Japanese
HIGH FLUX
2015年10月号掲載
Member:Kiyoharu Okabe(Vo) Taiju Wada(Composer/Manipulator)
Interviewer:山口 智男
ザ・チャレンジのメンバーとしても活躍しているTaiju Wadaが率いる変容的ダンス・ロック・バンド、HIGH FLUX。前作『02』でいわゆるバンドという形にとらわれない、まさに変容的なアプローチを印象づけた彼らが前作から10ヶ月、2ndミニ・アルバム『03』をリリース。今回のHIGH FLUXはKiyoharu Okabeをリード・ヴォーカルに据え、前作以上にロック色の濃いバンド・サウンドをアピール。前作とは正反対と言ってもいいアプローチが何ものにもとらわれないバンドの変容性を印象づけるが、今回、バンド・サウンドになった理由をWadaとOkabeに訊いた。
-前作から10ヶ月で新作をリリースなんて、HIGH FLUXの活動が波に乗ってきたことが窺えますね?
Wada:1年に1枚ぐらい出したいというのが基本的にあるんですけど、昨年末にやった前作『02』のレコ発ぐらいから、Okabeががっつり(HIGH FLUXの活動を)やるっていう感じになったので、それならバンドだけの音源をすぐに出した方が......前作はフィーチャリング・ヴォーカリストも交えた形でやってたんで、わかりやすいかなと思って、春ぐらいから曲を作り始めて。曲は春のうちにできあがってたんです。そこから詰めに詰めて。ギターもひとり増えたんで、アレンジも練り直しながらこの時期のリリースになりましたけど、今回は形になるまでは結構早かったですね。
Okabe:前作はヴォーカリストとしてそんなに参加できなかったので、今回は力を出し切りたかったんです。曲作りもTaijuと協力しあいながらがっつり関わることができたので、今作がまた新しいスタートになるんじゃないかって思ってます。
-OkabeさんとWadaさんの出会いや、OkabeさんがHIGH FLUXに加わることになったいきさつを改めて教えてもらってもいいですか?
Okabe:以前、FLAMING ECHOというバンドをやっていたころからTaijuがやっていたhare-brained unityと一緒にツアーを回ったりしていたんですよ。だからもう何年ぐらい?
Wada:10年ぐらい。
Okabe:FLAMING ECHOが活動休止してから僕は音楽活動からは離れた生活をしていたんですけど、急にTaijuから突然、連絡が来たんですよ。
Wada:ヘアブレが休止して、でもバンドはやるぞって思ったとき、ぱっと浮かんだのがこいつだった。前のバンドのヴォーカルとは真逆なんですよ。タッパもあるし、フロントマンとして存在感がある。自分が出せないものをいっぱい持ってるってところで、一緒にやったら面白いかなってずっと前から思っていて。お互いに自分のバンドがあったから実現しなかったんですけど、何か一緒にやったら面白いかもねって遊びで曲も作ったことがあったんですよ。それで声をかけたら、やろうかってなって、それがこのバンドの始まりではありますね。だから付き合いは本当に古い。HIGHLINE RECORDSのコンピレーションに、それぞれの前のバンドが参加して、それのレコ発で初めて会ったんですけど、ドラムに突っ込んで、ひとりだけ先に帰るってライヴ・パフォーマンスを見て、"こいつおかしいな"っていうのが第一印象でした(笑)。
Okabe:いや、そういうTaijuも眼光がひと際鋭くて、第一印象はとにかく怖そうでした(笑)。
Wada:そこから仲良くなって、一緒にツアーを回るうちに人となりもわかってきて。存在感という意味では、僕の周りにはそんなにいないってところで、声をかけたんですけど、参加したり参加しなかったりがありつつ(笑)。でも、このバンドを続けていくうえでは、フロントマンがいなくても"やりたい"という気持ちが前作のときはあったから、フットワークの軽さという意味では、フィーチャリング・ヴォーカリストというやり方も見せることができたし、今回みたいにバンドという形でがっつりやれるっていうのも見せることができたし、こいつにとっては自分ががっつり関われた作品も作れたし、結果的にはすごく良かったのかなって思いますね。
-HIGH FLUXに誘われたときは、固定のメンバーにこだわらないっていう話はあったんですか?
Okabe:そうですね。最初はいろいろなヴォーカルが歌うんだろうなぐらいに考えてました。
Wada:最初は固定でやりたかったんですよ。でも、みんな30歳を超えて、それぞれの生活があるから、フレキシブルにやるっていうのは実は後づけなんです。僕以外のメンバーを最初は発表しなかったのも固定できなかったからで。ただ、同時に僕が思っていないところで活動休止だ、解散だってなっちゃうのが嫌だっていう気持ちもあったから、ヴォーカルがいなくなろうが、ドラマーがいなくなろうが、僕が続ける限りHIGH FLUXになるっていう考えもあって。
-前回、『02』をリリースしたときは、そういうお話もされてましたよね。
Wada:今はほぼ固定メンバーになってるんです。でも、ギターを増やしたりして、そういうフレキシブルなところは残しつつですけどね。今後、まだ増えるかもしれないし、減るかもしれないし(笑)。
-さっきフットワークの軽さという言葉も出ましたけど、現在の6人にこだわっているわけではない、と?
Wada:今までは僕がひとりで曲を作って、歌詞も書いてたんですけど、今回はOkabeとふたりで作ったんです。だから、本当にバンド......いわゆるバンドだなって思ってるんですけど、曲を作りながら"ギターもう1本入れたい"という提案がOkabeからあって、"いいんじゃない"って入れてみて、今回はツイン・ギターをバーンと出してやってみました。ただ、それが正解かどうかは......もちろん今回は正解だと思ってますけど、ゆくゆくはわからない。ギターが3本になるかもしれないし、ドラムが2台になるかもしれないし、そのときかっこいいと思う音に対しての編成でありたいんです。ただ、ベーシックな形は最初から関わってるメンバーだと思うので、それはありきなんですけどね。僕ひとりでやりだすと、ソロ・プロジェクトになってしまうけど、今はなるだけバンドっていうモードではありますね。
-前作ではメンバーの名前を発表しましたけど、今回はついにアー写で顔を出していますね。
Wada:"出した方がいいんじゃない?"って声が結構あったんですよ。それならタイミング的にはここだろうって。音的にも出してもいいかなって、この6人でこの音が鳴ってるって思えたんで、わかりやすいかなと思って出しました(笑)。
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