Overseas
PASSION PIT
2010年03月号掲載
Member:Nate Donmoyer(Dr) Ian Hultquist(Key&Gt)
Interviewer:佐々木 健治
2009年、エレクトロ・ポップの中でも、群を抜いたメロディと高揚感で世界中を虜にしたPASSION PIT。今回の来日公演では、そのアルバムのイメージをよりダイレクトに伝える素晴らしいライヴを披露してくれた。短い時間ながら、多幸感に包まれたダンスフロアがそこにはあった。科学の先に非科学的現象を生み出そうとする科学者のような彼らが生み出す煌きはどのように生まれてくるのか。今回は、来日したばかりだったPASSION PITのサウンド面でのキーマン、NateとIanに話を伺った。
-PASSION PITが、Michael Angelakosひとりのユニットから現在の編成になった経緯から教えてもらえますか?
Ian Hultquist(以下I):Michaelがまず『Chunk of Change』の曲を書いていた頃って、まだライヴでもMichaelが一人で歌っていただけだったんだ。僕はもともとあいつと一緒にバンドをやっていたから、ライヴを観に行ったんだ。「これはバンドでやろう」と声をかけたんだよ。それで、今のメンバーが揃ったんだ。皆、友達の友達だったんだけどね。
-そのバンドにしようとなった時にすぐにこの5人で固まったの?
I:最初にベースとドラムがいたんだけど、二人とも辞めてしまったんだ。それで、ベースにJeff Apruzzeseが入ったんだけど、長い間ドラムはいなかったんだ。ずっとドラムマシンを使ってライヴをやっていたよ。このままでやろうかという話もあったんだけど、JeffがNate Donmoyer と何度か一緒に演奏していたから知り合いだったんだ。それに、NateはどちらかというとDJとして知っていたんだ。パーティーをやっていたからね。それで、Nateがドラムをやるんだったら、絶対に悪いわけがないと思って、無理矢理「入れ!」みたいな感じでアプローチしたんだ(笑)。でも、そうすると予想通り凄くいい感じで。彼のパーティでPASSION PITのライヴをもうやっていたから、凄くいい形になったよ。
-Nateは、誘われた時はどう思った?
Nate Donmoyer (以下N):いろんなイベントにPASSION PITを誘っていたんだ。純粋に、PASSION PITみたいないいバンドがボストンのシーンにいるということに凄くエキサイトしていたんだ。もともと、Jeffとバンドをやっていたから、彼がいるバンドって感じで知って、ファンだったんだ。だから、アプローチしてくれた時は凄く光栄だったよ。他のバンドからも誘いはあったんだけど、まだ有名じゃないバンドって、いろいろ大変だからさ(笑)。PASSION PITはある程度成功していたから、そういう段階で入ることができたことは凄くラッキーだったよね。
-PASSION PITの音を作っていく中で、クラブ、ディスコのダンスフロアというものは意識しますか?
N:そうだね。まず、レコーディング中に参考にしていたようなアルバムが、ダンス・ミュージックだったんだ。プロダクションのやり方や、有名なダンス・ミュージックのプロデューサーのやり方は凄く参考にしたね。それから、曲の流れや作り方が普通のポップ・ソングとは少し違うんだ。なので、そういうダンスとポップのいいバランスを探しながら作っていったんだ。そして、ライヴでは皆が踊り続けてくれるような曲であることを目指してアレンジをしていったんだ。
-ちなみに、レコーディング中に聴いていたのはどんな作品ですか?
I:Quincy JonesがプロデュースしたMichael Jacksonの『Thriller』から、テクノ、ハウスまでいろいろ聴いたよ。DAFT PUNK、FAKE BLOOD、CAPSULEとか。とにかく幅広く聴いていたな。とにかく、音が大きくて、シンセがしっかり効いていて、人を躍らせるような音。僕達もスタジオで眠らずにモチベーションを上げるという意味もあったね(笑)。
-PASSION PITのメロディは凄く普遍的なポップ・ソングやソウル・ミュージックだったりもするわけですが、その楽曲を独自のダンス・ミュージックにしていく上で、どういったことにポイントを置くんでしょう?
N:そうだね。アレンジがやっぱり大事なんだけど、何度もライヴをやってきているから、ある程度成功の法則みたいなものは見えてきているんだ。経験の中でね。例えば、「Little Secrets」という曲では、リードのラインにヴォーカルが付いていったりしている。それにリズムが凄く面白いんだけど、その上で強度があるとか。
あとは、コード進行とかベース・ラインなんかのアレンジにはかなり注意を払うよ。それと、音にレイヤーをつけるんだ。何層も音を重ねていく。そういうことをしながら、曲のメロディを活かすようにアレンジしていくんだ。
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