Japanese
たむらぱん
2012年10月号掲載
Interviewer:沖 さやこ
4thアルバム『mitaina』から僅か9ヶ月という驚愕のペースで5枚目のオリジナル・アルバム『wordwide』を作り上げたたむらぱん。前作では様々なジャンルで活躍するミュージシャンとのコラボレートを果たし、私立恵比寿中学や松平健をはじめとした個性派アーティストへの楽曲提供など、活動の幅を広げる彼女。その意欲的な活動を象徴するようにゴーシャスでパワフルな新作について、じっくり語って頂いた。
-前作『mitaina』が今年リリースされたばかりだったので、制作のスピードに驚きました。こういう段取りはもう『mitaina』をリリースした頃には決まっていたんですか?
そうですね。自分の作品は割と、そういう感じで今までも作ってて。前作が出る頃には次の作品に入ってるって感じなので。なので前作を作ってるときに録音した曲も何曲か入ってます。
-今作『wordwide』はタイトル通り、言葉のメッセージ性が強いアルバムだと思いまして。このタイトルに込めた具体的な意味はどういったものでしょうか。
今回アルバムが5枚目になるんですけど。前作いろんなミュージシャンの皆さんと一緒に制作をして、いろんな楽器のレコーディングを経験しながら譜面を作っていったりしたんです。そういったアレンジ面に対しての変化が、1番耳に聴こえて分かり易いとは思います。それプラス“自分のアレンジは言葉や、言葉が持っている音に影響されているな”って改めて気付いたというか。もともと曲を作るときは、ある程度意味を持った音みたいな言葉が出てきて……って感じなんで、コードで作ることはほとんどなくて。自分が大事にしている部分を、音+αで改めて感じてもらえたらいいなと思いましたし……。言葉だけど、それが音に乗るからこそ意味が強くなったり、ニュアンスが広がったり。そういう変化を楽しんでもらえたらいいなと思ってこのタイトルにしました。
-曲をお作りになるときは音のような言葉とメロディが先に出来るということね。でもそれには納得です。シングル・リリースされた「new world」はその代表的な例だと思うのですが、たむらさんの作るメロディって、言ってしまえば“型破り”ですもんね。
(笑)。メロディからコードをくっつけていって、アレンジも大体そういうときに浮かんで、それを形にしていくって感じで。メロディに沿っていきなり転調したり、ガクッとはずれて急に戻ったり。あと、曲の気持ちいい完結って一般的には8小節や16小節単位ですけど、9小節とか5小節で終わらせちゃったりとかもしますね。それはメロディや歌詞が影響してるとも思います。
-今作の楽曲は、今までに増して詞の輪郭がハッキリしていると思います。
自分が凄く大事にしたいって思い続けてたものが『wordwide』に凄く集まったのは感じてますね。例えば、物や人との距離にしても、凄く広い部分で“みんなで”って……そういう景色で人とのコミュニケーションを描いていたものが、より凄く近い部分になっていったりとか。なんとなく“近い”ところを描くのが……怖いというわけではないけど、遠い広いどこかの話のほうが何となくいい話のような気もして(笑)。そういうほうが“ちゃんちゃん♪”でまとまりそうなイメージもあったのかもしれないですけど。でも広い世界って小さい世界が集まって出来たものだし、広い世界に繋がる身近な部分が大事だっていうのも漠然とではあるけれどずっと分かってたことだし。そう思っていたことが凄く集まったっていう感じですね。
-そういう“近い”ことを描こうという心境になった具体的な理由はありますか?
ん~……どうなんだろう。今回のアルバムのために曲を作っていくっていう感じじゃなかったんで、どういうポイントでそういう思いになったっていうのは自分でも分からないんですけど。でも曲のアイディアは日常生活から浮かぶのが多いです。何となく形作られて、テーマもなんとなく決まっているというか。曲作りながらあのことについて書いていこうっていう感じではないですね。
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