Overseas
ASIAN DUB FOUNDATION
2013年08月号掲載
Member:Steve Chandra Savale (Gt)
Interviewer:吉羽 さおり
-アルバムの制作はスムーズに運びましたか。
アルバムの制作がスムーズに行くことなんてないと思う。アルバムの制作がスムーズに運んだら、スムーズなアルバムが出来上がるんじゃないかな。ADFがスムーズなアルバムを作るなんて今までも今後もないと思う(笑)。ADFを表現するのに1番ふさわしくない言葉がスムーズだと思うよ(笑)。
-非常にアグレッシヴかつスピード感にあふれた、ASIAN DUB FOUNDATIONの代名詞的な強靭なダブやラガ・サウンドが今作で復活したのは、メンバーに拠るところが大きいのでしょうか。あるいは、アルバムとして意図したことはあるでしょうか。
とにかく、メンバーがプレイしたいものをプレイしただけだと思う。単純なことだよ。
-サウンド面に関しての今作のテーマはありましたか。
ライヴのベース、ライヴのギター、ライヴのドラム。アルバムの中心にはそれがある。ビートやブレイクは比較的少ない。だがとくに最近は、こういったコンセプトは多少のリスクを伴う。最近の競争要素としてあるのは、ビッグでファットなベースやドラム、サブ・ウーファーなど、とにかくパワーと重みで勝負しがちだ。だが、俺はそこで勝負するのはあまり良いことではないと思う。たとえば、ある週に、自分の中で最もファットなベースができたとしてそれを発表したとする。ファットなベースで勝負していたら、その人はあんまり長続きしないだろうね。なぜなら、その次の週にはさらにファットなベースが出ているからだ。俺は、そういう場から離れたかった。そういう要素での勝負はしたくなかった。俺と、Dr.DasとRockyがプレイしている良い感じのスピリットを、アルバムの曲すべてに載せたかった。それを基盤としたかったんだ。それから、自分が満足するくらい、ギターの音をとにかくたくさん入れたかった。だから結果的にギター・サウンドがかなり入ったものになって、俺個人としてはとても嬉しいね。
-このメンバーだからこそ、今作だからこそできたことはありますか。
まずは、ライヴでの固定ドラマーがここ数年はいなかった。今回はライヴのドラマーが加わったことによってたくさんのことが可能になった。ライヴでのドラム・キットのサウンドも、音量を上げて出すようにした。それはADFのここ何年ものサウンドと比べるとまったく違うものだ。俺はライヴ・ドラム・キットの音が好きだ。
-今作のプロデューサーとして、Adrian Sherwoodを起用したのはどういった理由からですか。
今回は、俺たち全員を大きな視野で見てまとめ上げる存在が必要だった。アルバムに収録されているアイデアは、最初あらゆるところに拡散していた。シリア、インド北西部、カルカッタなど、世界中からのたくさんの素晴らしい色々なアイデアがあった。収集がつかなくなるような様々なアイデアの中から、具体的な何かを生み出すという作業は、実際、かなり時間がかかった。だから、バラバラになっているアイデアを、1つの場所に集める人を必要としていたのさ。
-前作『A History Of Now』から今作までの間には、英国内での暴動やアラブの春と言われるアラブ、アフリカ諸国での民主化の動き、反政府デモ、ヨーロッパの都市の多くでも格差によるデモなどが起き、現在も続いています。時勢を切り取っていくADFとしてはこうした出来事の多くが、音楽に反映されていると思います。今作『The Signal And The Noise』において、テーマとなったことや動機になったのはどういったことですか。
まず、「Get Lost Bashar」はシリア情勢についての具体的な内容だ。だが、あの曲に関して歌詞を書いたのは俺たちではない。あれは、シリアのデモ運動で用いられたスローガンなんだ。俺たちは、それに伴奏をつけたようなものだ。あの曲はシリアの衝突のどちらの側につくのかというよりも、音楽がどのような危険性を伴っているか、ということがテーマだ。「Qutab Minar」って曲に関しては、これはマニプールというあまり知られていないインドの小さな地域についての曲。その地域の言語、マニプリ語で歌われている。マニプールの土地がインドの軍隊によって占領されたという話なんだ。このアルバムには驚くべき程の領域のアイデアが収録されている。
LIVE INFO
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.30
-
打首獄門同好会
Hedigan's
緑黄色社会
MONOEYES
Mirror,Mirror
ヨルシカ
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~YOU MAY DREAM~"
RELEASE INFO
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号