのライヴ・イヴェント、eo music tryやRO69JACKなどのコンテストでも好成績を治めてらっしゃるので、満を持しての全国流通だと思います。今回のリリースまでの活動を振り返ってみていかがでしょうか。

中野:音楽を楽しませる側は泥だらけになるんだなと思いました。詳しくは言いません。どのトピックも大きなものでしたが、そこで出会った様々な人々から得たものが1番重要だったって感じです。

関:僕が神戸市民ということもあり、COMIN'KOBE 13に出演できたときは感慨深いものがありました。

-わたしが皆さんを知ったのは、オトワラシ、コンテンポラリーな生活、KANA-BOONとの共同企画"ゆとり"が2012年に開催されたタイミングでした。外から見ていてこの4バンドは互いを認め合い高め合っている印象があります。

中野:"ゆとり"の3バンドからはとてつもなく刺激を受けてます。もともとコンテンポラリーな生活のファン一歩手前でしたから。そこからオトワラシ、KANA-BOONに出会って同世代で音楽に対してこんなに真剣に取り組む人たちには初めて出会いました。

原田:"ゆとり"がきっかけでたくさん変化があったと思います。他のバンドに刺激されまくりました(笑)。すごくいい経験になってます。やっぱり一緒にやってたので負けたくないって思うので。