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BLUR、生演奏で新曲「Under The Westway」「The Puritan」を公開&配信も開始

2012.07.03 22:08

BLUR、生演奏で新曲「Under The Westway」「The Puritan」を公開&配信も開始

7月2日(日本時間3日)、BLURが新曲2曲を生演奏で公開。バンドは英ロンドン市内の建物屋上に集合し、8月12日(現地時間)にハイド・パークで開催されるロンドン五輪閉会記念公演のために書き下ろした新曲2曲「Under The Westway」「The Puritan」をライヴ・パフォーマンスした。その模様は全世界にオンラインで生配信された。EMIミュージックのウェブサイトでその様子を見ることができる。

英国現地時間午後6時15分(日本時間3日午前2時15分)に「Under The Westway」、1時間後に「The Puritan」が披露された。直後には世界的に音楽配信もスタート。BLURがワールドワイド・シングルを発表するのは実に9年ぶりである。

現場となった建物があるのは、新曲のタイトルにもなっている“ウェストウェイ(ロンドン西部を貫く高架道路)”を背景に臨む秘密のロケーション。小雨が降り空模様が心配される中、鍵盤に向かうDamon Albarn(ヴォーカル)からは、アドリブで歌詞の“今日の青空”というフレーズを“灰色の空”と替え歌にするウィットも。1曲目が終わると、4人はパソコンの前に集合。BLUR海外公式ツイッターを通じてファンからの質問に直接答える“Q&A”が開始された。質疑応答は、こうして再び4人で集まりライヴを行った心境を問う内容から、各国ファンからのライヴ要請、好きなピザのトッピングの種類まで幅広いもの。“ブリットポップ戦争が過去のものとなった今、Gallagher兄弟のどちらかとコラボの予定は?”と訊かれ、Graham Coxon(ギター)が“ユルイ感じでね。僕は秋にNoelのサポート・アクトをやる予定だよ”と答える一幕も。また“ブラー解散の噂については?”という直球の質問には、Alex James(ベース)が“しないよ、少なくともあと10分はね”と、英国人らしいユーモアで切り返していた。

2曲目の新曲「The Puritan」ではDamonがミニ・アコースティック・ギターに持ち替え、アップテンポで楽しげなポップ・ソングを演奏した。差し挟まれるGraham&Damonによる“ラララーラーラー”のコーラス(そして歪んだギター音)に、“これぞBLUR”と膝を打った人も多いだろう。彼らの魅力の両極がそれぞれ正に凝縮された、新曲2曲のお披露目。演奏が終わった瞬間、顔を見合わせた4人が浮かべた笑顔が実に印象的だった。

なお新曲のうち「Under The Westway」はBLUR結成21周年(※英国では伝統的に21歳が成年とされた)を記念して8月1日にリリースされる『BLUR 21 BOX』にボーナス・トラックとして急遽追加収録されることになった。デビュー・アルバム『Leisure』のリリースから21年。BLURの作品の集大成がひとつのボックスに納められる。BLURの7枚のスタジオ・アルバムが65曲の楽曲やレア曲を含む5時間半を超える初公式リリース音源、3枚のDVD、コレクター向けの本、BLURの前身グループSEYMOUR時代の限定7インチ・アナログと共に収められる。


↓「Under The Westway」「The Puritan」の公開の様子
https://www.emimusic.jp/intl/blur/news/


『BLUR 21 BOX』の詳細は下記公式サイトにて
www.blur.co.uk/blur21
『BLUR 21 BOX』 国内盤(2012年8月1日発売)については下記ウェブサイトにて
https://emij.jp/blur/ (PC・携帯)

「Under The Westway」「The Puritan」各PC/スマホ配信サイトにて配信中


↓新曲2曲のリリック・ビデオも公開中

Blur: Under The Westway (official lyric video)


Blur: The Puritan (official lyric video)

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