Japanese
くるり、シングル4ヶ月連続配信リリース決定。第1弾「ワンダリング」9/12リリース。全国ツアー"くるりツアー25/26 〜夢のさいはて〜"開催も発表
2025.08.15 12:00
来年2026年に結成30年を迎えるくるりが、9月から12月にかけて、4ヶ月連続でシングルを配信リリースすることが決定した。
第1弾として、約1年ぶりの新作「ワンダリング」を9月12日にNOISE McCARTNEYよりリリース。力強いロック・バンドのアンサンブルに乗せて、軽快なハーモニーで幕を開ける。ヴァースのラップ調歌唱の後ろでは、新進気鋭のヴァイオリニスト 山田 周によるアイリッシュ・フィドル風のフレーズが縦横無尽に駆け回り、力強く歌心あふれるドラムは、旧知のドラマー GRACEの演奏。ブルース・ロックを演奏するバンド くるりを再認識しつつ、心地よくドライヴしながら楽曲を引っ張る佐藤征史(Ba/Vo)のベースも、少しいなたい岸田 繁(Vo/Gt)のギターも、ざっくりと大胆な楽曲構成/アレンジも、くるりらしくありながらとても新鮮な仕上がりとなっている。
そして、11月から来年1月にかけて全国14都市を巡る15公演の"くるりツアー25/26 〜夢のさいはて〜"を開催することも決定した。くるりオフィシャル・サポーターズ・クラブ"純情息子"では、年会費コース会員向けの最速チケット先行受付もスタートしているので、こちらもチェックしよう。
また、本日8月15日より、6月1日にくるりが出演した"NANO-MUGEN FES. 2025"のライヴ映像ショート動画がオフィシャルSNSで毎週公開されるとのことなのでお楽しみに。
■岸田 繁 コメント
くるり新曲『ワンダリング』に寄せて
奥田民生の『さすらい』を聴いたのは何年前だったろう。記憶というものは風化せずに、強く心に突き刺さったままその形や意味を変えていくことがある。
いつまで経っても怠け者の私は、さすらわぬまま、時が流れ去っていくことをじんわりと感じていた。
トラディッショナルにジェイムス・テイラーが詞をつけた『ワンダリング』という曲に出会った私は、心の中に柔らかい共感をおぼえた。そして慈悲に近い想いが湯水のようにこんこんと溢れ出した。
頑固で弱虫な、そして変化を恐れる自分自身の言葉を絞り出し、音楽をイメージにしたためることに成功した(ように思う)。
ここから先は私の物語でもあり、あなたの物語でもある。私に衝撃を与えたのは、先述した音楽家たちだけではない。心に突き刺さって抜けなくなった杭を、まるで親知らずを抜くようにググッと抜いた。その傷はなだらかに、そしてフラットになってゆく。ただ、親知らずという歯は、確かにそこにあったのだ。
変化を恐れずに旅を続けるということは、清水の舞台から飛び降りるような大袈裟なものではない。放浪とは、今までだらだらと生きてきたその結果だ。ただそれは決して怠け者の所作というわけではない。
私は私だ。どこかの誰かに権利を侵されるものでもない。杓子定規のようなものを使おうものなら、だだっ広い世界のことはおろか、自分自身のことは測れない。
そして、放浪とは孤独なものだ。孤独とは特別なものだ。誰かへの慈愛と、それが時空を超えて誰かに届くための祈りを生み出すための時間のことだ。
くるりを応援してくださっている皆さまへ。
お待たせしました。新曲『ワンダリング』を皮切りに、4ヶ月連続での新作リリースのお知らせです。
来る新作アルバムに向けて、久々にまとまった曲数の作品を鋭意製作中です。
今までのどの作品にも似ていない新しいくるりの作品群を、皆さまにお届けできるよう頑張ります。
▼リリース情報
くるり
配信シングル
「ワンダリング」
2025.09.12 ON SALE
▼ツアー情報
"くるりツアー25/26 〜夢のさいはて〜"
11月15日(土)KT Zepp Yokohama
11月23日(日・祝)和歌山 SHELTER
11月24日(月・祝)兵庫 神戸Harbor Studio
11月29日(土)香川 高松 Festhalle
11月30日(日)広島CLUB QUATTRO
12月10日(水)長野 CLUB JUNK BOX
12月12日(金)新潟 LOTS
12月16日(火)秋田 Club SWINDLE
12月18日(木)宮城 仙台 Rensa
[2026年]
1月11日(日)Zepp Fukuoka
1月18日(日)Zepp Sapporo
1月25日(日)Zepp Osaka Bayside
1月27日(火)Zepp Nagoya
1月30日(金)Zepp Haneda (TOKYO)
1月31日(土)Zepp Haneda (TOKYO)
[チケット]
ライヴハウス公演(Zepp公演以外)一般 ¥7,000 / 学割 ¥5,000(D代別)
Zepp公演 1Fスタンディング 一般 ¥7,500 / 学割 ¥5,500 / 2F指定席 一般 ¥8,500(D代別)
※学割:大学生OK 入場時学生証提示
■オフィシャルサポーターズクラブ"純情息子"(年会費コース)最速先行:~8月24日(日)23:59
https://junjoumusuko.com/news/detail/289
■一般発売:10月11日(土)12:00~
▼イベント情報
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
10月11日(土)、12日(日)京都 梅小路公園 芝生広場
開場 10:00 / 開演 11:30
出演
10月11日(土):くるり / ASIAN KUNG-FU GENERATION / [Alexandros] / Omoinotake / 佐野元春 & THE COYOTE BAND / 10-FEET and more
10月12日(日):くるり / ASKA / SHISHAMO / マカロニえんぴつ / RIP SLYME and more
[チケット]
前売 ¥12,000 / 当日 ¥13,000
学生前売 ¥9,000 / 学生当日 ¥10,000
2日間通しチケット ¥20,000 / 2日間通し学生チケット ¥16,000
※音博シート付
■オフィシャル・サイト:https://kyotoonpaku.net/2025/
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