Japanese
たむらぱん
2013年12月号掲載
Interviewer:沖 さやこ
-音数が少ないのもあって、より言葉が際立つアルバムだと思います。あたたかみのある作品で、すっぴんのような......"こちらがここまで踏み込んでいいのかな?"と思うほどパーソナルな作品にもなっているなと感じて。
(笑)今回のアルバムの中身のテーマとして"人のことを歌う"というか、"人のことを考える"というものがあって。そう思う状態が増えたんですね。自分がこれまで作っていくなかで"生きていく"というものがテーマにあったりしましたし、そういう感覚を持つ対象や考えごとをするのは"人"で。その人というものに対して、自分を掘り下げていこうと思ったのかな。"人"というそのものが個人的な概念というか、単体......ひとり......もっと発展させると"孤独な物体"というところに行くと思って。そういう状態のことをイメージして作っているから、よりメンタルな部分の状況が見えていたり。それこそどんどん深読みをしていくようなところに表現が向かっているのかなー......とは思ってはいるんですけどね。
-今回のタイトル・トラックである「love and pain」がこのアルバムの顔にもなっていると思います。歌詞に"人間は愛なんだ/そして 人間は痛みなんだ"とありますが、こちらの言葉の真意とは?
なんとなく世のなか的にも基本的に"対"になっているものが多いと思っていて。わたしの感じている人の成り立ちかたは、愛と痛み......どっちかを知っているからどっちかを感じてしまう状態なのかなと思ったし、もっと言うと両方ないといけないんじゃないかと思ったし。わたし自身がいままで......取り敢えず生きてきたなかで、例えばつらいことを知っている人のほうが優しいという印象もあったり、そういう人のほうが信用できたり。だからなんとなく、どっちかを知っている人は両方知っているというのが自分の理解にあったので、こういう感覚はあるんじゃないかと思って。それは自分が想像した人の形のテーマなんですけど、なんとなく今回は"人間は痛みと愛でできている"ということをちょっとでも確認できたらいいなと思って、ジャケットもいつも日本でやっているメンバー以外に海外の友達にもお願いして、ロンドンとベルリンと日本の3ヶ国の人たちでジャケットも作って。
-たむらさんのデビュー以降、作品全てのデザインに関わって来た東京在住の梅田武志さんに加え、ロンドン在住のKENICHI IWASAさん、ベルリン在住のRupert Smythさんも招いて、アート・ディレクターのコラボレーションが実現したのはそういう流れだったんですね。
はい。KENICHI IWASAはわたしがレコーディングでロンドンに行ったときに知り合った人で、Rupert Smythはその人が紹介してくれた友達で。友達の友達は友達、みたいな感じでお願いして(笑)。わたしがいま日本にいる状況で考える"love and pain"が、わたしがここにいるから考えられる概念なのかな?それとも人だったらみんなそう考えることなのかな?というのを確認したいなと思って他の国に拠点を置く人にも声を掛けたんです。で、その結果"love and pain"という概念や言葉が理解できてて。それを共有したことで確認できたから、それは少し正しいことなのかなと思ってるんですけど。
-ではジャケットは曲が揃ってから決まったものだと。
そうですね。全部揃ってから作り始めました。頭のうえにたくさんものが乗っかっているジャケット写真のヴィジュアル・イメージというのは......わたしの108以上の煩悩というか(笑)。巨大な煩悩を携えた人間が、何かを求めて彷徨い続けている様子が広がっていて、そこに辿り着く鍵が"love and pain"なんじゃないかって。この頭にくっついている素材も各国から集めて持ち寄って、1枚1枚プリントアウトして切り取って、頭に貼りつけて。文字は向こうの人に書いてもらったり、繰り返し連絡を取ってみんなで分担しながら"love and pain"という雰囲気を共有して作っていきました。
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