BOMBAY BICYCLE CLUB|Skream! インタビュー
昨年、デビュー・アルバム『I Had The Blues But I Shook Them Loose』を発表し、そのユニークな音楽性によって注目を集めたBOMBAY BICYCLE CLUB。この独特のレイドバック感が漂うオルタナティヴ・サウンドは、まさにありそうでなかった音だった。その音楽性そのままの物静かな彼らに、BRITISH ANTHEMS後にインタビューを行った。
BOMBAY BICYCLE CLUB : Official-Site facebook myspace
Jack Steadman(Vo&Gt&B) / Suren De Saram(Dr) / Ed Nash(Gt&Key)
INTERVIEWER : 佐々木 健治
-今日はよろしくお願いします。
Jack Steadman(以下J):(Skream!の表紙を見て)あ、THE BAWDIESだ。さっき渋谷のタワーレコードで買ったばかりだよ。彼らは人気あるの?
-今は凄く人気が出てきていますよ。
J:かっこいいよね。
-昨日のライヴはいかがでしたか?
J:よかったんだけどね。サウンド・チェックもなかったし、僕のギターが五分前に壊れちゃってさ。ヒヤヒヤしたよ。五分以内にスタッフが直してくれたから、何とかなったよ。
-そうだったんですか。そういうのって、やっている時は気になるものじゃないですか?
J:忘れるように努力したよ(笑)。
-皆さんのバック・グラウンドを教えてもらいたいんですが。どういう音楽を聴いていて、バンドをやるようになったのでしょう?
J:最初はベースを弾いていたんだ。その後で独学でギターを勉強したんだ。テキストを見るわけじゃなくて、自分で工夫してコードを弾くようになって、面白くなっていったんだ。そういう変則的な習得の仕方の中で、自分らしい音が弾けるようになったと思うな。
Suren De Saram(以下S):父がミュージシャンだったから、小さい時から音楽をやっていたんだ。ピアノは5歳の時からだし、ドラムは9歳の時から。ジャズのドラムをやっていたんだけど、オーケストラで演奏するのも好きだった。そうやって音楽を続けていくうちに、BOMBAY BICYCLE CLUBに入ったんだ。
Ed Nash(以下E):友達からギターをもらって始めたんだけど、曲を聴いて耳でコピーをして、GUNS N' ROSESとかそこら辺のバンドの曲をやるようになったんだ。家でよくギター・ソロを弾いていたよ。そこから自分のバンドを結成したりした後に、このバンドを始めたんだ。
-では、ファースト・アルバム『I Had The Blues But I Shook Them Loose』は非常に素晴らしい作品だと思いますが、アルバム制作はいかがでしたか?
J:凄く長い時間がかかってしまったけど、良かったよ。3年くらい一緒に活動していたから、色んな時期の曲があるんだけどね。制作に入る時には、どの曲をどういう風にやるか明確に決まっていたから、そこは楽だったな。今回は、プロデューサーの趣味も幅広かったし、結構融通も利いたから、そういう意味でもやりやすかったかな。
-『I Had The Blues But I Shook Them Loose』というアルバム・タイトルも素敵ですが、このタイトルにはどういう意味が込められているんでしょうか。
J:A TRIBE CALLED QUESTのQ-tipのリリックなんだ。自分なりの解釈だけれど、気分が落ちている時に彼らの音楽を聴くことによって、セラピーではないけれど、気持ちを昂揚させてほしいっていう意味を想像しながら、この歌詞を聴いたんだ。それって、凄くいいメッセージだから、このアルバムのタイトルにしたんだ。
-BOMBAY BICYCLE CLUBの音楽は、一見シンプルに聴こえるけれど、様々な要素をミックスしながらもよく構築されていて、完成度も高いですよね。どういう風に曲はできあがっていくのでしょう?
J:ギターを手にして、ポロンと即興で鳴らしてみたものがそのまま曲になることが多いかな。曲は凄く手早く出来てしまうんだ。だから、今夜は曲を作るぞっていう時間を取っておいて、「よし、曲を作るぞ」っていう意気込んだ曲作りはできないんだ。本当に思ってもいない時に、ふっと曲が湧いてきたり、サウンド・チェックをしている時に曲が閃いたり、そういう風にして曲が出来ていくことが多いんだ。僕の寝室にスタジオを作っちゃったから、曲が出来たらそこで全パートを入れたデモを作るんだ。そのデモをメンバーに聴かせて、意見をもらいながら形にしていくんだよね。
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I Had The Blues But I Shook Them Loose
Price:¥2500 → ¥2180 by AmazonRelease : 2009-12-02
平均年齢19歳、CAJUN DANCE PARTYに続く才能として注目を集めるBOMBAY BICYCLE CLUB。THE STROKESもVAMPIRE WEEKENDも通過したまさに今の音であると同時に、THE PIXESやSMASHING PUMPKINS等の90年代USオルタナの影響もハッキリと。多彩なギターの音色、印象的なパターンを刻むドラム、憂いを帯びたメロディ。どれか一つが突出することなく、全体が絶妙のバランス感覚を保っている。音を詰め込みすぎず、隙間を大事にしたアレンジも素晴らしい。いい湯加減のドリーミーさ、レイドバック感も心地よいギター・ロック。個性的なバンドがひしめくUSインディに対する、UKからの一発回答。12月には来日も決定、2009年後半の主役はこいつらか!?
(佐々木 健治)- 2011.12.12
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Skream! Interview



































