Overseas
BIFFY CLYRO
2013年02月号掲載
Member:Ben Johnston (Dr)
2007年に発表した4thアルバム『Puzzle』が全英チャート2位、2009年の5thアルバム『Only Revolutions』は全英3位を獲得。同作は本国UKで60万枚を超える大ヒットを記録し、名実共にUKを代表するロック・バンドへと成長したBIFFY CLYRO。6thアルバム『Opposites』は“The Sand At The Core Of Our Bones”“The Land At The End Of Our Toes”と名付けられたディスク2枚に全20曲を収録する超大作だ。
-今度のアルバムは前作からおよそ3年ぶり、になりますか?
そうだね。3年……けっこう長くかかっちゃったけど、1番の理由は僕らが頑張って数多くショウをこなしてきたからだね。ほら、レコードが成功するとツアーも自ずと増えるから。僕らとしては、もっと早く新作を作りたかったんだけど。
-2枚組という大作になったのはそれだけ生産的なモードに入っていた、ということでしょうか。
その通りだよ。ただ、ツアーはツアーで全力投球してたから、終わって地元に戻って、じゃあ新作を……となった時にネタが何もなくてさ。気がついたら、用意できてたのは5曲ぐらい……だったかな。さすがに不安になった(笑)。うん、これで大丈夫なのかな、と。ところが、Simonが何だか取り憑かれたように曲を書き始めて、毎日どんどん出来てくる曲を僕らは自力でレコーディングしていった。そして気がつけば45曲も出来ていた。しかも、どれも良い曲だったんで捨てがたくて、それで2枚組ってことになったんだけど、まあ、最善の策だったかな、と思ってるよ。
-そこなんですよね。あなた方のこれは良い曲だけでこれだけの数が集まっていて無駄がない、という……。
サンキュ―! 嬉しいよ。僕らもそう感じているんだ。2枚組にするなら本当に自信を持てる曲だけ……本当に力があると思える曲だけで作る、というのにこだわった。実際、本当に良いアルバムが2枚出来たと思ってるよ。45曲ひと通り録音してみた。その上で、どれがベストかを自分たちで選んで、それを持って行ってアメリカで録音したのが……23曲だったかな。その中から更に選んでアルバムに収録したんだ。
-でも、最初から2枚組に、と考えていたわけじゃないんですよね。
うん。でもSimonがどんどん書いてくるもんだから“これは2枚組というのもアリだな”と割と早い段階から考えてはいたよ。そもそもダブル・アルバムというものへの憧れも密かにあったし(笑)、やるんだったら6枚目のアルバムになる今回あたりはいいタイミングかな、と。どれも、あの時期の僕らをすごくいい形で体現している曲ばかりだったからね。次のアルバムまで取っておくのは何だか、時機を逃すような気がしたんだ。
-でも、このご時世、フィジカル・リリースにお金を出さない人が多くなっている中で、2枚組という大作を出すのは勇気の要ることだ、という声もありそうですが、そういうことは考えましたか。ある意味チャレンジですよね。
確かにチャレンジだし、この雲行きの中で2枚組のアルバムを出すのは、ちょっと怖くもあったよ。でも、これも僕らなりの反抗ってことなのかな。僕らの世代は、店に行ってアルバムを買って、大事に抱えて家に帰ってじっくり聴きながらアートワークも楽しみ……アルバムを1つの芸術作品として鑑賞することを知っている。その意味ではダブル・アルバムって最高の作品だよ。確かに業界の流れはアルバムよりもシングル・リリースに偏ってきているから、ダブル・アルバムのリリースはかなりのチャレンジだけど、だからこそこういう音楽の聴き方を楽しんでる連中もまだいるんだってことを見せたい……し、そういう人もまだまだ世の中にいると思うんだよね。今もてはやされているのが万人ウケする音楽だとしたら、僕らのは音楽を愛する人たちのための音楽。本当に音楽が好きだっていう人たちのために、僕らからちょっと古風で新しいものを提供してあげよう、っていう感じかな。
-ところで、アルバムのタイトルは『Opposites』で。Disc 1は『The Sand At The Core Of Our Bones』、Disc 2は『The Land At The End Of Our Toes』と、タイトルは完璧に韻を踏んでいますが……この2枚の差別化というか、収録曲の選び方は何が基準になっているんですか?
音楽のスタイルの違いとか、作り方の違いでは決してないんだよね。『The Sand At ~』は話題や題材が過去のこと……このアルバムを作るまでのバンドの道程なのに対して、『The Land At ~』はもっとこう、前に進もうとしているバンドの姿が出ている、という感じかな。最初のアルバムはかなりネガティヴで回顧調なのに対して、Disc2の『The Land At ~』の方がもっと前向きで、これから何を成し遂げていこうか、という展望や、人間や人生そのものへの希望が表れている。
LIVE INFO
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
WurtS
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ビッケブランカ × Salyu
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
WurtS
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
秋野 温(鶴)
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.10
-
SUPER BEAVER
鶴
リュックと添い寝ごはん
The Gentle Flower. / kalmia / Halujio ほか
荒谷翔大
Helsinki Lambda Club
超能力戦士ドリアン
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
- 2025.11.13
-
MONOEYES
ザ・クロマニヨンズ
PEDRO
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
YOASOBI
syrup16g × ZION
超☆社会的サンダル
さとうもか
Tempalay
キタニタツヤ
Rei
片平里菜
ドミコ
NEE
amazarashi
PENGUIN RESEARCH
Hump Back
- 2025.11.14
-
コレサワ
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
SCANDAL×ハク。
CVLTE
Rei
フレデリック
WurtS
超☆社会的サンダル
NANIMONO
go!go!vanillas
FINLANDS
EASTOKLAB
フリージアン
ゴホウビ
緑黄色社会
- 2025.11.15
-
MOS
チリヌルヲワカ
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
the paddles
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
Cody・Lee(李)
SCANDAL / 水曜日のカンパネラ / YONA YONA WEEKENDERS / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
YOASOBI
PIGGS
eastern youth
wacci
TOKYOてふてふ
超能力戦士ドリアン
ExWHYZ
CNBLUE
SPRISE
UVERworld
meiyo
Mrs. GREEN APPLE
フレデリック
ズーカラデル
ビレッジマンズストア
WurtS
すなお
NEE
暴動クラブ
崎山蒼志
フラワーカンパニーズ
リーガルリリー
THE BACK HORN
YJC LAB.
くるり
Nothing's Carved In Stone
"氣志團万博2025"
9mm Parabellum Bullet
INORAN
moon drop
PENGUIN RESEARCH
RELEASE INFO
- 2025.10.31
- 2025.11.01
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
- 2025.12.05
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号








